メヒアの２HRなどで川井を攻略し、仙台３連戦勝ち越し！

本日のライオンズ戦の結果(楽天コボスタジアム宮城)の結果

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第16回戦　ライオンズ８勝８敗

試合開始：17:00　試合終了：20:16　試合時間:3時間16分　観衆：23,489人

イーグルス　２―７　ライオンズ○

【投手リレー】（カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Ｌ)岸(7)〜小林(1/3)〜ウィリアムス(2/3)〜岡本篤(1)
(Ｅ)川井(7)〜金刃(1)〜クルーズ(1)

勝利投手：岸９勝４敗　　敗戦投手：川井１勝６敗

【本塁打】　
(Ｌ)メヒア17号２ラン、18号ソロ(川井)

昨日の最後に、

「岸が普通に抑えて、打線が普通に打てれば勝機はある」

　
と書いたのですが、その通りに序盤で川井を攻略して、３回までで５得点。少しは気楽に見られる展開になりました。

先発の岸は毎回のようにヒットを浴びるも、要所を締めて７回無失点。イーグルス打線は逆方向を狙うバッティングを徹底していました。岸はもう１イニングくらいは投げられたと思いますが、点差もあって降板。そのおかげで、終盤少し肝を冷やすことに。

岸のストレートは相変わらず伸びがあったと思うのですが、140キロ台の前半程度。出ても140台半ば。今年の西武ドームのスピードガンがいかに○○かということがよくわかりました。

７回で岸を降板させて、８回からは継投。

まずは小林宏。この前、神戸でめった打ちされて５失点しましたが、今日もなかなかアウトがとれず。ストレートの走りはいまいちだし、変化球でごまかしの投球をしているように見えました。落ちるボールで空振りが取れていれば問題はないのですが、現状では厳しいのかなと感じました。

小林宏が乱調で、球場が盛り上がるような展開にしてしまったおかげで、ウィリアムス、さらに９回には岡本篤をつぎ込む展開に。本来なら９回はボウデンあたりで終わるべき試合だったと思います。

打線は打って点を取ったというより、むしろカズオ(松井)の守備のミスに助けられて、得点をいただいたという表現の方が正しいと思います。カズオも疲労がたまっているのか、守備の時に腰高でした。

打線で目立ったのは２本塁打のメヒア。２本とも打った瞬間にスタンドインの当たりでした。第３打席のセンターフライも、もう少し低い弾道であればバックスクリーンまで届いていたと思います。

メヒアは今日の２本を加えて、18本塁打。５月15日に１軍初出場ながらおかわり(中村)の本塁打数に追いつき、トップのペーニャ(オリックス)とも５本差。来日当初、大きな期待はしていたのですが、まさかここまで打ってくれるとは。打率も３割以上をキープしているので、非常に多い三振数には目をつぶってもいいでしょう。

メヒアの陰に隠れて、２番、３番コンビも２安打ずつ。そして、金曜の試合で高卒ルーキーにスタメンマスクを譲った銀(炭谷)も２安打。森友哉の存在が大きな刺激になっていると思います。

今回の仙台３連戦。いつもと違うユニフォーム、スタンドの雰囲気の中、勝ち越すことが出来て良かったです。来週の関東での６連戦にどうつながっていくか･･･ですな。

この２日間での収穫。土曜の試合から金子が１番に入っていますが、９番打っている時より明らかに粘って球数放らせているし、何だか別人になったみたい。瞬足なので、出塁率さえ高めてくれれば、うまくハマりそうな気も･･･

ヒーローは２ＨＲのメヒア選手。

インタビューの後そのままベンチへ帰らず、内外野の境目あたりまで出てきて、ライトスタンドビジターエリアに陣取るライオンズファンに向かって挨拶＆万歳三唱をしてくれました。チームに来て約２か月半、しっかり馴染んでいます。挨拶程度の日本語もずいぶんと流暢に言えるようになってきているし。これらのことが、今の打撃成績につながっているのでしょう。

今日も昨日に引き続いて満員御礼。