5回に今宮のソロで先制を許した後に追加点を重ねられ、首位攻防3連戦初戦黒星で2位に後退

 

本日のライオンズ戦(福岡PayPayドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第18回戦 ライオンズ7勝10敗1分

 

試合開始:18:00 試合終了:21:32 試合時間:3時間32分 観衆:28,308人

 

ホークス 4-0 ライオンズ

 

勝利投手:東浜9勝6敗    敗戦投手:松本6勝5敗 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)松本(6 1/3)~宮川(2/3)~佐藤(1)
(Sh)東浜(5 2/3)~松本(1/3)~津森(1/3)~嘉弥真(1/3)~泉(1/3)~藤井(1)~モイネロ(1)

 

本塁打
(Sh)今宮4号ソロ(松本)

 

今日から首位攻防3連戦。1ゲーム差で首位をキープしているライオンズとしてはとりあえず3連敗は避け、まずは1勝はしたいところ。福岡遠征はコロナ禍後は初めてで3年ぶりになりますが、自分としては特に気負いはなく、九州へ向かいました。目的地は福岡なのですが、最初は熊本に向かいました(後述)。


試合なのですが、序盤と中盤の途中の4回までは投手戦でした。先発の松本は4回までに6三振を奪う投球で、いい意味で「らしく」ありませんでした。イニング制限のないリリーフのつもりで投げてくれると強い球がいくので、これくらいの投球が出来て全くおかしくはないのですが。今日のように0-0の展開では先制点を取りたいところなのですが、3回に鈴木のチーム初ヒットに外崎の四球で2人が出塁したのみ。打順が2巡目に入って、外崎にはストレートの四球を出し、東浜が制球を乱しかけたのですが、チャンスを掴みきれなかったですね。


とライオンズが点を取れない間に、ホークスが5回に今宮のソロで先制。フルカウントだったので、イニングの打者に対して四球を出したくないと制球が甘くなってしまった気がします。


5回の先制点の1点だけであれば、ライオンズにとってもどうにでもできる展開だったのですが、6回表に同点のチャンスを逸した後の6回裏に、2死3塁からデスパイネの三遊間を詰まった打球が抜けていき2失点目。6回裏は先頭打者の三森を三塁前へのボテボテの内野安打で出塁させ、その走者がかえってきてしまったので、運もなかったですね。この2点目がまずは痛かったかなと。


7回にも2死から鈴木のヒットで出塁も、外崎が凡退して得点できずでした。


6回のチャンスでは、2死から森友哉のセンター前ヒット、アグー(山川)への四球、呉念庭の投手横へのラッキーな内野安打で満塁のチャンスを作り、クリ(栗山)が打席。呉念庭の打球を処理する際にホークス先発の東浜が脚に異常が出たようで、一旦ベンチに戻って治療。再びマウンドに戻ってきたのですが、軽めに2球を投球練習として投げたところで降板。おそらくこの段階ではブルペンは用意していなかったと思うので、ホークスベンチは明らかに時間稼ぎをして、リリーフの準備をしていたのだと思います。しかも東浜の後に出てきたのが一旦抹消後に上がってきたばかりの松本裕樹。確かにベンチの信頼は厚く、勝ちパターンの7回を任せてもいい投手ではあるのですが。てっきり左の栗山なので嘉弥真を投入してくるモノと思っていました。結局6回の満塁のチャンスで得点を奪えず。ここが今日の試合結果につながってしまったでしょうか。


7回もホークスは1人1殺という感じで、先頭の愛斗に対して右の津森、続くオグレディと鈴木の左打者2人に対して嘉弥真を投入。この2人で終わらずに外崎まで回ったらどうするのかなと思っていたら、今度は右の泉を投入。ホークスのベンチが左右病というか、相手の打者の左右に対して徹底した投手継投をやってきました。ただ、マウンドで打者1人を相手するにしてもブルペンでそれなりの準備を行うことにはなるので、こういうことをしていると後々の11連戦の時の不安要素につながるでしょうね。今日の試合後の東浜の状況もそうですが。


7回裏にはダメ押しとなる2失点。1死2、3塁で甲斐の打球が三遊間に飛び、サードの呉念庭が弾いて失策にはなりましたが、捕球できていたとして3塁走者の本塁生還を阻止できたかどうかはわかりません。その後の三森の適時打がダメ押しのダメ押しになりました。2点でも苦しかったのに、3点、4点と終盤で追いかける展開になっては無理です。


4点リードになった8回は藤井、9回はモイネロと、登板間隔が空いていることもあってか、勝ちパターンコンビを登板させてきました。明日以降の試合のために粘りを見せて欲しかったのですが、得点を奪うには至らず。8回に投げた藤井は微妙な制球が出来ていないように見え、アグーと呉念庭の連続四球になったのかなと思います。


明日は何度も挑戦してなかなか到達できないでいるシーズン2桁勝利に與座が再度挑戦します。一回くらい捕手を変えてみてはどうかなと思いますが、ベンチがどう判断しますか。今日の敗戦で一旦は首位を明け渡しましたが、明日勝ってまた奪還すればいいです。

 

 

試合後は市営地下鉄の赤坂駅から少し歩いたところにある「元祖長浜屋」で長浜ラーメンを食してホテルに戻りました。お店は長浜の屋台通りに面したところにあるのですが、長浜の屋台、1軒しか営業していませんでした。コロナ禍もあって衰退してしまったのかもしれませんが、寂しい思いがしました。福岡市のホームページで屋台の公募を行っている理由がわかった気がします。

 

今回の遠征目的は福岡での3連戦の応援なのですが、午前中から昼過ぎにかけて熊本に立ち寄ってから福岡へ向かいました。藤崎台球場に昼過ぎに行ったのですが、何やら打球音が。九州独立リーグの試合もナイターのはずだし・・・と思っていたら、早出特打だったようです。ホームの火の国サラマンダースのチームバスが止まっていたので、この段階で選手は結構来ていたのかもしれません。ちなみにチアは正面入口の屋根下で練習を行っていました。