則本を３回４得点と攻略、レイノルズは先発で２連勝！

本日のライオンズ戦の結果(楽天コボスタジアム宮城)の結果

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第15回戦　ライオンズ７勝８敗

試合開始：18:01　試合終了：21:13　試合時間:3時間12分　観衆：23,348人

イーグルス　１―４　ライオンズ○

【投手リレー】（カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Ｌ)レイノルズ(5 2/3)〜小林宏(1/3)〜岡本篤(1)〜ウィリアムス(1)〜高橋(1)
(Ｅ)則本(3)〜宮川(4)〜西宮(2)

勝利投手：レイノルズ２勝５敗　　セーブ：高橋２勝１敗19Ｓ　　敗戦投手：則本９勝７敗

【本塁打】　
(Ｌ)金子侑２号２ラン、中村18号ソロ(則本)

両先発投手を比べると、いくら則本の調子が悪いとはいえ、分が悪いなと試合前は思っていたのですが･･･。

蓋を開けてみると、則本が立ち上がりから明らかに調子が悪く、ライオンズの各打者がしっかりと球数を投げさせて、初回だけで32球を投げさせました。点は取れなかったものの、このまま立ち直りさえしなければ、いつでも点が取れる状況でした。

２回表１死から秋山がセンター前ヒットで出塁すると、続く銀(炭谷)がカウント１−１の３球目、仕掛けるとしたらココというタイミングでエンドランを成功させ、打球がレフト線を転々とする間にあっさり先制。

さらに金子がまさかのライトスタンドへの２ラン。３点を先制。

３回にはおかわり(中村)のソロで４−０。この時点で序盤が終わったところでしたが、正直予想外の展開になりました。
ライオンズ先発のレイノルズは援護点をもらい、落ち着いて打たせて取る投球が出来ていました。ランナーを出してから突如制球を乱すことがありましたが、要所を締めて５回まで無失点。６回に１失点しましたが、銀の送球ミスで進んだ走者を還しただけなので、自責はゼロ。内容的には、もっと長いイニングを投げてもおかしくはなかったですが。

６回に１点を還されてからの投手継投。相手打者がボウカーの所で交代になったので、まさか左対左で武隈か？と思ったのですが、小林宏でした。この継投で、小林のポジションがわかりました。勝ちパターントリオの直前ということですな。

７回は岡本篤、８回はウィリアムス、９回は言うまでもなく高橋という継投でしたが、この順番で正しかったと思います。相手の打順の巡りも考慮すれば。７回は下位打線、８回は上位打線なので、こうなるでしょう。８回にウィリアムスがピンチを招いたものの無失点投球。正しい継投だったことが示されました。

攻撃面では、序盤に点を奪ったものの、４回以降は無得点。エンドランをかけて２度三振併殺になった場面がありましたが、８回のクリ(栗山)が打席の場面はスイングして欲しかったですね。７回の熊代の場面は論外。バントで送れないだけでなく、最後はエンドランのサインが出たのに空振り三振。明日は左の川井が先発ですが、ライトスタメンはひちょり(森本)ですかね。

想定外と言ってはレイノルズに失礼ですが、正直打線がきっちり抑えられて負けるかもという覚悟をしていましたが、全く逆の展開になりました。

明日はライオンズがエースの岸。今日と状況が互いに逆になります。岸が普通に抑えて、打線が普通に打てれば勝機はあると思いますが、川井を打ちあぐねることがままあるんですよね。明日はその心配が杞憂に終わるといいですが。

ヒーローは２回に追加点となる２ランを放った金子選手。