先発・隅田が5回途中3失点で降板後、2本の満塁本塁打を浴びて大敗

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第2回戦 ライオンズ2敗

 

試合開始:14:00 試合終了:17:17 試合時間:3時間17分 観衆:27,609人

 

ライオンズ 2-11 ホークス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)モイネロ(8)~村田(1)
(L)隅田(4 2/3)~水上(1 1/3)~中村祐(1)~豆田(1)~糸川(1)

 

勝利投手:モイネロ1勝1敗  敗戦投手:隅田2勝1敗

 

本塁打
(Sh)山川2号満塁(水上)、3号満塁(豆田)

(L)アギラー1号2ラン(村田)

 

昨日に続いての現地。今シーズン初めての連戦です。


初回に柳田の芸術的ともいえるレフト線への2塁打で先制点を許しました。ホークス先発のモイネロとライオンズ打線を照らし合わせた時、1点でもかなり重いなと感じました。


3回に招いた2死満塁のピンチはなんとか切り抜けましたが、5回の無死満塁は切り抜けられなかったですね。というか降板間近の5回あたりは変化球中心になっていて、苦しい投球でした。せめて5回は投げきってほしかった(ベンチも隅田に任せてほしかった)ですが。


この時点で3点ビハインドだったので、当然勝ちパターン以外の投手による継投になるわけですが、なかなか抑えられなくてダラダラとした展開になりました。


隅田が降板後の2番手として登板した水上は最初のイニングは良かったですが、イニング跨いだらダメ。8回に登板した豆田も結局はストレートに頼る投球で満弾被弾。9回の糸川も何とか無失点という感じでした。昨日からっきしだった奴に2打席連続の満塁弾を被弾。そりゃ昨日の先発の今井や今日の先発の隅田のクロスファイヤーのストレートに比べてはるかに球威で劣るストレートで勝負すれば打たれて当然。投げさせた捕手、そのサインに首を振らずに投げた投手はどちらも大反省が必要。打たれた2人は今の状態なら敗戦処理でも厳しいと思います。豆田に関しては、困ったときに頼れる変化球を1つでもいいので磨いてほしいですね。


大量ビハインドの展開になったので仕方のない面はありますが、1軍出場経験の比較的少ない野手には1打席を大事にしてほしかったですね。将来生かされる場面が絶対くると思うので。唯一良かったのはアギラーにようやく一発が出たこと。最近は結果がなかなか出ていなかったので、最後の打席をきっかけに調子を取り戻してもらえれば。

 

昨日、今日と何だか奴を抑えることが第一目的のようになっているのではないかと感じました奴を抑えても試合に勝たなきゃ全く意味がない。負けたら笑いものですよ、ホントに。挙げ句の果てに今日は試合後半で2打席連続の満塁弾を食らうという。2打席連続での満塁弾は日本プロ野球の歴史で史上2人目(2006年の二岡さん以来)、パリーグでは初だそうです。


2打席連続の満塁弾を打って8打点なのだから、当然ヒーローインタビューに出てくると思ったら、色の黒い先発投手が登場。1本目の満塁弾の時はいつも通りのどすこいパフォをやったのに、2本目の時はこじんまりとやって。そして、ヒーローインタビューには出てこないという。どんだけ肝っ玉の小さい奴なのかと。ベルドのレフトスタンドのファンに挨拶にくる絶好のチャンスだったのにね。


これで4連敗の借金1。今年は昨年よりも早い段階でズルズル行ってしまうのでしょうか。気合を入れろと煽りたくもなりますが、そもそもの実力が足りないので、精神面で鼓舞したところで限界がありますよね。寂しい限りです。