序盤で2点を先行されるも4回に逆転してそのまま逃げ切り。2番手の佐々木がプロ初勝利!

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.オリックスバファローズ戦第12回戦 ライオンズ6勝6敗

 

試合開始:13:00 試合終了:15:46 試合時間:2時間46分 観衆:16,949人

 

ライオンズ 3-2 オリックス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)山崎福(4)~阿部(1)~黒木(1)~ビドル(1)~近藤(1)
(L)與座(4)~佐々木(1)~本田(1)~水上(1)~平良(1)~増田(1)

 

勝利投手:佐々木1勝=プロ初勝利  セーブ:増田1勝17S  敗戦投手:山崎福2勝6敗

 

本塁打
(Bs)杉本7号ソロ(與座)

 

先発投手は試合前にグラウンドで短い距離でのキャッチボールから始めて遠投をやってからブルペン投球に入ります。それに並ぶ形でスタメン捕手もキャッチボールするのですが、嫌な予感がしました。與座はルーキーの古賀と組むのが相性がいいはずなのに、背番号10の人がスタメン。


與座は初回の先頭打者の福田をライト前ヒットで出塁させてから投球のリズムが悪かったのと、無駄なボール球が多かったように思いました。吉田正に10球粘られたこともあり、初回だけで30球。それでも福田からの3連打による1点のみに抑えたことが中盤での逆転につながりました。


球数が多かったことにより、4回で降板。捕手のリードによるものなのか與座本人の調子によるものなのかはわかりませんが、失点の割に内容は良くなかったですね。


味方打線が逆転した後の5回は左が3人並ぶ上位打線で左腕の佐々木が昨日に続いて登板。左が並んでいるのと、4回裏に逆転する想定がなかったのか、4回裏の攻撃中のブルペンでは佐々木しか準備していませんでした。宗に死球を与えましたが、続く吉田正併殺打で打ち取り、3人で5回表の攻撃を終えました。


6回以降はいわゆる勝ちパターンリレー。本田、水上、平良、増田が1イニングずつ。ピンチらしいピンチは6回に2死3塁になった場面くらいでしょうか。7回は先頭打者を出塁させたものの、続く伏見がバントをしてくれて併殺打になったので助かりました。


ライオンズの失点は先発・與座の2失点のみでしたが、上で書いたバントミスをはじめ、2回表の安達の打席で、エンドランのサインの際に右飛を打ち上げ、1塁走者のT-岡田は打球を見ずにひたすら走り、戻る気すらない走塁。ライナー性の打球ではなかったので、1塁へ戻る時間があったはずなので、凡プレーですね。2死無走者でなく、1死1塁で攻撃が続いていれば、無失点で終わったかはわかりませんでした。さらには9回1死からT-岡田がヒットで出塁後の代走・佐野皓の盗塁死。今日のオリックスは雑な攻撃が散見されましたね。


一方のライオンズも4回に逆転したものの、先発の山崎福也に対する3安打のみで、5回以降は一人も出塁させられず。逆転した後のオリックスの中継ぎ陣への攻撃は反省材料ですね。


内容はともかく、昨日屈辱の記録を作られましたが、交流戦明け最初のカードは勝ち越しで終わりました。来週はビジターでの連戦。千葉の2つ目で今年完全試合をやった人が投げてくるという噂がありますが果たして。


来週末、コロナ禍後初めて遠征予定です。

 

 

今日のヒーローは投打の2選手。まずは5回の1イニングを無失点に抑えて、プロ初勝利を記録した佐々木投手。インタビューの最後では初勝利の試合のウイニングボールを手にしていました。

 

そして4回に逆転のレフト前への2点適時打を放った森友哉選手。

 

 

2020年シーズンからMLBに移籍した秋山翔吾さんが米国での獲得チームがなく、日本球界に復帰するとの報が試合開始前時点で出ていました。GMも獲得に乗り出すとのこと。移籍後は試合出場機会が著しく少なかったので、プレーに関する現状ははっきりわかりませんが、現在のライオンズは攻撃面での戦力は明らかに足りていませんし、現役生活を終えた後のこともあるので、絶対に獲得して欲しいです。チーム全体に緩い雰囲気があるように感じるので、是非戻ってきてもらって少しは厳しさも注入して欲しいなあと思っています。