7回まで競った展開も終盤に大量点を許し、連勝ならず

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第5回戦 ライオンズ3勝2敗

 

試合開始:14:00 試合終了:17:13 試合時間:3時間13分 観衆:20,109人

 

ライオンズ 2-8 イーグルス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)瀧中(6)~酒居(1)~宋家豪(1)~西垣(1)
(L)隅田(6)~本田(1)~佐藤隼(1)~ヤン(1)

 

勝利投手:酒居1勝  敗戦投手:佐藤隼1敗

 

本塁打なし


2回に2死1塁から古賀の右中間を破る3塁打で幸先よく先制。古賀の3塁打というなかなかレアなものを見せていただきました。そこまでは良かったのですが、直後の3回表に2死から連続適時打で逆転を許しました。先頭の小郷が出塁、村林が送って1死2塁の場面での浅村への四球が逆転につながってしまいました。スコア以上に制球に苦しんでいた印象でした。


先発の隅田は4回あたりからようやく立ち直ったかと思ったのですが、6回に先頭の阿部に2塁打を許してピンチを招き、何とか無失点に抑えたものの、この回で球数が100球を越え、6回を投げ終えたところで降板。制球に苦しんで球数を要してしまったように思います。


打線は2回に先制した後は、3回から5回までほぼノーチャンス。6回に2死2塁から龍世(佐藤龍)が今日2本目のヒットとなる適時打を放ってようやく同点に。今日のイーグルス先発の瀧中には、以前9回1死までノーノーをやられたことがありますが、今日も崩せそうで崩せなかったですね。


7回からはリリーフ勝負。ライオンズは先発投手のレベルは高いのですが、僅差で終盤のリリーフ勝負に持ち込まれると弱いですね。今日も本来であれば甲斐野を投入したであろう8回に佐藤隼を投入。先頭の鈴木に初球死球を与え、バントで1塁走者を2塁に進められた後、辰己にはストレートの四球。制球が大荒れでしたね。石原に右中間への適時2塁打を浴び、四死球で出塁を許した2人の走者を還してしまい、勝ち越しを許しました。


今の打線の状況では、8回の勝ち越しの2点だけでも非常に重いと思いましたが、9回にダメ押しとなる4失点。2死満塁から辰己に許したライトオーバーの走者一掃の3塁打は外野が本職の人が守っていれば取れていたのかもしれませんが、守備力が下がることは織り込み済みで起用されているわけなので、使っている首脳陣にも、頭を越されてしまった山村にも文句は言えません。成長過程で起きていることなので仕方ありません。


その山村ですが、9回の最後の打席で結果を出しておかないと…と思っていたら、思い切り引っ張っての二ゴロ。4→6→3と転送されたのですが、全力疾走のおかげで併殺は免れました。それは良かったのですが、この時の走塁で右太ももを傷めてしまったらしく、肩を抱えられてベンチに下がっていく様子がレフトスタンドからも見えました。おそらく故障での離脱になると思われますが、せっかくチャンスをもらって、経験を積まなくてはいけない時期だったのに、こういうことになってしまい非常にもったいないですね。ただやってしまったのは仕方ないので、まずは故障個所をしっかり治すことですね。


なかなか複数日続けて気持ちのいい試合になりませんね。野手に関しては戦力が足りていないと思うので、多くは望まないのですが、近い将来これだけ苦しい時代があったなといい意味で振り返ることのできる時が来てほしいと思います。


最下位争いのこの3連戦。さすがに勝ち越しておかなければマズいですね。ホームでやっているわけですから。

 

ちなみに個人的には今シーズンの公式戦、試合開始から参戦した試合は全敗(4戦4敗)。途中から参戦して勝った試合はありますが、自分が行ってからはチームが得点していません。なかなか辛いものです…