イースタンリーグ公式戦 読売ジャイアンツvs.埼玉西武ライオンズ@江戸川区球場

イースタンリーグ公式戦】vs.読売ジャイアンツ戦第14回戦 ライオンズ6勝6敗2分

 

試合開始:13:00 試合終了:16:31 試合時間:3時間31分 観衆:1,327人

 

ジャイアン 13-7 ライオンズ

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)佐藤(2)~赤上(4)~松岡(2)
(G)木下(6)~戸田(1)~菊地(1)~山口(1)

 

勝利投手:木下2勝3敗   敗戦投手:佐藤1勝1敗

 

本塁打
(L)山野辺2号2ラン(戸田)、渡部9号ソロ(菊地)
(G)喜多2号ソロ、秋広5号2ラン(佐藤)、平間2号ソロ(松岡)

 

本来であれば先週のベルドの土曜日のマリーンズ戦に参戦予定だったのですが、諸事情により欠席。ライオンズ戦現地は約3週間ぶりです。

 

今日は6月中旬から球場現地のみでのチケット発売だったライオンズの2軍戦(読売のホームゲーム)に行ってきました。江戸川区球場は自分が就職して最初の勤務地がかなり近いところにあって、いつか中に入ってみたいと思っていたのですが、高校野球の東京都予選とかを見に行かない限りはなかなか入る機会がなく、中に入ったのは今日が初めてでした。以前の勤務地の近くということで、飲み会で行った何度か行った店が球場の近くにあり、入場前に昼飯を食べました(後述)。再入場は出来ないので、先に食べてから球場内に入るしかないんですよね。

 

昼飯を食べて、12時半過ぎに球場正面へ。まあ知っている人には誰にも会わないだろうと思い、今年のクラシックTシャツにハーフパンツの格好で向かったのですが、一昨年度に私の部下のだった人(読売ファン)と球場正面でまさかのバッタリ。指定席券は売り切れで、自由席券が若干数当日売りされていたようですが、余裕で買えたそう。自分は指定席を確保していたこともあり、当然ながら別々に観戦。

 

以下は今日の試合で気づいたことを備忘録的に。

 

(ライオンズ先発の佐藤)

コロナ感染後、イースタンリーグ公式戦では復帰登板だったでしょうか。

初回はゼロに抑えましたが、変化球で思うようにストライクがとれず。2回はストレートを狙い打たれていた感じでした。ストレートでも空振りがあまり取れておらず、上で投げさせるにはまだ時間が必要なように思いました。今日、左腕の佐々木が左肩後部の張りで抹消され、ブルペンの左腕枠が1つ空いたのですが、現時点ではその穴埋めには厳しそうでした。代わりとして内海おじさんを登録しましたが、40歳に連投させるわけにはいかないし・・・。

 

(ライオンズ2番手の赤上)

登板した最初のイニング(3回)は制球にばらつきがあり、松原、ウィーラーに連打を浴びて失点したものの、2イニング目と3イニング目は完璧な投球でした。球威はあるので、制球がもう少しつけば、1軍の敗戦処理枠には入れそうでした。

 

(ライオンズ3番手の松岡)

特に2イニング目は昨年までのライオンズの暗黒投手陣(1軍、2軍とも)を思い出させるような出来。成長をほとんど感じませんでした。1軍のブルペン陣が総じて崩れないので、今季1軍から呼ばれることはまずないでしょう。そろそろ1軍に足をかけるくらいのレベルには到達してもらいたいのですが。一応ドラ3なので。

 

(ライオンズ野手陣)

打撃で目立ったのは1番の川野と、途中出場した山野辺。山野辺は1軍経験がそれなりにあることもあり、2軍では格が違う印象。ファーストストライクを確実にとらえて、レフトへの2ランと適時打。打席での構えを今季途中で大きく変えましたが、引っ張り方向(レフト方向)への打撃しか出来なさそうに見えるのが気になります。2軍ではそれでもいいでしょうけど、1軍ではせめてセンター方向への打撃も出来ないと。

川野については、他のスタメン陣がなかなか結果が出せない中、2打席目の左中間を破る3塁打(チーム初安打)が素晴らしかったです。7回にも適時打を放ちました。

 

コロナ感染で離脱していた滝澤がイースタンリーグ公式戦では今日が復帰戦。先週末の練習試合(BCリーグなど)から戻ってきたようですが。4回のウレーニャの三遊間深いところへのゴロ処理など、守備では肩の強さを見せていました。滝澤が復帰したおかげで、外野手の岸と若林を交互に二塁でスタメン出場させる必要もなくなったのは何より。滝澤はこのまま2軍に置いておき、今季は打撃メインで鍛えるのがよいのではないでしょうか。1軍は優勝争いをしていて、なかなか出番を期待できないでしょうから。

 

今季開幕時から打撃で苦しんでいた渡部の本塁打を4打席目(今日の最終打席)で見られて何よりでした。

 

(番外編)

ジャイアンツの背番号17をつけてガタイのいい投手がブルペンにいるなと思ったら、8点リードの9回に登板しました。アメリカ帰りの山口俊です。投球を見ましたが、いい球とそうでない球の質の差が大きすぎるのと、いい球の割合が低いと思いました。1軍から声がかからない理由がよくわかりました。敗戦処理にベテランを置くのも難しいでしょうし。もう8月10日を過ぎているので、今年は1軍から呼ばれることはないのではないでしょうか。

 

 

両チーム点の取り合いになったこともあり、試合時間は約3時間半。1軍の平均的な試合より長かったです。試合後にライオンズのバスが球場正面に止まっていたので出待ちすることも考えましたが、試合終了が16時半を過ぎていたので、球場から出た後、まっすぐ最寄りの西葛西駅に向かいました。

 

試合前にはこちらの中華料理屋へ。お盆期間ということもあってか、中はぎっしり埋まっている感じではなく(奥の座敷席はがらがらだった)、注文してから15分くらいで料理が出てきました。定食(マーボー豆腐)で820円也。量のボリュームは十分でした。