レギュラーシーズン最終戦は逆転負けも、平良がホールドをあげて最優秀中継ぎのタイトルを獲得

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第25回戦 ライオンズ13勝11敗1分

 

試合開始:18:00 試合終了:21:08 試合時間:3時間08分 観衆:27,259人

 

ライオンズ 2-4 ファイターズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)根本(5)~鈴木(1)~長谷川威(1)~河野(1)~北山(1)
(L)エンス(2)~平良(1/3)~佐藤(2 1/3)~宮川(1 1/3)~十亀(1/3)~公文(2/3)~スミス(1)~森脇(1)

 

勝利投手:根本3勝3敗  セーブ:北山3勝5敗9S  敗戦投手:佐藤3勝4敗

 

本塁打
(L)中村12号2ラン(根本)

 

今日は昨日と違って消化試合。試合の勝ち負けより内容重視で見ていました。

 

試合開始前に武隈祥太投手がセレモニアルピッチでの現役引退表明。最近ファームで復帰したばかりだったのでビックリでした。

 

試合の方は先発のエンスが順調な立ち上がり。2イニングだけでしたが、CSに向けての調整登板になっていればいいですが。


2回裏にブルペンで平良が投球練習するという普段ではあり得ない光景が見られましたが、HPのタイトルをとらせるためのもの。相手にリードを許した状況だとつかないですからね。このような状況を作るためにも先発投手のエンスの役割が重要でした。


3回までは高校野球並のスピーディーな展開で20時過ぎには終わるのではというペースでしたが、4回と5回の得点が入ったイニングが長くなり、平均的なペースの試合になりました。


4回裏には久々にスタメン出場したおかわりさん(中村)が先制2ラン。CSでの起用法はわかりませんが、打の方で戦力になってもらわないと困るので。スタメンで打席に立たせて調整ということでしょう。


3回に平良が登板した後を引き継いで、ルーキーの佐藤が登板。代わり端はストレートのキレ、コントロールとも良かったのですが、5回に急に制球を乱して、清宮に押し出し死球、五十幡に押し出し四球を出して同点に追いつかれたところで降板。佐藤の後を継いで登板した宮川も野村に2点適時打を打たれて逆転を許しました。このあたりの投手がピンチを作っても抑えてくれれば、ブルペンはホントに盤石なものになるのですが。


打線は5回に呉念庭のヒットで追い上げの得点が取れそうでしたが、五十幡の好返球で得点にならず。6回以降はファイターズのリリーフ陣にほぼ抑えられた感じでした。


今日は一昨日に今年限りでの現役引退を表明した十亀剣投手の引退試合。最後の登板は7回表の最初の打者(石井)の場面でした。110km台のカーブを交えて、最後の4球目はストレートで空振り三振で登板を終えました。登板後は涙はなく、すがすがしい表情でした。

 

試合中は仙台と千葉の経過をチラチラ見ていましたが、試合が進むにつれて通信状況が悪くなりつながりにくくなりました。まずオリックスが逆転し、その後千葉でもマリーンズが逆転したあたりから、ホークスの歴史的なV逸になるのかもと思いながら経過が気になって仕方ありませんでした。昨日のアレがあって、まさか今日それが現実のものになるとは思いませんでした。2位のチームがライオンズにとってのCS1stステージの相手になるわけですから、結果が気になるのは当然です。現地に行く予定がある人は、ホテルや往復の交通手段確保がありますから私以上にドキドキしていたでしょうね。ちなみに私は今回のCSは諸事情で全く行く予定はありません。


今日でレギュラーシーズンは終わりましたが、今年は3年ぶりにその先があります。まずは次の土曜日からの福岡、そこで勝ち上がっても大阪で待ち受けるオリックスと厳しい相手ばかりですが、2011年を思い出して、先のことは考えずに一戦必勝でがむしゃらに戦ってもらえれば。9月上旬から中旬にかけて得点能力がほぼなく連敗が続いた時のようにいつまでも平常通りの運用で負けるのだけは勘弁です。

 

 

試合後はレギュラーシーズン最終戦セレモニー。選手会長高橋光成投手からの挨拶。

 

その後、監督が挨拶を行った後に選手たちが場内一周。相変わらずスタンドから遠い… 場内一周の際には今シーズン限定用に作ったこのゲーフラを掲げていました。大逆襲のシナリオが一番最後の一番大きな舞台まで続くことを祈りつつ。

 

今日の夕食は引退セレモニーの日に売り切れで食べることが出来なかったあの弁当。どうやら2軍戦で古巣のホームグラウンドで引退登板を行ったようで。引退セレモニーでの堀内爺さんからのコメントの通り、来年も今年と同じユニフォームを教える立場の一人として着てもらえると信じています。