7回に2点ビハインドを逆転も、8回にソロ本塁打で追いつかれ、そのまま延長12回今季2度目の引き分け

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第16回戦 ライオンズ11勝4敗1分

 

試合開始:18:00 試合終了:22:21 試合時間:4時間21分 観衆:26,641人

 

ライオンズ 3-3 イーグルス 【延長12回規定により引き分け】

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)田中将(7)~宋家豪(1)~西口(1)~ブセニッツ(1)~松井裕(2)
(L)髙橋光成(7)~平良(1)~水上(1)~本田(1)~森脇(1)~ボー・タカハシ(2/3)~佐々木(1/3)

 

本塁打
(E)島内7号ソロ(髙橋光成)、武藤1号ソロ(平良)=プロ初本塁打

 

序盤3回くらいまでの試合の進行を考えれば、こんなに長い試合になるとは思いませんでした。お互いに1人ずつしか塁に出さずにサクサク進む展開だったので。


こういう展開で進むと、ワンチャンスを先にモノにして先制点を取った方がそのまま逃げ切ることになるのかなと思っていたら、4回表に併殺打で一旦塁上の走者がいなくなった後で島内にバックスクリーンにソロ本塁打を放り込まれ、さらには茂木の内野安打から二盗&捕手の悪送球で三進を許した後で岡島にライト前への適時打を打たれて2失点。2失点目は余計でしたね。茂木にヒットを打たれるのはまだしも、盗塁を刺すための送球が大きく逸れるわ、さらに岡島に簡単に適時打を許すわで、バッテリーともにダメですね。特にエースを張る投手であれば、こういう失点の仕方はいけません。


イーグルス先発の田中将相手にライオンズ打線は5回まで手こずっていましたが、6回くらいからゾーンギリギリを攻めてカウントを悪くするシーンが出てきて、追いつくチャンスはいずれ来るかなと思っていました。その6回裏は先頭の川越がライト線への2塁打で出塁後、2点ビハインドで無死2塁にも関わらず、柘植にバントのサイン。先発投手を下ろして中継ぎを引きずり出せば同点、逆転は可能だと考えたからなのか、あるいは昨日の試合でバント攻撃がうまくはまったからなのかよく分かりませんが、理解に苦しむ作戦でした。1点ビハインドならわからんでもないですが。こういう作戦はホークス前監督時代にライオンズがよくやられましたね。結局、バント失敗で1塁に柘植が残る形に。6回裏は得点を奪えず。


続く7回は2死1塁から打撃好調の愛斗がライト前ヒットでつないで1、2塁のチャンス。逆に打撃の調子が一向に上がる気配のない外崎に回ってまた無得点かなと思っていたら、ボール球をしっかりと見極めて四球で出塁し満塁のチャンスに。そして、田中将相手になぜか相性の良い川越が期待に応えるようにライト前への適時打を放って一気に同点に。さらに続く柘植への2球目が暴投となり、逆転となる3点目。今日最高のチャンスで一番いい打者に回って得点を奪う理想的な展開でした。


7回裏に塁上に走者を溜め始めた段階からブルペンでは平良が投球練習を開始。一昨日のマリンで最終回の2点リードを守れなかったことで、元のポジション(勝ちゲームの8回)に戻したのだなと思いました。本人の状態、精神面を考えると今のメンバーでは水上が一番後ろがいいのかなと思っていましたが。


1点リードの8回から登板した平良でしたが、先頭の武藤に変化球をライトポール際に放り込まれて早速同点に。投球全般を通してなのですが、ストレートで空振りが取れないのが気になりました。状態の良い時は高めに適当なコントロールで投げておけば空振りを取れる球を持っているのですが、万全の状態から比べると球質がかなり落ちている気がしました。球宴休みにしっかりと休んで欲しいところではあるのですが、出る予定になっているのでね。増田が復帰してきたタイミングで今の状態が変わらないようであれば、一度抹消するのもアリな気がしますが。9月以降の勝負の時期にフルパフォーマンスを出してもらえるようにするためにも。


同点に追いつかれた後、唯一勝ち越し(サヨナラ勝ち)のチャンスがあったのが延長10回裏。今日3本目となるヒットを川越が放ち、柘植が送って1死2塁。ここで途中出場の西川に代打・おかわりさん(中村)。球速、球威のあるブセニッツ相手には厳しいと思いましたが、最後は変化球で空振り三振。続く源田も2塁走者を本塁生還させる結果は残せず、延長11回へ。


イーグルスは11回からストッパーの松井裕を投入。これ以上の投手はいないので、回跨ぎで2イニング。ライオンズ打線ではノーチャンスでしたね。一方のライオンズのリリーフ陣は、延長12回に10回裏のライオンズの攻撃同様にヒット&犠打で2塁まで進められたところが唯一のピンチでしたが、ボーと佐々木で無失点に抑えて、何とか引き分けに持ち込みました。7回裏に勝ち越した時点では勝ちゲームにしなくてはいけなかったのですが、追いついた後は負けなくて良かったというのが正直なところです。


今日はブルペン陣を総動員という形になってしまい、明日投げると3連投になる投手が複数いますが、球宴前最後の試合なので、3連投やむなしかなとも思います。ただ、勝ちパターンの3投手(本田、平良、水上)はいずれも球宴出場予定なので、出来れば休ませたいのですが・・・

 

 

4時間21分の長時間ゲームだったのですが、試合途中であまり帰っていなかったのが想定外でした。試合終了時点で2万くらいは残っていたのではないかと。当然ながら帰りの球場前駅の改札前には長蛇の列。改札入ってすぐ先発列車に乗り込めれば良かったのですが、そうはいかず。この時間だと乗り換えの接続が非常に悪くて、通常ルートで帰ると帰宅は軽く日付が変わってしまうので、途中でタクシーを使いました。以前より終電時刻が早くなっていることも影響していますね。

 

今日の試合前の夕食ですが、元々食べる予定にしていたこれを。事前注文していないので、開門直後に入場して現地でゲットしました。

(弁当が全部入りきっていません。写真の下の方が切れてしまっています。)