レギュラーシーズン最終戦は逆転負けも、平良がホールドをあげて最優秀中継ぎのタイトルを獲得

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第25回戦 ライオンズ13勝11敗1分

 

試合開始:18:00 試合終了:21:08 試合時間:3時間08分 観衆:27,259人

 

ライオンズ 2-4 ファイターズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)根本(5)~鈴木(1)~長谷川威(1)~河野(1)~北山(1)
(L)エンス(2)~平良(1/3)~佐藤(2 1/3)~宮川(1 1/3)~十亀(1/3)~公文(2/3)~スミス(1)~森脇(1)

 

勝利投手:根本3勝3敗  セーブ:北山3勝5敗9S  敗戦投手:佐藤3勝4敗

 

本塁打
(L)中村12号2ラン(根本)

 

今日は昨日と違って消化試合。試合の勝ち負けより内容重視で見ていました。

 

試合開始前に武隈祥太投手がセレモニアルピッチでの現役引退表明。最近ファームで復帰したばかりだったのでビックリでした。

 

試合の方は先発のエンスが順調な立ち上がり。2イニングだけでしたが、CSに向けての調整登板になっていればいいですが。


2回裏にブルペンで平良が投球練習するという普段ではあり得ない光景が見られましたが、HPのタイトルをとらせるためのもの。相手にリードを許した状況だとつかないですからね。このような状況を作るためにも先発投手のエンスの役割が重要でした。


3回までは高校野球並のスピーディーな展開で20時過ぎには終わるのではというペースでしたが、4回と5回の得点が入ったイニングが長くなり、平均的なペースの試合になりました。


4回裏には久々にスタメン出場したおかわりさん(中村)が先制2ラン。CSでの起用法はわかりませんが、打の方で戦力になってもらわないと困るので。スタメンで打席に立たせて調整ということでしょう。


3回に平良が登板した後を引き継いで、ルーキーの佐藤が登板。代わり端はストレートのキレ、コントロールとも良かったのですが、5回に急に制球を乱して、清宮に押し出し死球、五十幡に押し出し四球を出して同点に追いつかれたところで降板。佐藤の後を継いで登板した宮川も野村に2点適時打を打たれて逆転を許しました。このあたりの投手がピンチを作っても抑えてくれれば、ブルペンはホントに盤石なものになるのですが。


打線は5回に呉念庭のヒットで追い上げの得点が取れそうでしたが、五十幡の好返球で得点にならず。6回以降はファイターズのリリーフ陣にほぼ抑えられた感じでした。


今日は一昨日に今年限りでの現役引退を表明した十亀剣投手の引退試合。最後の登板は7回表の最初の打者(石井)の場面でした。110km台のカーブを交えて、最後の4球目はストレートで空振り三振で登板を終えました。登板後は涙はなく、すがすがしい表情でした。

 

試合中は仙台と千葉の経過をチラチラ見ていましたが、試合が進むにつれて通信状況が悪くなりつながりにくくなりました。まずオリックスが逆転し、その後千葉でもマリーンズが逆転したあたりから、ホークスの歴史的なV逸になるのかもと思いながら経過が気になって仕方ありませんでした。昨日のアレがあって、まさか今日それが現実のものになるとは思いませんでした。2位のチームがライオンズにとってのCS1stステージの相手になるわけですから、結果が気になるのは当然です。現地に行く予定がある人は、ホテルや往復の交通手段確保がありますから私以上にドキドキしていたでしょうね。ちなみに私は今回のCSは諸事情で全く行く予定はありません。


今日でレギュラーシーズンは終わりましたが、今年は3年ぶりにその先があります。まずは次の土曜日からの福岡、そこで勝ち上がっても大阪で待ち受けるオリックスと厳しい相手ばかりですが、2011年を思い出して、先のことは考えずに一戦必勝でがむしゃらに戦ってもらえれば。9月上旬から中旬にかけて得点能力がほぼなく連敗が続いた時のようにいつまでも平常通りの運用で負けるのだけは勘弁です。

 

 

試合後はレギュラーシーズン最終戦セレモニー。選手会長高橋光成投手からの挨拶。

 

その後、監督が挨拶を行った後に選手たちが場内一周。相変わらずスタンドから遠い… 場内一周の際には今シーズン限定用に作ったこのゲーフラを掲げていました。大逆襲のシナリオが一番最後の一番大きな舞台まで続くことを祈りつつ。

 

今日の夕食は引退セレモニーの日に売り切れで食べることが出来なかったあの弁当。どうやら2軍戦で古巣のホームグラウンドで引退登板を行ったようで。引退セレモニーでの堀内爺さんからのコメントの通り、来年も今年と同じユニフォームを教える立場の一人として着てもらえると信じています。

9回に柳田のソロで追いつかれるも、延長11回に山川のサヨナラ2ランでホークスの胴上げを意地で阻止!

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第25回戦 ライオンズ10勝14敗1分

 

試合開始:18:00 試合終了:21:45 試合時間:3時間45分 観衆:27,313人

 

ライオンズ 3×-1 ホークス 【延長11回】 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)千賀(7)~甲斐野(1)~モイネロ(1)~松本(1)~藤井(2/3)
(L)松本(7)~水上(1/3)~平良(2/3)~増田(1)~スミス(1)~本田(1)

 

勝利投手:本田4勝2敗  敗戦投手:藤井5勝1敗3S

 

本塁打
(Sh)柳田23号ソロ(増田)
(L)山川41号2ラン(藤井)

 

ベルーナドームは相手チームに胴上げをさせるために存在する球場ではない!

 

ホークスの先発が9/4に福岡で観戦した時と同じ千賀だったのと、その試合は勝ち試合だったので、その時と同じくオグレディのTシャツに、We ARE ONEのマスクカバー。いわゆる験担ぎというものです。

naohosk.hatenablog.com

 

ライオンズは福岡遠征時の初戦に先発した松本が今日の先発。立ち上がりを見れば状態が大体わかる投手だと思っていますが、今日は最高に良かったですね。ストレートで押し込んで空振りも取れていたし、変化球の抜け球も少なかったです。
ピンチらしいピンチは、4回1死から牧原大と柳田に連打を打たれた場面と、6回の三森内野安打、牧原大バントでの1死2塁で柳田を迎えた場面くらいでした。6回は柳田の三ゴロでの平沼の好捕にも助けられました。


結局7回まで投げきって被安打5の無失点投球。四死球が1つだけというのが無駄なピンチを招くことなくしっかり抑えられた要因でしょう。やっぱりホークスには相性がいいんでしょうか。


打線はホークス先発の千賀相手に1巡目は手も足も出ずという感じでした。明らかに初回から飛ばしていて、ストレートの割合が高く、ストレートに狙いを絞っても打てる感じはなかったです。


チャンスが到来したのが、打線が2巡目に回る4回裏。源田と森友哉が連続ヒット、アグー(山川)が四球でつないで満塁のチャンスで、クリ(栗山)のセンター前ヒットで先制点。3本のヒットは全て初球打ち。ファーストストライクを捉えた打球でした。苦労して取った1点。結局千賀相手に打ったヒットはこの回の3本だけでした。2点目以降取るチャンスがなかったわけではありませんでしたが、取れなかったですね。取れていれば9回で決着をつけられたかもしれませんが。


8回からは両チーム継投に。ホークスは1点ビハインドでも勝ちパターンではなく甲斐野を投入。それでも1番からの好打順でライオンズは追加点を奪えず。一方のライオンズのブルペンの様子を見ると、8回が水上、9回が平良だと思っていましたが、この2人を8回に使ってしまいました。ベンチの意図はわかりません(おそらくホールドのタイトルの関係かと)が、9回はクリーンアップに回るので、1点リードで増田では厳しいだろうという悪い予感がしていました。


8回裏に追加点が奪えずに1-0のまま9回表へ。先頭の牧原大は初球をいい感じで捉えられたものの、センター正面への打球で1死。続く柳田には左中間に流す飛球を打たれ、スタンドまで運ばれて同点に。悪い予感が当たってしまいました。ただ逆転までは許さず9回裏へ。アグーから始まる打順でホークスはモイネロを投入してきて得点を奪えず。クリが内野安打で出塁し、その代走で出た滝澤が愛斗に初球を投じる前に牽制死。ここでもまた嫌な予感。


延長10回は両チーム得点できず。スミスはストレートがキレキレでした。さすがに158km表示は違う気がしましたが、ナイスリリーフでした。


11回は本田が登板。三森にライトオーバーの2塁打を打たれ、柳田を敬遠してデスパイネとの対戦は怖かったですが、ミスショット?で一飛。後で映像を見ましたが、見逃せば若干ボール球と思うような甘い変化球。ラッキーでした。


11回裏はホークスが藤井を投入。ライオンズはこの回で決めないと引き分けの可能性も考えられた打順のイニングだったので、想定通りの継投。外崎、源田への投球を見る限り打てそうな球はなかった気がしましたが、続く森友哉がセンター前へ運び2死1塁でアグーが打席。ネクストに代打でおかわりさん(中村)がいましたが、無理に勝負しなくてもいい場面ではあった気がします。しかし普通に勝負してくれて、4球目を完璧に捉えてレフトスタンドへサヨナラ弾を確信する打球。結局サヨナラ勝ちで目の前の胴上げを阻止しました。今まではこういう試合では悉くやられて、相手にいい思いをさせ続けてきたライオンズでしたが、今日は意地を見せました。9月に入って打線の調子が急降下したこともあり、福岡で1勝5敗。9/27の勝利と合わせて本拠地で連勝して少しは借りを返せたでしょうか。

 

ホークスは中継ぎをかなり使い、藤井とモイネロは今日で3連投。明日が最終戦なので必要な場面がくれば登板するのでしょうが、厳しい戦いになりそうな気がします。最後2連敗で終わるのではと帰りの電車で弱音を吐くホークスファンもいましたね。


明日は唯一蚊帳の外の試合になります(仙台と千葉は優勝がかかる両チームが関わる試合)。タイトル争いをしている人は獲得できるように(展開次第の人もいますが)、先発投手は調整登板させておきたいですね。エンスは予告先発なのでいいですが、與座あたりも先を考えて投げさせておいた方がいい気がします。

 

お立ち台はもちろんサヨナラ2ランを放った山川選手。試合前の円陣での発言の通りにチームは3点を取り、本人はプロ入り初のサヨナラ弾とのこと。最近試合前の円陣での言霊が怖いくらいに当たりまくってますね(今日は千賀から3点か、試合で3点かの微妙な違いはありましたが、大目に見て当たりでいいでしょう)。

 

実はベルドのレフト外野に参戦して最後に勝ったのはこの試合↓。3か月以上勝てておらず、今日も最終回に追いつかれて延長戦に入ったときは「今年はもうここでは勝てないのではないか。今日もまた勝てずに、胴上げを見せつけられる憂き目に逢うのかなの」と頭をよぎることもありました。

naohosk.hatenablog.com

 

 

ライオンズの順位は確定していましたが、相手チームの状況を考えると非常に重要な試合。9回であっさり終えることは出来なかったものの、劇的な形で終えられたのはCS以降のポストシーズンの戦いにいい影響を与えるような気がします。自分の参戦試合で勝つか負けるかはそれに比べればたいしたことではありません。

9回に1点差を追いつくも、延長11回に2イニング目の増田が2点を失い、7連敗

 

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第23回戦 ライオンズ13勝9敗1分

 

試合開始:14:01 試合終了:18:18 試合時間:4時間17分 観衆:27,475人

 

ライオンズ 4-6 イーグルス 【延長11回】 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)早川(6)~宋家豪(1)~西口(1)~松井裕(1)~ブセニッツ(1)~宮森(1)
(L)内海(1/3)~エンス(4 1/3)~森脇(1/3)~スミス(1 2/3)~公文(0/3)~宮川(1/3)~平良(1)~水上(1)~増田(2)

 

勝利投手:ブセニッツ3勝1敗  セーブ:宮森1勝1S  敗戦投手:増田2勝5敗30S

 

本塁打
(E)太田3号2ラン(エンス)、浅村27号ソロ(増田)
(L)外崎12号ソロ、愛斗9号ソロ(宋家豪)

 

今日は内海投手の引退試合ということで何としても勝って、連敗を止めて、セレモニーに臨みたい試合でした。

 

先発として内海投手が登板。初回の先頭打者の山崎剛一人を相手に登板。全球ストレートでカウント2-2からの5球目を二ゴロに打ち取り、現役生活19年間最後の登板を終えました。今日の投球ならもっと投げられた気もしますが・・・


初回の1死から本来の先発投手のエンスが登板。今日は全体的に制球が悪かったですね。イーグルス打線はもともと左打者が多いのですが、その左打者のインコースをうまく攻められていなかった気がします。制球の乱れもあり、5回2死までで100球近くを要しました。3回と4回には2イニング連続で満塁のピンチを招いたものの失点はせず。2回に太田に打たれた2ランによる2失点のみでしたが、内容的には大量失点して全くおかしくない内容でした。


先制点を取られると苦しいライオンズですが、5回にようやく内野ゴロで1点。その前の回に無死1、3塁のチャンスを作ったのですが、得点できず。相変わらず1点が遠いですね。


7回にスミスが2死を取った後に2連続四球を出し、左の小深田を迎えるところで左腕の公文にスイッチしたのですが、ライトオーバーの2塁打を打たれて3点ビハインドに。これで今日も負けを覚悟しました。


しかし今日のライオンズはここから粘りを見せ、直後の7回にイーグルス2番手の宋家豪から外崎、愛斗が連続でソロ本塁打を放って1点差。そのまま9回まで進み、9回裏はイーグルスのストッパーの松井裕相手に先頭の森友哉が3塁打を放ってチャンスメイクし、外崎の犠飛で同点に追いつき延長戦へ。


9回終了時点でライオンズのブルペンは増田と本田しか残っていなかったので、延長戦の早いイニングで決着をつけないと厳しいとは思っていました。


延長10回は1死から古賀が四球で出塁し、熊代がバントで送って2死2塁。イーグルスバッテリーは金子との勝負を選択。その金子が前進守備の外野を越える当たりを打てずに11回に突入。


増田が10回を9球で抑えていたのでイニング跨ぎでも大丈夫かなと思っていましたが、2イニング目の11回は打順的に厳しかったですね。浅村にバックスクリーンへの勝ち越しソロを許し、その後もつながれて、鈴木の犠飛でこの回に2失点。1点ビハインドなら何が起きるかわかりませんでしたが、さすがに2点は厳しかったです。浅村に勝ち越しソロを打たれた場面で、2塁ベースを回る辺りでビジター応援席に向かってガッツポーズされたのは悔しかったですね。こういうことはめったにやらない選手なので。


イーグルス戦3連敗になりましたが、内容的には3試合の中では一番ましかなとは思いました。とはいえ、勝たないといけないのですが。投手継投に関しては、エンスとスミスがイニング途中で交代したところと公文が左の小深田を抑えられなかったところが誤算だったでしょうか。


一時期は貯金11到達に失敗ということを6回くらい繰り返していたように思いますが、今日の敗戦でついに勝率が5割になってしまいました。現時点で自力CSの可能性が消えていますが、さすがに明日勝たないとBクラスがほぼ確定でしょう。開幕投手にどうにかしてもらわないと。

 

勝って行いたかったのですが、残念な結果の後に内海投手の引退セレモニー。

 

セレモニーに入る前に、2000投球回達成の連盟表彰式がありました。そういえばまだやっていなかったのですね。

 

続いてビデオメッセージ。内海投手の出身校である敦賀気比高校の東監督、それから読売ジャイアンツOBの阿部慎之助コーチ、高橋尚成さんから。現役のジャイアンツの監督からはなかったですね。


そして、グラウンドには内海投手がお世話になった監督4名のうち、最初の監督である堀内恒夫さん、高橋由伸さんが登場し、マイクを使ってスピーチしました。
高橋由伸さん:「テツ、また一緒にやれるかな
堀内恒夫さん:「これからは技術と経験を伝え、第2、第3の内海を育てて欲しいが、それをライオンズでやってほしいと思います」


指導者として一緒にやるのはどの球団なのか、堀内さんの「ライオンズでやってほしい」という言葉がどこまで本心なのかわかりませんが、堀内さんの言葉は自分を泣かせてくれる言葉でした。GMは「(来季のコーチ陣については)まだシーズン中なので・・・」と言葉を濁していましたが、専任での投手コーチ就任の打診は水面下でしてくれてはいるはず。一緒に自主トレを行っていたナベU(渡邉勇太朗)をはじめ、昨年までなかなか結果が出なかったものの、今季になって結果を出し始めた與座、本田あたりも影響を受けたということを聞いています。若手にいい影響を与える指導者になることは間違いないと思うので、永遠にとは言わないまでも、指導者としてのスタートは現在在籍しているライオンズで切って欲しいと切に願っています。

 

続いて家族(4人のお子様)から花束を。一番下の女の子も状況はしっかりわかっているようでした。次男の目の感じがお父さん(内海投手)にそっくりだなと。

 

最後に内海投手からのメッセージの後、場内一周。さらにはマウンド周辺で3回胴上げが行われ、セレモニーは終了しました。

 

写真を3枚並べてみましたが、1枚目の写真に私が入っていますね。というか内海投手からのメッセージ中のかなりの時間はこの角度の映像でしたね。

 

試合時間が4時間を超え、その後引退セレモニーがあり、セレモニーの後はグラウンドウォークがなく球場内の観客が一斉に西武球場前駅に向かったため、すぐには電車に乗ることができず。ということで、自宅に戻ったのが21時と、デーゲームでは考えられないような時間になってしまいました。まあ明日から仕事とは言っても、3日間行けばまた3連休なので、頑張りましょうということで。


今日は試合後にセレモニーがある人の弁当をと思ったのですが、確保しようとした時には既に売り切れだったので、こちらのベテラン選手の弁当を。これで450号本塁打記念のカードは2種類ともゲットです。

イーグルス投手陣に4安打に抑えられ完封勝ちを許し、5連敗で4位転落

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第21回戦 ライオンズ13勝7敗1分

 

試合開始:18:00 試合終了:21:03 試合時間:3時間03分 観衆:24,167人

 

ライオンズ 0-3 イーグルス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)田中将(7)~西口(1)~松井裕(1)
(L)松本(5)~本田(2)~スミス(1)~宮川(1)

 

勝利投手:田中将9勝10敗  セーブ:松井裕1勝3敗31S  敗戦投手:松本6勝6敗

 

本塁打なし

 

福岡で3タテを食らい、残り10試合になって、残り10試合全勝するつもりでなんて言っていたら、一昨日は今年2勝しかしていない鬼門の千葉で惨敗して迎えた今日。打線が点を取れる気配がほぼない状態なので、先制点を取られたらほぼジエンドのどん底状態。


1回表に早速2死からピンチを招いたものの、先発の松本が初回だけで30球を要しながらも何とかゼロに抑えてスタート。


2回と3回はともに三者凡退に抑えて迎えた3回裏。先頭の平沼がライト前ヒットで出塁。続く愛斗の打席で初球はバントの構えでボール。2球目にバスターエンドランのサインが出て、打者の愛斗は空振りしたものの、平沼の盗塁が決まり、無死2塁。さすがにこれでフリーに打たせるだろうと思いきや、バントのサインが出続けて、1球ファウルにして失敗して追い込まれた後、投ゴロで2塁走者を進められず。後続の外崎、金子も進塁打を打てず無得点。連敗が続くときは1-0の勝ちを狙うのではなく、大量得点での勝利で悪い流れを振り払ってもらいたいのに、こんな消極的な攻撃をしていたら、勝利の神様はライオンズ側に微笑んでくれるはずがありません。


消極的な攻撃で得点が取れなかった直後の4回表に先制点を許したのは起きるべくして起きた試合の流れ。打たれた松本にも責はあるかもしれませんが、投手にプレッシャーをかけることになった攻撃面での体たらくか大いに問題ありです。ベンチの消極的采配が選手の打撃にも影響しているかもしれませんね。


先発の松本は4回に先制点を許し、アップアップの状態だったのに、5回も続投。ピンチを招きながら何とか無失点に抑えて事なきを得ましたが、失点していたらと思うとゾッとします。ベンチは勝つ気があるのでしょうか。今日負けても4連戦で2勝か3勝すればいいなんて、普段の試合と同じく通常運転で呑気に考えているようなら、最後はBクラスで終わるでしょうね。今日負けて4位転落ですが。


今日の試合の数少ない収穫は2番手の本田が2イニングを一人も塁に出すことなく完璧に抑えたことでしょうか。せっかくリリーフがいい流れを持ってきてくれているのだから、野手陣はどうにかしないと。ホント情けないことこの上ない。


明日は朝そこそこの時間から用事があるので球場には行きません。今日のような中身のない試合を深掘りする気も起きないのでこの辺で。


明後日は内海さんのセレモニーを気分良く見られる展開にして欲しいなあ。

 

森友哉の100号本塁打記念カード付きのものを試合前に食しました。先週のおかわり焼きほどではなかったですが、購入には15分くらい並びましたね。

9回2死から同点に追いつくも、延長10回に近藤のソロで勝ち越しを許し3連敗

 

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第22回戦 ライオンズ11勝10敗分1

 

試合開始:14:00 試合終了:17:40 試合時間:3時間40分 観衆:27,516人

 

ライオンズ 1-2 ファイターズ 【延長10回】 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)伊藤(8)~石川直(2/3)~井口(1/3)~ロドリゲス(1/3)~河野(2/3)
(L)松本(7)~平良(1)~公文(1/3)~森脇(2/3)~増田(1)

 

勝利投手:井口2勝1S  セーブ:河野2敗1S  敗戦投手:増田2勝4敗29S

 

本塁打
(F)近藤7号ソロ(増田)

 

今日はナイターでオリックスとホークスの直接対決ということで、デーゲームでは何が何でも勝っておきたいところ。


先発の松本は前回の福岡に比べて球速表示が出ず、ストレートも高めに抜けるボールが時々あったものの、球威はあったようです。ファイターズ打線に助けられたこともあるかもしれませんが、7回被安打2の無失点。いらない四死球もありましたが、粘りのある投球だぅたと思います。


松本の好投に応えなくてはいけない打線ですが、一昨日までと同様に不発のままでした。ファイターズ先発の伊藤の状態は決してよく見えなかったのですが、得点のチャンスは初回と3回くらいでした。先頭打者を8イニングでたった1回しか出せないのではね。


ライオンズは先発の松本が7回まで投げた後、8回から継投。これがまたうまくはまりませんね。8回の平良は1死から四球をだしたのをきっかけに、近藤に右中間を破られて失点。後ろの打者を考えると、近藤とは無理に勝負しない選択肢もなくはなかったですが、得点圏に走者を置くことになるので。


0-1のまま終わりかと思いましたが、9回に登板したファイターズの石川直が制球に苦しみ、2死1、2塁からおかわり様(中村)のレフト前ヒットで、2塁走者の代走・滝澤が生還して同点に。さらに代打のクリ(栗山)が四球でつないで満塁まで行きましたが、サヨナラには至らず。ここで決めておかなくてはいけない場面でしたが、守備で西川を出していなかったら、9回の先頭の清宮の打球が左中間を破られていただろうと考えると致し方なし。西川は打率0割から脱出出来ませんね。


同点に追いついたのもつかの間。延長10回にマウンドに上がった増田が2死を簡単に奪いながら、またも近藤に今度はライトスタンドに持って行かれて、再度勝ち越しを許すことに。4人で3つのアウトをとることが割と多いイメージの増田ですが、出塁が本塁打ではね。


代打を9回で使い切ったので、10回裏は切るカードが残っておらず、源田がヒットで出たのみで、最後は将平(鈴木)の二ゴロ併殺で終了。勝たなくてはいけない大事な試合を落としました。


まあ、0-1から9回に一旦追いついただけ希望は持てますが、この打線の打てなさ加減だと、正直優勝は厳しいでしょうね。

 

今日の昼はおかわりさんの450号本塁打記念カードを手に入れるために、1塁側の天ぷらなかむらへ。しかし、列に並ぼうとした時点で既に売り切れということで、3塁側のおかわり焼き(お好み焼き)の店へ。購入に30分近くかかりましたが、カードは無事手に入れることが出来ました。

両チーム無得点で迎えた7回に外崎の2ランなどで奪った4点を4投手のリレーで逃げ切り、首位とゲーム差なしに!

 

本日のライオンズ戦(福岡PayPayドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第20回戦 ライオンズ8勝11敗1分

 

試合開始:13:00 試合終了:16:33 試合時間:3時間33分 観衆:33,742人

 

ホークス 1-4 ライオンズ

 

勝利投手:エンス10勝6敗     セーブ:増田2勝3敗29S   敗戦投手:千賀9勝5敗 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)エンス(6)~スミス(1)~公文(1)~増田(1)
(Sh)千賀(6 2/3)~泉(1/3)~甲斐野(1)~奥村(1)

 

本塁打
(L)外崎11号2ラン(千賀)

 

序盤の3イニング。ライオンズ打線はホークス先発の千賀相手に1人も出塁できず。一方のホークスはライオンズ先発のエンス相手に初回は2四球で1死1、2塁のチャンス、2回は2本の単打と死球で1死満塁のチャンスをそれぞれ作るも無得点。同じ無得点でも対照的な攻撃。ライオンズからすると相手に押される(相手の攻撃時間が長い)展開ではあったのですが、ピンチで先制点を許さなかったことが、昨日や一昨日とは違った展開につながったと思います。


ライオンズ打線は6回の先頭打者の若林のセンター前ヒットが出るまでは、2四球をもらってはいたもののノーヒット投球をされました。千賀のストレートは初回から150km台後半を連発、多投するフォークに全く合わずと、制球を乱してくれない限りは出塁も難しいくらいの出来でした。そんな中でも9番の若林が最近では珍しく比較的タイミングが合っていたような気がしました。


ライオンズはようやく7回に先制点を奪えたのですが、中盤の5回にも先頭の呉念庭が出塁、続く柘植がバントで送って1死2塁の状況で外崎が打席に入るという7回と同じ場面がありました。5回の場面では初球を打って一ゴロ。7回もカウント1-1からのフォークに対応できずに空振りしてしまったのですが、次の4球目に落ちの少ないフォークが来てうまく捉えました。最近思うようにヒットが出ずに打順を下げたことが良かったのかどうかはわかりませんが、今日の一発がいい方向に向いてくれれば。ファーストストライクから積極的に打っていくタイプでパンチ力があるので、1番打者よりは今日のような打順に置く方が相手にとっては嫌だろうと思います。


外崎の2ランの後、オグレディが四球を選び、若林が今日2本目となるヒットでつないで再びチャンスを作ったことも評価できます。この場面でホークスが投手交代してくるだろうと思ったのですが、「エースだから簡単には代えられない」「球数制限の110球(コロナ離脱後1軍登板2試合目だったので制限を設けていたとのこと)まで投げさせる」ということが悪い方に出ましたね。


さらに、昨日と一昨日の試合では塁上に走者がいる場面で呉念庭のエラーで失点を重ねて試合に敗れたのですが、それが今日はホークス側に出ました。オグレディ、若林が出塁して1死1、2塁の場面。将平(鈴木)の打球は一ゴロでうまく処理すれば併殺が狙えた打球だったのですが、捕球できずに外野まで転がる間に3点目。その後、源田と森友哉もヒットで続き、森友哉のヒットが適時打となって4点目。3点目と4点目はエラーがなければ入っていなかったかもしれない得点だったので大きかったです。


4点リードのなったこともあり、先発のエンスは6回で降板。序盤は力みがあったせいか、被打率が低い右打者の外角高めに抜ける球が時々見られたのですが、中盤以降は安定した投球でした。序盤で球数が嵩んだものの、6回まで無失点の投球。味方の援護点が全くない中でよく粘ってくれたと思います。


7回以降のライオンズの投手継投。7回にスミスが出てきたので、勝ちパターンでの起用順序を変えるのか、あるいはスミスが2イニングで増田に直接つなげるのか・・・なんて考えていました。スミスが1点を失い、8回は4-1とホールドシチュエーションで公文が登場。柳田から始まる打順で左右が交互に並ぶところでどこまで引っ張るのかなと思っていたら、1イニング投げ切らせました。無失点に抑えてくれたのですが、今日のような起用が僅差リードの展開で出来るのであれば、リリーフ起用の幅が大きく広がると思います。本来登板させるはずの水上が出てこなかったということは、状態がかなり悪いということなのでしょう。最近の登板では失点を重ねていますし。近々、平良が復帰予定とのことなので、このタイミングで一旦抹消して休ませてはどうかと思います。今年はレギュラーシーズンが終わった後、その先があるはずなので、そこでまたベストパフォーマンスを出してくれれば。


9回は火曜日以来中4日で増田が登板。登板間隔が少し空いたせいか、キレがだいぶ戻ってきたような気がしました。


今日、オリックスも勝ったため、ホークス、オリックスに我がライオンズと3チームがゲーム差なしで並ぶ展開になりました。今日の勝ち、負けが最終順位に響いてくる可能性も十分あるので、3タテを食らわずに終われて良かったなと思います。今回は最悪1つ勝てればいいかなと思っていたので、最低限の成績は出せたかなと。今回より12日からの同じ福岡での3連戦の方が大事だと思うので、それまでに攻撃面での状態を上げていってもらえれば。

 

ビジターなのでお立ち台は1人なのですが、先制2ランを放った外崎選手でした。本当なら2桁勝利に到達したエンス投手も上げて欲しかったのですが、ベルドではないので仕方ないですね。

 

レギュラーシーズンの順位、CSの開催場所がどこになるかは全くわからない状況ですが、CSでの遠征予定はないので、福岡とはまた来年ということで。

 

試合終了後、ドームを出たのが16:50くらいだったので、飛行機の時間までは比較的時間があったこともあり、空港のラーメン街で少し並んでから最後の豚骨ラーメンを。

 

保安検査所で少し並んだことで通過が遅くなり、選手が登場予定の便を見送ろうと搭乗口にダッシュしたのですが間に合わず。北側の検査所と南側の検査所ってこんなに離れていたっけ??


ということで、選手の便より少し後の別の航空会社の便で帰京。機内でのライオンズファンの数はコロナ前とそれほど変わらない気がしました。

 

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試合前には「かしいかえん」(昨年末で閉園)の跡地を訪問。駅前の立地ですが人気がほとんどなかったですね・・・

 

かしいかえんが閉園になっても最寄り駅の駅名は変わらず。東急東横線都立大学駅と同じく。

 

駅の改札を抜けたところに写真撮影スポット。直前に親子が写真を撮っていました。

初回に森友哉のソロで先制するも、2回以降に失点を重ねて、首位攻防3連戦で連敗

 

本日のライオンズ戦(福岡PayPayドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第19回戦 ライオンズ7勝11敗1分

 

試合開始:14:00 試合終了:17:10 試合時間:3時間10分 観衆:32,954人

 

ホークス 5-2 ライオンズ

 

勝利投手:板東2勝1敗    セーブ:モイネロ1勝1敗19S  敗戦投手:與座9勝6敗 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)與座(4 1/3)~本田(1 2/3)~公文(1/3)~森脇(2/3)~宮川(1)
(Sh)板東(7)~嘉弥真(2/3)~松本(1/3)~モイネロ(1)

 

本塁打
(L)森7号ソロ、中村10号ソロ(板東)
(Sh)今宮5号ソロ、デスパイネ8号2ラン(與座)

 

福岡3連戦の先発投手のマッチアップを考えると、勝つ可能性としては今日が一番高いだろうと思っていました。


初回に森友哉のソロで幸先良く先制し、その裏も先発の與座が四球を1つ出しながらも無失点に抑える無難な立ち上がり。


昨日の試合では5回に先制点を許した後に複数イニング続けて失点を許しました。ホークスの投手陣は勝ちパターンがしっかりしているので、中盤以降に追う展開になるとホークスペースなんですよね。


今日も2回に制球が甘くなった失投を今宮に2試合連続でスタンドに放り込まれてあっさり同点に追いつかれました。同点でそのまま進めば良かったのですが、3回裏には2死1塁からデスパイネに対してまたも制球が甘くなり、レフトスタンド前列に2ランを放り込まれて勝ち越しを許しました。さらに、4回にはグラシアルのヒットと谷川原の内野安打で得点圏に走者を進めた後、甲斐の打球が二塁手の外崎とライトの若林の間に落ちるラッキーなヒットとなり追加点。


投手にはもちろん失投はあるもので、致し方ない失点はどうしてもあるのですが、それを攻撃力で補えれば問題ありません。2018年、2019年とリーグ連覇を果たしたときがそうだったのですが、今年は打線の反発力が非常に低いです。


今日の試合でもわずか4本のヒットがイニングに1本ずつ単発で出ただけ。四死球をそれほどもらえたわけではなかったので、これでは点になりません。


失点を防がなくてはいけないのに、5回には一ゴロの処理の際にミスが出て5点目を失い、4点ビハインドに。


ホークス先発の板東が7回まで投げきり、その時点で4点リードだったので、8回と9回にホークスがどんな継投をするのか気にしていたのですが、昨日と同じく藤井→モイネロのリレーではありませんでした。8回は源田と森友哉の左2人が並ぶところで嘉弥真を投入し、2つのアウトを取ってから、右の松本にスイッチ。こうすることで藤井を使うことなく勝たせてしまいました。明日の先発投手は球数制限がまだかかるものだとは思いますが、勝ちパターンを1人温存したのは大きいように思います。


明日のホークスの先発はコロナから復帰後、1軍では2試合目の登板となる千賀。2019年の1イニング9得点とまでは行かなくても、球数を出来るだけ投げさせて、早い段階からリリーフを投入する展開にしたいところです。


首位攻防戦で3連戦3つとも負けて帰るわけにはいきません!

 

試合の前には、雨が結構強く降ってはいましたが、こちらも福岡遠征時恒例の太宰府へ。西鉄天神大牟田線での新規高架化の確認と、太宰府の駅前にある"これ"を食べるために行きました。

 

そして試合後は、こちらも当初の予定通りでもつ鍋。

5回に今宮のソロで先制を許した後に追加点を重ねられ、首位攻防3連戦初戦黒星で2位に後退

 

本日のライオンズ戦(福岡PayPayドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第18回戦 ライオンズ7勝10敗1分

 

試合開始:18:00 試合終了:21:32 試合時間:3時間32分 観衆:28,308人

 

ホークス 4-0 ライオンズ

 

勝利投手:東浜9勝6敗    敗戦投手:松本6勝5敗 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)松本(6 1/3)~宮川(2/3)~佐藤(1)
(Sh)東浜(5 2/3)~松本(1/3)~津森(1/3)~嘉弥真(1/3)~泉(1/3)~藤井(1)~モイネロ(1)

 

本塁打
(Sh)今宮4号ソロ(松本)

 

今日から首位攻防3連戦。1ゲーム差で首位をキープしているライオンズとしてはとりあえず3連敗は避け、まずは1勝はしたいところ。福岡遠征はコロナ禍後は初めてで3年ぶりになりますが、自分としては特に気負いはなく、九州へ向かいました。目的地は福岡なのですが、最初は熊本に向かいました(後述)。


試合なのですが、序盤と中盤の途中の4回までは投手戦でした。先発の松本は4回までに6三振を奪う投球で、いい意味で「らしく」ありませんでした。イニング制限のないリリーフのつもりで投げてくれると強い球がいくので、これくらいの投球が出来て全くおかしくはないのですが。今日のように0-0の展開では先制点を取りたいところなのですが、3回に鈴木のチーム初ヒットに外崎の四球で2人が出塁したのみ。打順が2巡目に入って、外崎にはストレートの四球を出し、東浜が制球を乱しかけたのですが、チャンスを掴みきれなかったですね。


とライオンズが点を取れない間に、ホークスが5回に今宮のソロで先制。フルカウントだったので、イニングの打者に対して四球を出したくないと制球が甘くなってしまった気がします。


5回の先制点の1点だけであれば、ライオンズにとってもどうにでもできる展開だったのですが、6回表に同点のチャンスを逸した後の6回裏に、2死3塁からデスパイネの三遊間を詰まった打球が抜けていき2失点目。6回裏は先頭打者の三森を三塁前へのボテボテの内野安打で出塁させ、その走者がかえってきてしまったので、運もなかったですね。この2点目がまずは痛かったかなと。


7回にも2死から鈴木のヒットで出塁も、外崎が凡退して得点できずでした。


6回のチャンスでは、2死から森友哉のセンター前ヒット、アグー(山川)への四球、呉念庭の投手横へのラッキーな内野安打で満塁のチャンスを作り、クリ(栗山)が打席。呉念庭の打球を処理する際にホークス先発の東浜が脚に異常が出たようで、一旦ベンチに戻って治療。再びマウンドに戻ってきたのですが、軽めに2球を投球練習として投げたところで降板。おそらくこの段階ではブルペンは用意していなかったと思うので、ホークスベンチは明らかに時間稼ぎをして、リリーフの準備をしていたのだと思います。しかも東浜の後に出てきたのが一旦抹消後に上がってきたばかりの松本裕樹。確かにベンチの信頼は厚く、勝ちパターンの7回を任せてもいい投手ではあるのですが。てっきり左の栗山なので嘉弥真を投入してくるモノと思っていました。結局6回の満塁のチャンスで得点を奪えず。ここが今日の試合結果につながってしまったでしょうか。


7回もホークスは1人1殺という感じで、先頭の愛斗に対して右の津森、続くオグレディと鈴木の左打者2人に対して嘉弥真を投入。この2人で終わらずに外崎まで回ったらどうするのかなと思っていたら、今度は右の泉を投入。ホークスのベンチが左右病というか、相手の打者の左右に対して徹底した投手継投をやってきました。ただ、マウンドで打者1人を相手するにしてもブルペンでそれなりの準備を行うことにはなるので、こういうことをしていると後々の11連戦の時の不安要素につながるでしょうね。今日の試合後の東浜の状況もそうですが。


7回裏にはダメ押しとなる2失点。1死2、3塁で甲斐の打球が三遊間に飛び、サードの呉念庭が弾いて失策にはなりましたが、捕球できていたとして3塁走者の本塁生還を阻止できたかどうかはわかりません。その後の三森の適時打がダメ押しのダメ押しになりました。2点でも苦しかったのに、3点、4点と終盤で追いかける展開になっては無理です。


4点リードになった8回は藤井、9回はモイネロと、登板間隔が空いていることもあってか、勝ちパターンコンビを登板させてきました。明日以降の試合のために粘りを見せて欲しかったのですが、得点を奪うには至らず。8回に投げた藤井は微妙な制球が出来ていないように見え、アグーと呉念庭の連続四球になったのかなと思います。


明日は何度も挑戦してなかなか到達できないでいるシーズン2桁勝利に與座が再度挑戦します。一回くらい捕手を変えてみてはどうかなと思いますが、ベンチがどう判断しますか。今日の敗戦で一旦は首位を明け渡しましたが、明日勝ってまた奪還すればいいです。

 

 

試合後は市営地下鉄の赤坂駅から少し歩いたところにある「元祖長浜屋」で長浜ラーメンを食してホテルに戻りました。お店は長浜の屋台通りに面したところにあるのですが、長浜の屋台、1軒しか営業していませんでした。コロナ禍もあって衰退してしまったのかもしれませんが、寂しい思いがしました。福岡市のホームページで屋台の公募を行っている理由がわかった気がします。

 

今回の遠征目的は福岡での3連戦の応援なのですが、午前中から昼過ぎにかけて熊本に立ち寄ってから福岡へ向かいました。藤崎台球場に昼過ぎに行ったのですが、何やら打球音が。九州独立リーグの試合もナイターのはずだし・・・と思っていたら、早出特打だったようです。ホームの火の国サラマンダースのチームバスが止まっていたので、この段階で選手は結構来ていたのかもしれません。ちなみにチアは正面入口の屋根下で練習を行っていました。

オリックスの宮城~阿部の投手リレーで完封を許し、3連戦負け越し

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.オリックスバファローズ戦第20回戦 ライオンズ11勝9敗

 

試合開始:17:00 試合終了:19:51 試合時間:2時間51分 観衆:19,784人

 

ライオンズ 0-6 オリックス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)宮城(8)~阿部(1)
(L)與座(7)~ボー・タカハシ(1)~内海(1)

 

勝利投手:宮城8勝6敗  敗戦投手:與座9勝4敗

 

本塁打
(Bs)宗3号3ラン(ボー・タカハシ)

 

訳あって4週ぶりのベルドでした。お盆過ぎとは思えないような涼しい中での試合でした。


2回に宗に死球を出した後、頓宮に左中間を破る2塁打を打たれて先制を許しました。6番一塁での起用が当たりましたね、オリックスベンチからすると。

 

先制された直後の2回裏に先頭のアグー(山川)がライトポール際へのフェンス直撃の2塁打で出塁。おかわりさん(中村)とオグレディ凡退後に愛斗がセンター前ヒットを放ち1、3塁のチャンスを作るも得点に至らず。普通の走力の選手であれば、最初の2塁打は3塁打に出来たはずなので、愛斗のヒットが同点の適時打になっていてもおかしくはなかったのですが、仕方ないですね。


先発の與座はうまくタイミングを外す投球はしていたものの、いい当たりを飛ばされていましたが、逆にそれが良かったかもしれません。球威で押し込んでいれば、内外野の間に落ちる不運なポテンヒットが生まれていたかもしれませんし。三振ゼロでよく7回2失点で抑えられたなと。7回の連続2塁打での追加点を許したのはもったいなかったですね。この失点で追い上げが苦しい展開になりました。この場面での追加点にも頓宮が絡みました。


2点ビハインドの8回には8/10以来の久々の登板になったボーがマウンドへ。シーズン序盤に見られた先頭打者へのストレート四球が出て、バントと見せかけて右方向への打球で無死1、3塁になったときは悪い予感しかしませんでした。1点やむなしと思っていたら、宗に3ランを食らって計4失点。これで試合が決まりました。ボーは登板間隔が空きすぎていたように思います。


8回表の攻撃が長かったせいか、オリックス先発の宮城が8回裏に崩れかけましたが、1死満塁で源田が併殺打で助けてしまい無得点。1点でも取っていれば明日につながったと思いますが。これでは椋木との対戦になる明日も不安です。


9回は敗戦処理の場面になり、40歳の内海が登板。出塁を許すも、最後は高校の後輩である吉田正を遊飛に打ち取り、無失点投球。3塁線へのボテボテのゴロをファウルと見切って見送るあたりがベテランらしさですね。経験の少ない投手だと、ファウルになる前に捕球して1塁に無理に送球して悪送球なんてこともありますから。あとはスピードガン表示が出ない投手には投球スタイルを参考にしてもらいたいです。


山本、宮城にひねられて連敗。ホークスが0.5ゲーム差、オリックスが1.5ゲーム差とすぐ下にくる展開になりました。明日の椋木を崩せるか非常に不安ではあります。仮に順位が入れ替わったとしても慌てないことですね。もちろん3タテを阻止すべく、明日は勝ってほしいですが。

イースタンリーグ公式戦 読売ジャイアンツvs.埼玉西武ライオンズ@江戸川区球場

イースタンリーグ公式戦】vs.読売ジャイアンツ戦第14回戦 ライオンズ6勝6敗2分

 

試合開始:13:00 試合終了:16:31 試合時間:3時間31分 観衆:1,327人

 

ジャイアン 13-7 ライオンズ

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)佐藤(2)~赤上(4)~松岡(2)
(G)木下(6)~戸田(1)~菊地(1)~山口(1)

 

勝利投手:木下2勝3敗   敗戦投手:佐藤1勝1敗

 

本塁打
(L)山野辺2号2ラン(戸田)、渡部9号ソロ(菊地)
(G)喜多2号ソロ、秋広5号2ラン(佐藤)、平間2号ソロ(松岡)

 

本来であれば先週のベルドの土曜日のマリーンズ戦に参戦予定だったのですが、諸事情により欠席。ライオンズ戦現地は約3週間ぶりです。

 

今日は6月中旬から球場現地のみでのチケット発売だったライオンズの2軍戦(読売のホームゲーム)に行ってきました。江戸川区球場は自分が就職して最初の勤務地がかなり近いところにあって、いつか中に入ってみたいと思っていたのですが、高校野球の東京都予選とかを見に行かない限りはなかなか入る機会がなく、中に入ったのは今日が初めてでした。以前の勤務地の近くということで、飲み会で行った何度か行った店が球場の近くにあり、入場前に昼飯を食べました(後述)。再入場は出来ないので、先に食べてから球場内に入るしかないんですよね。

 

昼飯を食べて、12時半過ぎに球場正面へ。まあ知っている人には誰にも会わないだろうと思い、今年のクラシックTシャツにハーフパンツの格好で向かったのですが、一昨年度に私の部下のだった人(読売ファン)と球場正面でまさかのバッタリ。指定席券は売り切れで、自由席券が若干数当日売りされていたようですが、余裕で買えたそう。自分は指定席を確保していたこともあり、当然ながら別々に観戦。

 

以下は今日の試合で気づいたことを備忘録的に。

 

(ライオンズ先発の佐藤)

コロナ感染後、イースタンリーグ公式戦では復帰登板だったでしょうか。

初回はゼロに抑えましたが、変化球で思うようにストライクがとれず。2回はストレートを狙い打たれていた感じでした。ストレートでも空振りがあまり取れておらず、上で投げさせるにはまだ時間が必要なように思いました。今日、左腕の佐々木が左肩後部の張りで抹消され、ブルペンの左腕枠が1つ空いたのですが、現時点ではその穴埋めには厳しそうでした。代わりとして内海おじさんを登録しましたが、40歳に連投させるわけにはいかないし・・・。

 

(ライオンズ2番手の赤上)

登板した最初のイニング(3回)は制球にばらつきがあり、松原、ウィーラーに連打を浴びて失点したものの、2イニング目と3イニング目は完璧な投球でした。球威はあるので、制球がもう少しつけば、1軍の敗戦処理枠には入れそうでした。

 

(ライオンズ3番手の松岡)

特に2イニング目は昨年までのライオンズの暗黒投手陣(1軍、2軍とも)を思い出させるような出来。成長をほとんど感じませんでした。1軍のブルペン陣が総じて崩れないので、今季1軍から呼ばれることはまずないでしょう。そろそろ1軍に足をかけるくらいのレベルには到達してもらいたいのですが。一応ドラ3なので。

 

(ライオンズ野手陣)

打撃で目立ったのは1番の川野と、途中出場した山野辺。山野辺は1軍経験がそれなりにあることもあり、2軍では格が違う印象。ファーストストライクを確実にとらえて、レフトへの2ランと適時打。打席での構えを今季途中で大きく変えましたが、引っ張り方向(レフト方向)への打撃しか出来なさそうに見えるのが気になります。2軍ではそれでもいいでしょうけど、1軍ではせめてセンター方向への打撃も出来ないと。

川野については、他のスタメン陣がなかなか結果が出せない中、2打席目の左中間を破る3塁打(チーム初安打)が素晴らしかったです。7回にも適時打を放ちました。

 

コロナ感染で離脱していた滝澤がイースタンリーグ公式戦では今日が復帰戦。先週末の練習試合(BCリーグなど)から戻ってきたようですが。4回のウレーニャの三遊間深いところへのゴロ処理など、守備では肩の強さを見せていました。滝澤が復帰したおかげで、外野手の岸と若林を交互に二塁でスタメン出場させる必要もなくなったのは何より。滝澤はこのまま2軍に置いておき、今季は打撃メインで鍛えるのがよいのではないでしょうか。1軍は優勝争いをしていて、なかなか出番を期待できないでしょうから。

 

今季開幕時から打撃で苦しんでいた渡部の本塁打を4打席目(今日の最終打席)で見られて何よりでした。

 

(番外編)

ジャイアンツの背番号17をつけてガタイのいい投手がブルペンにいるなと思ったら、8点リードの9回に登板しました。アメリカ帰りの山口俊です。投球を見ましたが、いい球とそうでない球の質の差が大きすぎるのと、いい球の割合が低いと思いました。1軍から声がかからない理由がよくわかりました。敗戦処理にベテランを置くのも難しいでしょうし。もう8月10日を過ぎているので、今年は1軍から呼ばれることはないのではないでしょうか。

 

 

両チーム点の取り合いになったこともあり、試合時間は約3時間半。1軍の平均的な試合より長かったです。試合後にライオンズのバスが球場正面に止まっていたので出待ちすることも考えましたが、試合終了が16時半を過ぎていたので、球場から出た後、まっすぐ最寄りの西葛西駅に向かいました。

 

試合前にはこちらの中華料理屋へ。お盆期間ということもあってか、中はぎっしり埋まっている感じではなく(奥の座敷席はがらがらだった)、注文してから15分くらいで料理が出てきました。定食(マーボー豆腐)で820円也。量のボリュームは十分でした。