6回に中村が勝ち越し2ランを放って12連勝、優勝に王手!




本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第23回戦 ライオンズ13勝10敗


試合開始:18:00 試合終了:20:58 試合時間:2時間58分 観衆:26,042人


ライオンズ 5―3 ホークス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)千賀(6 2/3)〜嘉弥真(1/3)〜加治屋(1)
(L)菊池(7)〜マーティン(1)〜ヒース(1)


勝利投手:菊池14勝4敗  セーブ:ヒース4勝1敗13S  敗戦投手:千賀12勝7敗


本塁打
(L)山川46号3ラン、中村28号2ラン(千賀)


初回に先頭の秋山がヒット、浅村が四球で、1死1、2塁となった後、アグー(山川)が高く上がるフライを打ち上げ、ギリギリスタンドまで届くかなという当たりで、先制の3ランになりました。これが千葉だったら風に戻されてレフトフライだっただろうという弾道でした。


前回の3連戦の時と同様に初回に3点を先制したのですが、3回に上林のセーフティーバントの処理を誤って無死2、3塁のピンチを招き、川島の二ゴロでまず1点を献上。その後、2死まで取ったのですが、柳田以降の3連打で一気に同点に追いつかれてしまいました。柳田の打球は普通なら二ゴロだったんでしょうけど、ボールと同じ方向に折れたバットが飛んできてしまい、浅村がゴロに対して突っ込めずに内野安打。不運でした。3回表は完全に流れがホークスに行っていましたが、同点止まりにとどめたのが大きかったと思います。


初回の3点以降、ライオンズ打線はホークス先発の千賀に完全に抑えられ、5回までノーヒット(四球1つのみ)。一方のホークスは初回と4回こそ三者凡退でしたが、その他は毎回のようにヒットを放ち、得点のチャンスを作っていました。中盤の5回に、川島がライト前ヒット、グラシアルにストレートの四球を出して、無死1,2塁になった場面が一番の山場だったように思います。3回に同点につながる3連打を浴びた同じ打順の3人をいずれも凡打に打ち取り、勝ち越されるピンチを脱出。流れをホークス側に傾けさせなかった雄星(菊池)のピッチングは素晴らしかったです。


雄星の粘りのピッチングに応えるべく、6回にアグーが四球で出塁した後、2死ではありましたが、おかわり(中村)が千賀の甘い球を見逃さずに、バックスクリーン左への勝ち越し2ラン。初回のアグーの3ランの時もそうでしたが、四球が絡んだ後の本塁打は怖いですね。この四球というのも、ライオンズ打線が相手投手に与えているプレッシャーによるものだと思います。四球でランナーためてドカン。ライオンズに流れがくるわけです。


勝ち越してもらった直後の7回表、雄星は2番から始まる打順を三者凡退に抑えました。味方に援護してもらったのだから、今日こそは勝たなくてはいけないという気迫のこもった投球だったと思います。


8回はマーティン、9回はヒースがそれぞれ1人ずつランナーを出しましたが無失点に抑えて、そのまま逃げ切り。


結局、ホークスはヒット9本も打っていて、ウチはわずかに3本だけ。ただ2本の本塁打(3ランと2ラン)が効いて勝つことが出来ました。もう4試合も適時打が出ていませんが、この時期はとにかく勝てばいいんです。適時打が出なかったことは試合後に反省してもらえれば。




お立ち台は、まず、勝ち越し2ランを放った中村選手。






そして、ホークス戦19試合目の登板でようやく初勝利を飾った菊池投手。最後はこみ上げてくるものがこらえきれなかったようです。




思いが実ってというか、明日、目の前で胴上げを見られる可能性が生まれました。


今回の12連勝のスタートは9月14日、そして明日勝って優勝が決まれば、13連勝。連勝の開始日、連勝数は、報道もされていますが、1958年の西鉄ライオンズの優勝決定の時と全く同じです。もっと言うと、1958年は監督の生まれた年であり、明日勝つと今シーズン85勝目となり、監督の今の背番号と同じ数字になります。


数字の関係でいろいろと結びつけることが出来ますが、それはさておき、個人的にも味わったことのないリーグ優勝決定の現地を、明日是非経験させてもらえればと思っています。


2002年に千葉で2試合、2004年に福岡で(2004年はプレーオフ勝者がパリーグ覇者の扱いだった)、2008年に所沢で、計4回失敗しているので、そろそろ見せてもらっても罰は当たらないのかなと。


さて、明日のためにゲーフラの準備だ! 明日は寝不足気味で球場入りかな?


↓明日、優勝が決まれば、選手ほか関係者の皆様方はここでビールかけをします!