先発・今井が8回まで2失点と粘投も、7回に浴びた若月の適時打が決勝点となり、連勝ならず

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.オリックスバファローズ戦第16回戦 ライオンズ5勝11敗

 

試合開始:17:01 試合終了:20:10 試合時間:3時間09分 観衆:23,735人

 

ライオンズ 1-2 オリックス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)山下(6 2/3)~阿部(1/3)~山崎颯(1)~平野佳(1)
(L)今井(8)~ボー(1)

 

勝利投手:山下9勝3敗  セーブ:平野佳3勝1敗17S  敗戦投手:今井6勝3敗

 

本塁打
(Bs)頓宮13号ソロ(今井)

 

オリックス先発の山下舜平太とは今季4度目の対戦。いずれも攻略できずにうち2度(開幕戦とGW)は白星を献上。今日も先制点を許すと厳しい展開になるだろうと思っていました。


立ち上がりから両先発投手の投手戦でした。先にオリックスが2回表にチャンスを作り、セデーニョ、頓宮の連打で無死1、2塁のチャンスを作ったのですが、続く宗のピッチャー返しのゴロを源田がうまく捌いて併殺打に。センター前に抜けるか、1つしかアウトが取れていなければ、この回に先制点を許していた可能性が高いので。


2回裏にライオンズも先頭の外崎がセンター前ヒットで出塁も、後続の打者が走者を全く進められず。


4回まで両チーム無得点でしたが、5回表の先頭打者の頓宮が初球をレフトへ放り込み、先制点を許すことになりました。ヒットでつながれての先制点でなかったのが良かったでしょうか。直後の5回裏に、先頭の古賀がセンター前ヒットで出塁し、長谷川が送って、1死2塁の場面でペイトンがライト線への2塁打を放って、あっさりと同点に追いつきました。ペイトンは今日の試合ではこれが唯一のヒットでしたけど、来シーズンの残留に向けて必死にアピールしていますね。
1-1の同点で迎えた7回表に今井がピンチを招き、1死1、3塁のチャンスで中川圭太を迎えたのですが、粘られるも三振を奪って2死に。続く若月は2打席とも抑えていてほっとしたのかはわかりませんが、カウント0-2と追い込んだ3球目をライト前に運ばれて勝ち越し点を許しました。非常にもったいない1球でしたね。2死までこぎつけたので、何とか同点のままで裏の攻撃につなげたかったですね。


今日の勝敗のキーポイントは7回裏の攻撃。先頭の岸が死球を食らって無死1塁。続く古賀はバントで送るだろうと思っていたら、初球がボール。2球目も同じ作戦だろうと思いきや、ベンチが欲が出たのか、併殺打を嫌ったのかはわかりませんが、エンドランのサインが出て、打者の古賀が空振り。1塁走者の岸は2塁で刺され、貴重な走者を失うことに。1点ビハインドの終盤、1塁走者は非常に大事な走者なので、得点につながったかはさておき、まずは得点圏に確実に進めるべきでした。この采配は今日の一番の反省材料だと思います。


先発の今井は8回まで125球を要しながら2失点で投げぬきました。7回で代わるだろうと思ったのですが、8回も続投でした。平井、増田の両方が連投になることを避ける意図だったのかはわかりませんが。オリックス打線の1~3番から3連続三振を奪ったのが2度ありましたが、計10三振。ストレートも変化球も抜群のキレだったと思います。頓宮のソロ、若月の適時打、いずれももったいない投球でした。


ライオンズ打線は今回もオリックス先発・山下を攻略できず、7回の2死目を長谷川から奪ったところで逃げられました。8回は山崎颯にあっさり三者凡退に抑えられ、9回は抑えの平野佳相手におかわりさん(中村)がヒットで出塁も、得点できずに試合終了。首位のオリックス相手に連勝するのは難しいですが、もう少しいい戦い方は出来ただろうなとは思いました。

 

今日は開門直後に入場できるタイミングでドームに向かいました。ライオンズフェスティバル限定のこれ↓をゲットするためです。