エースの岸が7回1失点で抑え切り、今季初の3連勝!


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


交流戦】vs.中日ドラゴンズ戦第1回戦 ライオンズ1勝


試合開始:13:01 試合終了:15:57 試合時間:2時間56分 観衆:27,047人


ライオンズ 5―1 ドラゴンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(D)雄太(6 0/3)〜祖父江(1/3)〜高橋聡(2/3)〜朝倉(1)
(L)岸(7)〜増田(1)〜高橋(1)


勝利投手:岸6勝2敗  敗戦投手:雄太1勝1敗


本塁打
(L)メヒア3号2ラン(朝倉)


1回裏、ひちょり(森本)とクリ(栗山)の連続2塁打であっさりと先制。直後の2回表、2死2塁から今季わずか1打点のエルナンデスにライト線へ2塁打を許し、すぐに同点に追いつかれる展開。


今日の岸の出来はまあまあだったかな。ストレートが最速で148キロとか出ていたけど、今シーズンは昨年までと違って球速が出やすくなった気がする。今日のストレートなら昨年までのガンでも144〜145は出ていた気がするけど。


岸の投球で気になったのは、7回表のピンチで一時的にストライクがなかなか入らなくなった点ではない。2回表1死1塁の場面でベン(和田)に、7回表1死1塁でルナに、それぞれ二盗を許した場面。完全にノーマークで楽々盗塁を許してしまった。2回はこの盗塁が失点につながってしまった。岸に走られないだろうという心の隙があったのか、相手に球種を読まれていたのか、原因はわからないけど、決して足は速くない中軸の2人に盗塁を許したのが納得いかなかった。今のドラゴンズであれば、大島に走られるなら仕方ないと思うけど。


今日の一番の勝因は、7回にストライクが入らなくなって1死満塁のピンチを招いたものの、失点を許さずに抑え切ったこと。満塁の場面で、エルナンデスに代打・小笠原、松井雅に代打・野本という点からも、ドラゴンズのベンチ入り野手陣の層の薄さが明白だ。東の金満球団で実質クビになった40歳のおじさんが代打の切り札として使われているくらいだから。前々政権(監督が誰かはあえて書かない)の時、レギュラーメンバーをほぼ固定化して起用した反動で、全体的に年齢層が上がり、下からの若手の突き上げもそれほどない。メンバーの世代交代がうまくいっていないということ。代打陣
の層の薄さはウチにも言えることだけど。


8回裏、今日ノーヒットだったメヒアにレフトポール際へ2ランが飛び出して4点リードに。これでほぼ試合は決まった。メヒアは最初の打席で痛烈なピッチャーライナーを放ったが、3打席目まで音無し。それでも4打席目に結果を出すというのはさすがに4割打者。今日に関してはヒットは1本だけだったけど、終盤での本塁打による2打点ということで非常に価値のある打撃だった。これで、5月15日の日本デビュー以来、まだ連続試合安打が続いていることになった。


メヒアの本塁打、生で見たのは今日が初めて。完璧な打球だったなぁ。打球が上に上がるようになれば、ヒットというより長打がもっと増えそうな感じ。ちなみに今日で3号だけど、1号はデビュー戦@札幌ドームでの初打席、2号は先週金曜の所沢で。


開幕から2ヶ月ほど経って、ようやく初めての3連勝。これでは借金がたまっていくばかり。岸以外の投手が先発の時にいかに戦うかで借金が減るか増えるかが決まる。


明日先発の野上。立ち上がりに大量失点を許す悪い癖が出なければいいけど・・・。


今日のヒーローは2人。まずは7回の大ピンチを切り抜けて6勝目をあげた岸投手。





続いて先制点となる2塁打、2点目となる犠飛を放ったキャプテン・栗山選手。





試合前のトークショー。ドラゴンズOBの宇野勝さんが来ていました。名古屋のテレビ局向けの解説で来ていたみたいです。