野上が6回1失点と好投し、5月23日以来の5勝目!



本日のライオンズ戦の結果(東京ドーム)の結果


vs.東映フライヤーズ戦第12回戦 ライオンズ10勝2敗


試合開始:18:00 試合終了:20:48 試合時間:2時間48分 観衆:32,702人


フライヤーズ 1―4 ライオンズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)野上(6)〜牧田(1)〜シュリッター(1)〜増田(1)
(F)加藤(4 2/3)〜白村(3 1/3)〜谷元(1)


勝利投手:野上5勝6敗  セーブ:増田1勝3敗16S 敗戦投手:加藤3勝5敗


本塁打
(L)中村18号2ラン、メヒア14号ソロ(加藤)


昨日のライオンズは、それまでの5連敗の時とは全く異なり、呪縛から解き放たれたかのように打線が爆発して2桁得点。今日も序盤はそれが続いていた気がします。


初回、2死2塁でおかわり(中村)が左中間へ完璧な打球の2ランを放って先制。ただこの2ランって相手のミスでもらったようなものなんですよね。1死2塁で打者・浅村の場面で、セカンド正面へのライナーを放ち2死。さらに、2塁走者の源田も飛び出していて戻りきれずに併殺になるはずだったのですが、4→6の送球が乱れ、2塁走者はそのまま残り、直後に2ラン。昨年日本一のファイターズですが、今年は全くダメですね。守備なんか見ていると、昨年のウチよりもひどいのかも・・・。


4回にも2死1、3塁の場面で、1塁走者の木村が牽制球に誘い出される形で2塁方向へ。木村が2塁に向かった瞬間、3塁走者が本塁へ向かっていれば、ファイターズの内野守備が慌てただろうなと思いましたが、3塁走者の動き出しが遅く、本塁へ到達する前に1塁走者がアウトとなり、得点できずに終わりました。


ライオンズは序盤に4点を取った後は得点はありませんでした。中盤でもチャンスはあったのですが、このチャンスをモノにして追加点を奪えていれば、もっと楽な試合になったかもしれません。


先発の野上は6回1失点と好投だったのですが、野上自身の調子が良かったのか、ファイターズ打線の状態が悪いのかよく分かりませんでした。高めに行く甘い変化球も何球かあったように見えましたが、ファイターズ打線は全て見逃していましたね。球宴前にもう1試合登板機会があると思いますが、次も勝って自身の勝ち負けが並ぶような形に戻せるでしょうかね。


1日あいて、明後日札幌で1試合ありますが、相手の状態が悪いので勝ち星拾っておきたいですね。どうやらこちらは、メガネの新外国人が先発するようですが。


ヒーローは6回1失点で、約1か月半ぶりの勝利をあげた野上投手でした。


インタビューの後、試合中はベンチの中でハンガーにかけてあった、森慎二コーチのユニフォームをこちらにちらっと向けていました。野上がユニ持ったままレフトスタンド方向へ近づいてきたら、また思い出して涙してしまったでしょうね、きっと。


これからも1つでも多くの白星を天国のコーチの元に届けられるよう、頑張ってもらいたいです。我々ファンも頑張らなくてはいけませんが。


リーグ優勝、そして日本一から9年間遠ざかっているということもありますが、今年は絶対に優勝したい。


自分の目の前で決めてもらって喜びたいというより、天国の森慎二コーチに喜んでもらいたいから。生前、ライオンズの投手陣の再生に向けて種をまいていただいた慎二コーチに、秋には恩返しとなる報告を届けられるように。


そして亡くなってから6日間、最後のお別れの時まで何度も流した辛い涙は、秋には喜びの涙に変えられるように。


さて、金曜からは3日間仙台へ遠征します。それまでの2日間は仕事頑張らなきゃな。