7回に逆転を許し4連勝ならず


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


交流戦】vs.中日ドラゴンズ戦第2回戦 ライオンズ1勝1敗


試合開始:13:01 試合終了:16:33 試合時間:3時間32分 観衆:28,551人


ライオンズ 4―8 ドラゴンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(D)山井(4)〜岩田(2)〜福谷(1 2/3)〜岡田(1 1/3)
(L)野上(5 0/3)〜ウィリアムス(0/3)〜藤原(1 2/3)〜ボウデン(1/3)〜岡本洋(1)〜武隈(1)


勝利投手:岩田1勝  敗戦投手:藤原2敗


本塁打 
(D)森野5号ソロ(野上)、エルナンデス2号2ラン(岡本洋)
(L)中村6号2ラン(山井)


初回の攻撃。先頭の秋山がヒットで出塁→バントで送る→クリ(栗山)が適時打→おかわり(中村)の2ランで3点先制。素晴らしい攻撃だったのですが・・・


2、3回と得点圏まで走者を進めながら点が取れなかったのですが、4回に秋山の適時打で4点目。


さらに追加点を奪いたかったのですが、2死1、2塁で打席にクリを迎えた場面。カウント3−0、後に本塁打を放っているおかわりを控えていることもあって、四球でいいから出塁して後ろにつながなきゃいけない場面でポップフライ。この凡打で、試合の流れが相手に行ってしまった気がします。


先発の野上。5月23日以来の先発だったのですが、相変わらずの不安定さ。何となく抑えてはいたのですが、5回を迎えたところでほぼいっぱいいっぱいの状態。6回に先頭打者のルナに左中間を破る2塁打を許したところで降板。先発が中盤までしか持たないと、後々どんな展開になるかは予想はしてましたが。


6回無死2塁で、左の森野に対して左投手のウィリアムスを投入。ルナ同様の左中間を破る2塁打を許して、わずか1球で降板。これが彼の現状というか、首脳陣の評価というか。


本来なら、6回表の頭からウィリアムスを投入して1イニング抑えれば、残り3イニング何とか守りきるメドが立ったと思うのですが・・・。


6回にウィリアムス、藤原と2人の中継ぎを投入することになったのが大きな誤算。終盤、さらにもし延長になった時の投手起用が手詰まりになることを恐れて、6回裏の攻撃で藤原に代打を送れず。


6、7、8回の3イニングで計6失点。一昨日まで今シーズン1打点しかあげていなかったエルナンデスに、8回に2ランを浴びた時には、呆れて言葉も出ませんでした。一昨日まで1打点の打者に、この2日間で3打点も献上してしまったんですから。


確かに野上を代えるタイミングがちょっと違うかなとは思いましたが、試合後に振り返れば、投手起用でどうにかなるような中継ぎ投手陣の状況じゃないですね。結構酷使されている気がするルーキー(背番号19)を送り込まずに終われたことは救いですが。


今のライオンズは、完投能力のある先発投手が7、8回まで抑えるか、打線が大爆発して2桁得点取るような流れにならないと勝てません。これが現状のチーム力です。


交流戦期間中は先発投手が4〜5人で回せているのでうまく勝ちを拾える試合もありますが、今後6連戦が続くようになると、借金がどんどん増えていく負のスパイラルにはまる気がします。このままだと。


現状のゲーム差だと3位狙いがギリギリかとは思いますが、それでも、上の2チームが独走状態で走りまくって、勝率5割以下でも3位になっちゃうような展開にならない限り、厳しいでしょうね。ファンとして諦めてはいけないことを重々承知の上で書いてますが。


今日の6回以降の中継ぎ陣の崩壊状況を見て、そんなことを考えてしまいました。(昨日までの3連勝も、岸の頑張りと相手チームの自滅&点をくれたことによる、幻の強いライオンズだったんだなぁと・・・)


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試合前トークショー。ゲストは昨年までの投手コーチ、現在は文化放送etc.で解説をされている石井貴さん。