2回に4点を先制、6回と8回にも得点を追加し、3連戦を勝ち越し!

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第5回戦 ライオンズ2勝3敗

 

試合開始:14:00 試合終了:17:24 試合時間:3時間24分 観衆:14,901人

 

ライオンズ 6-3 イーグルス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)瀧中(5)~石橋(1)~西口(1)~福井(1)
(L)エンス(4 1/3)~平井(1 2/3)~水上(1)~平良(1)~増田(1)

 

勝利投手:平井2勝1敗  敗戦投手:瀧中1勝1敗

 

本塁打
(E)辰己2号ソロ(エンス)
(L)柘植1号2ラン(瀧中)

 

昨年までの対戦であまり相性が良くなかった(印象の)今日のイーグルス先発の瀧中投手。昨日の試合でライオンズ投手陣が特定の選手を出塁させまくって目覚めさせてしまったので、今日も昨日の中盤以降のように試合の主導権を握られると厳しいかなと思っていました。その意味では2回に一気に4点を取れたのが大きかったですね。先制点となる適時2塁打をチャンスに強い呉が打ったのはある意味当然かなとも思いますが、山田のレフト前ヒットに、柘植の今季1号2ランで加点できたのは良かったです。山田は昨日、今日とサードのスタメンで出ていますが、打つ方でも結果を残しました。しばらくこのまま使い続けてはどうでしょうか。スタメンから外す理由は少なくともないので。


先発のエンスは立ち上がりこそ2者連続三振を奪いましたが、初回は浅村に、2回は岩見にそれぞれ2塁打を浴び、3回には2打席連続で浅村に長打を浴びて失点。4回にも辰己にソロ本塁打を浴びて2点目を失いました。制球が安定しないことと、空振りがなかなかとれないことで球数がかさんでしまい、イニングを稼げませんね。今日も本当ならば4回で降板だったと思います。4回表と裏にそれぞれブルペンに電話がかかってきているのが見えたので、てっきり5回の頭から継投に入るものだと思ったのですが。5回もエンス続投という判断を下したのを見て、一旦追いつかれることを覚悟しました。
打順と今日の結果から浅村に回った場面で代えると思ったのですが続投。半分勝負を避けるように四球で歩かせてから交代。左が続く場面で平井はどうかなと思いましたが、島内のセンターに抜けそうなゴロを源田がうまく処理して6→4→3の併殺打。5回を無失点で切り抜けたことが勝因だろうと思います。


ピンチを切り抜けた投手にイニングまたぎをさせるのはよろしくないのですが、6回も続投した平井がなんとかゼロに抑えて、7回以降は勝ちパターン継投に入りました。


6回裏のライオンズの攻撃。無死1、3塁で3塁走者のアグー(山川)に代走として山野辺を送りました。その後、1塁走者の外崎が二盗を仕掛けたのですが失敗。3塁走者が全く動く気配を見せていなかったように見えたのですが、サインの見落としでもあったのでしょうか。ミスなのかはわかりませんが、このプレーで1死3塁になった後、2回に先制適時2塁打を放った呉がこの打席でも右中間を破る2塁打を放ち、2回以来の追加点を奪えました。8回にもダメ押し点につながる適時打を放ち、昨年と同様、チャンスに強いところを見せつけました。


最終回、4点リードで登板した増田が浅村にレフト線へ適時2塁打を打たれて1点を失いましたが、逃げ切り勝利でこの3連戦を勝ち越しで終えました。先日のマリーンズとの連戦のように、ビジター全敗の完全なお返しとはいきませんでしたが、最低限の星勘定を残せて良かったです。それにしても浅村は今年もライオンズ戦でよく打ちますね。シーズン当初は調子が上がっていなかったはずなのですが。次の連戦以降も気をつけなくてはいけなくなりました。

 

 

今日のお立ち台は野手2名でした。まずは2回に今季1号となる2ランを放った柘植選手。

 

続いて今日放った3安打がいずれも適時打となった呉選手。