先発・菊池が140球を投げて14奪三振の完封勝ち！

本日のライオンズ戦の結果(Koboパーク宮城)の結果

試合開始：18:04　試合終了：21:20　試合時間:3時間16分　観衆：24,106人

イーグルス　０―５　ライオンズ○　

【投手リレー】（カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Ｌ)菊池(9)
(Ｅ)辛島(5 1/3)〜久保(2/3)〜菅原(1)〜菊池(2)

勝利投手：菊池８勝４敗　　敗戦投手：辛島６勝４敗

【本塁打】　なし

２週続けて「らしくない」投球が続いている雄星(菊池)の立ち上がりに注目して見ていたのだけど、初回、島内にストレートを狙い打たれてライト前ヒット、２番のペゲーロには今度はカーブを打たれて無死１、２塁。相手も相手だし、３週続けて･･･と思ってしまったけど、ピンチらしいピンチは初回のこの場面だけでした。初回のピンチも、クリーンアップトリオを全て打ち取って無失点の立ち上がり。これでリズムに乗っていけた気がします。

２巡目となる３回以降、際どいコースをボール判定されたことと、イーグルス打線もボール球を見極めるようになって球数を多く要してしまいました。６回途中で100球に到達したものの、点差を考えると出来れば少しでも長いイニングを投げて欲しいと思っていたら、結果的には最後まで投げきって、しかも完封してしまいました。来週は球宴期間に入ることもあり、雄星自身は球宴への出場が決まっているものの、先発投手ほど球数を投げるわけではないので、雄星本人からの直訴もあって、９回までとなったのでしょう。勝ちパターン投手の登板数が増えてきていたので、１人で投げきったことは今後を考えると大きいと思います。球宴後、今よりさらに暑くなると、登板数によっては中継ぎ投手陣がきつくなってくるので、何回までと決めつけずに可能な限り長いイニングが投げられる投手がいてくれるのはありがたいですね。

得点は３回の２点と６回の３点。２回は源田の盗塁時の悪送球も絡んでの得点だったのですが、６回はうまく打線がつながっての３点でした。犠打を決めるべき場面で決められず、２打席目も三振と、結果が出せそうな雰囲気の見えなかった愛斗の代打として直人(渡辺直)を出したのも当たりました。明後日は、向こうの先発が岸ではなく、故障明けの塩見（左腕）が登板するという報道もされているので、おそらく９番ライトは金子侑ではないんでしょうね。木村なのか今日と同じく愛斗なのか･･･。金子はスイッチヒッターなので、相手の投手の左右に関係なく使っていいと思うんですけど。

昨年８月に仙台に遠征した時の３連戦と同様、今年も３連戦の初戦をモノにしました。土日がどうなるかということですが、明日をうまく乗り切れば３タテも見えてくる気がします。

ただ、今日はこちらが左の雄星が先発したということで、本来スタメンにいるべき左打ちの野手がいませんでした。（途中出場はいましたが、代走から出場して打席には立たず）

明日の向こうのスタメンは今日と少し変わるんでしょうね。明日のスタメンが本来のイーグルスの姿のはずですから、このメンバーをしっかり抑えられるかですね。

明日の先発は、今日、６月のパ・リーグ投手部門の月間ＭＶＰ受賞が決まった十亀。気分がいい状態でマウンドに上がると思いますし、ＭＶＰがまぐれと言われないような投球をして欲しいですね。

９回裏から、明日の入場列に並んでしまったので、雄星のヒーローインタビューの写真はありません。