終盤追い上げられるも初回の5点がきき、交流戦初勝利!


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


交流戦】vs.東京ヤクルトスワローズ戦第2回戦 ライオンズ1勝1敗


試合開始:14:00 試合終了:17:32 試合時間:3時間32分 観衆:30,476人


ライオンズ 12 ―8 スワローズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(YS)ナーブソン(3)〜真田(1)〜赤川(2)〜岩橋(1)〜石山(1)
(L)岸(6 1/3)〜増田(2/3)〜豊田(0/3)〜ボウデン(1)〜高橋(1)


勝利投手:岸5勝2敗  敗戦投手:ナーブソン1勝4敗


本塁打 
(YS)山田7号ソロ、バレンティン16号2ラン(岸)
(L)中村5号3ラン(ナーブソン)、浅村8号3ラン(真田)


昨日初回に4失点した裏返しで、今日はライオンズが5得点。久々に出たおかわり(中村)の3ランをきっかけに、打順が1回りつながった。試合後に振り返ってみると、この5点がなかったら・・・


3回にアブレイユの適時打、4回に浅村の3ランなど、6回にさらに1点を追加して、6回終了時点で11−2と大量リード。おかわりもお役御免でベンチに下がり楽勝ムードが漂っていたはずなのに・・・


岸は今日もストレートがしっかり走っていたのだけど、球数が増えていた7回は詰まった当たりがことごとく内野の間を抜けていき、最後にバレンティンにレフトポール際へ2ランを食らって、7回途中までで6失点(自責は5)。大量リードしていたとはいえ、もう少し早く代えてあげてもとは思ったのだけど、後で書くようにブルペンの準備がねぇ・・・。


終わってみたら、両チームの打ち合いの展開で12−8。9回も1死満塁のピンチがあったくらいで、一時は9点リードが最後はヒヤヒヤの展開になってしまった。確かにスワローズ打線は12球団一打率が高いけど。


上で「後で書くように」としていたブルペンの準備の件。


7回に岸がピンチを背負った時になかなか中継ぎ投手が準備を始めず。次の攻撃で岸に打順が回るということで、7回まで岸に投げきらせるベンチの腹づもりだったのだろうけど、終盤だし誰か準備させておかないと。


さらに、ベンチの首脳陣の意思統一が出来ていないと感じたのが8回表のブルペン。豊田が打球を右手に受けた直後のこと。5点差まで追い上げられて、9回のことを考えて、高橋を準備させるのは分かるのだけど、もう1人投球練習をする投手が、武隈がやったり、ボウデンが出てきたり、さらには岡本洋介まで出てきたり・・・。どういうシチュエーションでどの投手を使うのか、首脳陣がしっかり整理できていない証拠。


中継ぎ投手の役割分担が出来ていない。これじゃリリーフで出て行く投手がタイヘンです。今日の8回に登板した豊田もいろんな場面で使われて。登板過多で故障させること
のないようにしなきゃですが、今の首脳陣では・・・。


勝った試合でクレームばかりつけてもアレなので、最後に明るい話題を。


一昨日支配下登録されたアブレイユ。初回のレフト前へのプロ初安打初打点初盗塁に始まり、初得点と初猛打賞まで記録。1軍2試合目で4安打。1打席目と4打席目のようにレフト方向へ引っ張るケースが多かったですが、ファーストストライクを打ちに行く積極性は、開幕当初いた外国人とは真逆で、褒められるべき打撃スタイルです。最後の5打席目は三塁ゴロで凡退しましたが、1塁まで全力疾走。当たり前のプレーですが、好感が持てました。外国人ながら育成選手として2軍で下積みも経験していて、他の外国人にはないハングリーさも持ち合わせているのでしょう。いずれ壁にぶつかることがあるでしょうが、大化けしてくれるとチームの流れが大きく変わる可能性も。


もう1人途中入団した外国人野手のメヒア。これまでもコンスタントにヒットが出ていたのですが、今日は初の猛打賞となる4安打。こちらもレフト方向に引っ張った時の打球の鋭さが半端ないですね。パワーもあるので、詰まった打球でも内外野の間に落ちてヒットになるし。今日は4安打ながら1打点だけでしたが、8回に3点差まで追い上げられた後の適時打は大きかったです。9回に高橋が満塁のピンチを招いただけに。


終わってみたらこんなバカ試合に。



先発の岸も6失点してしまったこともあって、ヒーローは両外国人野手に。


まずはメヒアさん。





続いてアブさん(アブレイユ選手)。





始球式はライオンズOB・工藤公康さんの長男でした。親父よりデカかった・・・。目元は親父さんにそっくり。



明日からライオンズは広島→三次→甲子園と遠征。DHが使えるようになるけど、おかわりをそのまま三塁で使うのか、それとも脇谷あたりを三塁に入れて、おかわりかメヒアのどっちかをDHにするのか。