7回に代打・岡の2点適時打で逆転を許し、先発・隅田はプロ入り初のシーズン2桁勝利ならず。今季の5位が確定。

本日のライオンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)の結果

 

vs.千葉ロッテマリーンズ戦第23回戦 ライオンズ8勝15敗

 

試合開始:14:00 試合終了:16:53 試合時間:2時間53分 観衆:23,781人

 

マリーンズ 3-2 ライオンズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)隅田(8)
(M)メルセデス(5)~横山(1)~中村稔(1)~西村(1)~澤田(1)

 

勝利投手:中村稔2勝1敗  セーブ:澤田2勝1S  敗戦投手:隅田9勝10敗

 

本塁打
(M)和田3号ソロ(隅田)

 

今日は2023シーズンの現地参戦最後の試合。昨日の敗戦でライオンズはCS進出の可能性を絶たれたため、予想通り大幅な選手の入れ替えがありました。ただ今日は先発投手の隅田が初のシーズン2桁勝利がかかる登板だったので、登録を抹消されずに残ったメンバーのうち、レギュラークラスは全員スタメンで出るだろうとは思っていました。


試合は結果的には今季のライオンズを象徴するような、「チャンスは作るけれども思うように得点に至らない」展開が続きました。マリーンズ先発のメルセデスが制球に苦しみ、ライオンズは四死球をもらってチャンスを作れていたにも関わらず、得点を奪ったのはようやく5回になってから。5回に得点を取るまでの間にもチャンスはあったのですが、バントで送るべきところで送れなかったり、得点圏まで走者を進めてもその後の一本が出なかったりということで、点が取れませんでした。これだけ得点が取れないと、「点を取りたくないのではないか」と思ってしまうほどです。今日のメルセデスであれば、うまく攻略出来れば序盤でKOできた可能性もありましたが、ただ球数を投げさせただけで5回まで投げさせてしまいました。
5回と6回に1点ずつを奪いましたが、やはり序盤で得点を奪えなかったのが終盤において響きました。先発・隅田は序盤から球数が少なく、効率よくマリーンズ打線を抑えていました。ピンチらしいピンチは5回に2人の走者を塁上に出したシーンくらいだったと思います。3回の和田の先制ソロはうまくスタンドまで運ばれた感じでした。


隅田は中盤まで何とか最小失点でしのいできましたが、7回は耐えきれなかったですね。5回と同様に荻野貴を打ち取れれば良かったのですが、ストレートの四球で満塁にしたのが良くなかったですね。続く代打・岡にレフト前に運ばれて、3塁走者だけでなく2塁走者(和田)も生還して逆転を許しました。前回登板でオリックス・山本由伸に投げ負けてしまいましたが、山本由伸クラスの投手と互角に投げ合い、投げ勝ちたいのであれば、今日の7回のようなピンチは抑えて当然にならないといけないでしょうね。


シーズン2桁勝利がかかるため、逆転されてもそのまま投げ続けて、結果的に8回3失点での完投負け。シーズン2桁勝利は来シーズンに持ち越しになりました。今年はシーズン序盤に昨年と同様なかなか勝てない時期があったものの、最終的には9勝まできました。春先から着実に白星を重ねることが出来れば、必ずや2桁勝利、さらには+α上乗せした勝利を期待してよいと思います。この秋、そして来年の春で一皮むけた隅田投手を見たいですね。

 

試合前にはマリン恒例の"これ"を食べました。

 

スタメン発表の前くらいの時間帯に、ブルペンからグラウンドに登場したマキノン選手(本日登録抹消)。早速3塁側内野スタンドで簡易な写真会やサイン会が行われていました。もちろん球団は来季も契約してくれると信じています。

 

今シーズンは日曜のナイターを極力回避したり、マリンの参戦回数を控えたりしたのですが、結果的に41試合に参戦し、17勝23敗1分(勝率.425)で終了しました。試合中にイライラさせられるようなプレーや采配も多々ありましたが、10年以上ぶりに行った広島や南九州(宮崎、鹿児島)の遠征は楽しかったです。

 

雨天などでの中止がなければ、ライオンズのレギュラーシーズンは明後日(10月\3日)で終了。以降は真剣勝負の試合はないので、来シーズンの日程が発表されるのを楽しみに待っていようと思います。

 

ではまた来年!(ファンフェスタは今のところ行く予定です…)