9回に1点差を追いつくも、延長11回に2イニング目の増田が2点を失い、7連敗

 

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第23回戦 ライオンズ13勝9敗1分

 

試合開始:14:01 試合終了:18:18 試合時間:4時間17分 観衆:27,475人

 

ライオンズ 4-6 イーグルス 【延長11回】 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)早川(6)~宋家豪(1)~西口(1)~松井裕(1)~ブセニッツ(1)~宮森(1)
(L)内海(1/3)~エンス(4 1/3)~森脇(1/3)~スミス(1 2/3)~公文(0/3)~宮川(1/3)~平良(1)~水上(1)~増田(2)

 

勝利投手:ブセニッツ3勝1敗  セーブ:宮森1勝1S  敗戦投手:増田2勝5敗30S

 

本塁打
(E)太田3号2ラン(エンス)、浅村27号ソロ(増田)
(L)外崎12号ソロ、愛斗9号ソロ(宋家豪)

 

今日は内海投手の引退試合ということで何としても勝って、連敗を止めて、セレモニーに臨みたい試合でした。

 

先発として内海投手が登板。初回の先頭打者の山崎剛一人を相手に登板。全球ストレートでカウント2-2からの5球目を二ゴロに打ち取り、現役生活19年間最後の登板を終えました。今日の投球ならもっと投げられた気もしますが・・・


初回の1死から本来の先発投手のエンスが登板。今日は全体的に制球が悪かったですね。イーグルス打線はもともと左打者が多いのですが、その左打者のインコースをうまく攻められていなかった気がします。制球の乱れもあり、5回2死までで100球近くを要しました。3回と4回には2イニング連続で満塁のピンチを招いたものの失点はせず。2回に太田に打たれた2ランによる2失点のみでしたが、内容的には大量失点して全くおかしくない内容でした。


先制点を取られると苦しいライオンズですが、5回にようやく内野ゴロで1点。その前の回に無死1、3塁のチャンスを作ったのですが、得点できず。相変わらず1点が遠いですね。


7回にスミスが2死を取った後に2連続四球を出し、左の小深田を迎えるところで左腕の公文にスイッチしたのですが、ライトオーバーの2塁打を打たれて3点ビハインドに。これで今日も負けを覚悟しました。


しかし今日のライオンズはここから粘りを見せ、直後の7回にイーグルス2番手の宋家豪から外崎、愛斗が連続でソロ本塁打を放って1点差。そのまま9回まで進み、9回裏はイーグルスのストッパーの松井裕相手に先頭の森友哉が3塁打を放ってチャンスメイクし、外崎の犠飛で同点に追いつき延長戦へ。


9回終了時点でライオンズのブルペンは増田と本田しか残っていなかったので、延長戦の早いイニングで決着をつけないと厳しいとは思っていました。


延長10回は1死から古賀が四球で出塁し、熊代がバントで送って2死2塁。イーグルスバッテリーは金子との勝負を選択。その金子が前進守備の外野を越える当たりを打てずに11回に突入。


増田が10回を9球で抑えていたのでイニング跨ぎでも大丈夫かなと思っていましたが、2イニング目の11回は打順的に厳しかったですね。浅村にバックスクリーンへの勝ち越しソロを許し、その後もつながれて、鈴木の犠飛でこの回に2失点。1点ビハインドなら何が起きるかわかりませんでしたが、さすがに2点は厳しかったです。浅村に勝ち越しソロを打たれた場面で、2塁ベースを回る辺りでビジター応援席に向かってガッツポーズされたのは悔しかったですね。こういうことはめったにやらない選手なので。


イーグルス戦3連敗になりましたが、内容的には3試合の中では一番ましかなとは思いました。とはいえ、勝たないといけないのですが。投手継投に関しては、エンスとスミスがイニング途中で交代したところと公文が左の小深田を抑えられなかったところが誤算だったでしょうか。


一時期は貯金11到達に失敗ということを6回くらい繰り返していたように思いますが、今日の敗戦でついに勝率が5割になってしまいました。現時点で自力CSの可能性が消えていますが、さすがに明日勝たないとBクラスがほぼ確定でしょう。開幕投手にどうにかしてもらわないと。

 

勝って行いたかったのですが、残念な結果の後に内海投手の引退セレモニー。

 

セレモニーに入る前に、2000投球回達成の連盟表彰式がありました。そういえばまだやっていなかったのですね。

 

続いてビデオメッセージ。内海投手の出身校である敦賀気比高校の東監督、それから読売ジャイアンツOBの阿部慎之助コーチ、高橋尚成さんから。現役のジャイアンツの監督からはなかったですね。


そして、グラウンドには内海投手がお世話になった監督4名のうち、最初の監督である堀内恒夫さん、高橋由伸さんが登場し、マイクを使ってスピーチしました。
高橋由伸さん:「テツ、また一緒にやれるかな
堀内恒夫さん:「これからは技術と経験を伝え、第2、第3の内海を育てて欲しいが、それをライオンズでやってほしいと思います」


指導者として一緒にやるのはどの球団なのか、堀内さんの「ライオンズでやってほしい」という言葉がどこまで本心なのかわかりませんが、堀内さんの言葉は自分を泣かせてくれる言葉でした。GMは「(来季のコーチ陣については)まだシーズン中なので・・・」と言葉を濁していましたが、専任での投手コーチ就任の打診は水面下でしてくれてはいるはず。一緒に自主トレを行っていたナベU(渡邉勇太朗)をはじめ、昨年までなかなか結果が出なかったものの、今季になって結果を出し始めた與座、本田あたりも影響を受けたということを聞いています。若手にいい影響を与える指導者になることは間違いないと思うので、永遠にとは言わないまでも、指導者としてのスタートは現在在籍しているライオンズで切って欲しいと切に願っています。

 

続いて家族(4人のお子様)から花束を。一番下の女の子も状況はしっかりわかっているようでした。次男の目の感じがお父さん(内海投手)にそっくりだなと。

 

最後に内海投手からのメッセージの後、場内一周。さらにはマウンド周辺で3回胴上げが行われ、セレモニーは終了しました。

 

写真を3枚並べてみましたが、1枚目の写真に私が入っていますね。というか内海投手からのメッセージ中のかなりの時間はこの角度の映像でしたね。

 

試合時間が4時間を超え、その後引退セレモニーがあり、セレモニーの後はグラウンドウォークがなく球場内の観客が一斉に西武球場前駅に向かったため、すぐには電車に乗ることができず。ということで、自宅に戻ったのが21時と、デーゲームでは考えられないような時間になってしまいました。まあ明日から仕事とは言っても、3日間行けばまた3連休なので、頑張りましょうということで。


今日は試合後にセレモニーがある人の弁当をと思ったのですが、確保しようとした時には既に売り切れだったので、こちらのベテラン選手の弁当を。これで450号本塁打記念のカードは2種類ともゲットです。