2回までに8点を奪い、終盤の猛追を振り切り、首位攻防戦連勝!



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第20回戦 ライオンズ10勝10敗


試合開始:13:00 試合終了:16:40 試合時間:3時間40分 観衆:30,902人


ライオンズ 8―5 ホークス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)大竹(1 2/3)〜高橋礼(3 1/3)〜モイネロ(2)〜石川(1)
(L)今井(5 2/3)〜小川(1/3)〜野田(1)〜マーティン(1)〜ヒース(1)


勝利投手:今井5勝4敗  敗戦投手:大竹2勝1敗


本塁打 
(L)山川41号2ラン(大竹)


初回、先頭の牧原にライト前ヒットを打たれ、続く今宮に送られて1死2塁。3番の中村晃の打球は右中間深くへ。抜かれてフェンスまで到達していれば先制点を許す所でしたが、ライトの金子侑がダイビングキャッチして、2塁走者の進塁も許さず。続くグラシアルを抑えて、初回を無失点で切り抜けたことが、裏の4点につながったと思います。もし、初回で先制されていれば、全く違う展開になっていたでしょう。


ホークス先発の大竹には初対戦の時に所沢で抑えられていました。前回の福岡では崩しかけたところで逃げられました。


今日は、初回からファーストストライク狙いで、秋山は初球センター前ヒット、源田は1−0から右中間を破る適時3塁打で先制。浅村もカウント0−1からセンターオーバーの2塁打で2点目、さらにアグー(山川)が源田と同じカウントからレフトへ弾丸ライナーの2ランを放って計4点。何とわずか7球で4点を取ってしまいました。本塁打で走者がいなくなってしまったせいか、この回は4点で終了。


2回には先頭の金子侑の四球をきっかけに、盗塁で2塁に進んだ後、源田の適時打、浅村が再度得点圏に走者を進めるヒットを放ち、アグーがレフトへ詰まりながらの適時打でこの回2点目。さらにおかわり(中村)もセンター前への2塁打(相手のセンターが弾いて2塁へ進むも、失策はつかなかったため、記録上は2塁打)を放って、初回に続いて4得点。おかわりの2点適時2塁打は2番手の高橋礼から打ったものですが、先発の大竹が残して降板した走者なので、1回2/3イニングで8安打を浴びせて8失点。これまで対戦してそれなりに抑えられた2試合の鬱憤を晴らす形になりました。


3回以降、追加点が取れていれば、昨日と同じように終盤は非常に楽な展開になったと思いますが、3回以降でライオンズの出塁は3人だけ(ヒット2本に四球1つ)で追加点を全く奪うことが出来なかったため、終盤もつれ、一つ間違えばわからない展開になってしまいました。


初回の金子侑のプレーだけでなく、4回の無死2塁での長谷川勇のセンターフライを秋山が地面スレスレで捕球するプレーなど、守備でも随所に好プレーが見られました。投手陣を助けたと思います。


先発の今井に関しては、序盤に大量リードをもらいながら、3回に暴投で、4回には明石の2点適時打で失点。5回は上位打線をあっさりと三者凡退に抑えていたので、せめて6回までは行ってほしかったのですが。6回のピンチは2番手の小川がよく凌いだと思います。ホークス側としては、6回のチャンスの場面で、甲斐の代打に福田を送り、ライオンズ側が左投手に交代すると、代打の代打で川島を送るという、福田を使い捨てする作戦をとりました。そのおかげで、8回表に4点差に追い上げ、さらに2,3塁のチャンスで高谷に回った所で代打を送れないという状況になってしまいました。ただでさえ、野手の登録メンバーが1人少なかったのに、相手投手の左右にこだわってベンチの野手を無駄づかいしてはね。


8回はマーティン、9回は先週日曜以来、中6日で抑えのヒースが登板しました。


8回のマーティンは2死まではスムーズに奪えたのですが、上林のボテボテの三塁内野安打でピンチが広がり、明石にライト線を破る2塁打を打たれて失点。さらに高谷にも9球粘られて、何とか打ち取りました。


マーティンが1イニングで34球も投げてしまい、ヒースはそんなことはないだろうと思いきや、先頭の牧原から3連打を浴びて無死満塁のピンチ。グラシアルからは4球で三振を奪ったのですが、続く長谷川勇には11球も粘られ(結果は三振)、松田にはレフト前への適時打を浴びて、5−8と追い上げられ、さらに2死満塁のピンチで上林。最悪のシナリオも頭をよぎりましたが、初球であっさりと一ゴロに打ち取り試合終了。ヒースは1イニングで35球も投じてしまいました。





さすがに首位攻防戦では、序盤に大量得点を奪っても、追加点が奪えないとしんどい試合になりますね。


昨日は千賀、今日は大竹を攻略して連勝。連勝はしましたが、3週間前の福岡のリベンジはまだ3分の2を果たしただけ。明日の先発・ミランダに来日初黒星をつけて、ようやくリベンジ完遂となります。


中盤から終盤にかけて、ライオンズ打線がおとなしくなり、逆にホークス打線が追い上げてきたのが嫌な感じですが、明日も序盤に攻略して、ライオンズペースで試合を進められるかがポイントでしょう。


明日勝つことで、レギュラーシーズンの残りの戦い方がずいぶんと変わってくると思うので、「勝ったらマジック点灯」ということは気にせず、明日も一戦必勝で白星をもぎ取りに行ってほしいと思います。


屋根下の入場列で開門を待っていた時のこと。中がざわついているような感じがあったので、何かあったのかと中を覗いてみると、1塁側のフィールドビューシートの前あたりで倒れている人がいました。開門数分前に、バックスクリーンの所から救急車がグラウンド内に入っていき、車が入ると同時にスクリーンが閉じられ、中が見えない状況になりました。救急車が中から出てくる前には、場内で何があったのかは何となく状況がつかめていて、場内から救急車が出てくる時には、運ばれていく選手のコールが1塁側の入場待機列から起きていました。打撃練習中の打球の行方に十分注意しなくてはならないのは、スタンドにいる我々だけでなく、敵味方の選手関係なく同じであることを認識しました。幸い大事には至らなかったようで、ほっとしています。


このアクシデントが起きていなければ、今日のライオンズの勝利、もしかしたらなかったかも。最終回は見ていられないような状況になっていたかも…。、


お立ち台は投打の2人。まずは6回2死まで3失点の投球で、5勝目をあげた今井投手。




そして、今日もお立ち台。祖父母が来場するとよくホームランを打つという山川選手。

 中盤の2本塁打で追い上げるホークスを突き放し、首位攻防戦初戦勝利!



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第19回戦 ライオンズ9勝10敗


試合開始:14:01 試合終了:17:57 試合時間:3時間56分 観衆:30,264人


ライオンズ 11―5 ホークス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)千賀(4 1/3)〜石川(2/3)〜モイネロ(1/3)〜五十嵐(1 2/3)〜高橋礼(1)
(L)郭俊麟(5 0/3)〜小川(1/3)〜平井(2/3)〜増田(1)〜マーティン(1)〜野田(1)


勝利投手:郭俊麟1勝  敗戦投手:千賀11勝6敗


本塁打
(Sh)グラシアル6号ソロ(郭俊麟)、川島3号ソロ、上林20号ソロ(野田)
(L)浅村27号3ラン、山川39号ソロ(千賀)、山川40号2ラン(高橋礼)


郭俊麟は今季2度目の先発、3週間前の福岡以来の先発マウンド。前回登板のリベンジの舞台でした。


前回との違いは、初回、先頭の牧原に投じた全球でわかりました。ストレートは全く使わずの変化球攻め。森友哉のリードか、試合前にバッテリー間で話し合ってのこの配球かはわかりませんが、変化球の制球が良かったこともあり、ホークス打線には効果的でした。各打者に対して、ストレートは見せ球に使い、決め球は変化球。みんなタイミングがなかなか合わず、フルスイングをさせませんでした。グラシアルにファーストストライクをレフトスタンドに持って行かれたのは失投でしょう。


5回に下位打線にチャンスを作られ、今宮に適時打を打たれたのですが、ライトからの好返球で2塁走者を刺して、1点差に追い上げられたところでとどめました。1点差に追い上げられた直後、5回裏の4点が非常に大きかったですね。初回に相手のバッテリーミスと適時打で3点を先制した後、なかなか追加点を奪えず、その間に追い上げられていたので、流れがホークスに行きかねない状況でした。そんな中での連続本塁打。浅村の3ランに、アグー(山川)のソロ。最高の形で追加点を奪い、ホークス先発の千賀をKOしました。2発が出たのも、先頭の金子侑がセンター前やや右中間寄りへの打球で2塁打にしたのがきっかけ。好走塁でした。


郭俊麟は6回の先頭打者の中村晃に四球を出した所で降板。この走者が生還してしまったので、6回途中3失点という結果になりましたが、ホークス相手には上々の投球でした。変化球を多投して的を絞らせませんでした。明日以降、ホークス打線を抑える大きなヒントを与えてくれる投球だったと思います。再来週、再び所沢でホークスとの3連戦がありますが、その時にまた登板チャンスがあるでしょうか。


7−2とリードした6回表に1点を還されたのですが、すぐその裏に2点を追加。これが大きかったです。特にアグーの打席、2死1,2塁で2塁走者の秋山が三盗成功。その後、相手投手の暴投で秋山が生還することに。三盗が追加点につながりました。この走塁も大きかったです。


ダメ押し点は、8回裏2死2塁からアグーの今日2本目の本塁打(2ラン)。打った瞬間本塁打とわかる打球でした。チームとしては、2011年のおかわり(中村)以来の40本塁打到達。超大事な一戦での2発。今シーズン1試合も4番から外れていない立派な主力打者になりました。


8点リードの9回表に登板した野田。途中出場の川島と、今日2本のヒットを放っていた上林にソロを食らいました。大量リードをしていて、明日も同じカードで試合があるこそ、ゼロで締めてほしかったのですが。明日以降、厳しい場面での左打者相手の登板があるでしょうから、その時に結果を出してもらいましょう。




今日のヒーローは2人。まずは、3年ぶりの1軍での勝利投手となった郭俊麟投手。インタビューアーの質問には通訳を介さず、簡単な日本語で話していました。



そして、今日2発の本塁打を放った山川選手。明日以降も引き続きの活躍が必要です。チームの勝利のためには。



 中盤にマリーンズを引き離し、5投手のリレーで逃げ切り勝ち!



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第22回戦 ライオンズ14勝8敗


試合開始:13:00 試合終了:16:23 試合時間:3時間23分 観衆:29,940人


ライオンズ 6―2 マリーンズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)種市(4 1/3)〜チェン(2/3)〜高野(1)〜東條(1)〜岩下(1)
(L)今井(6)〜野田(1/3)〜平井(2/3)〜マーティン(1)〜ヒース(1)


勝利投手:今井4勝4敗  敗戦投手:種市2敗


本塁打
(M)福浦1号ソロ(今井)


マリーンズの先発・種市とはライオンズ打線は初対戦。プロ未勝利投手だし、打ちあぐねるとマズいなあと思っていたのですが、ストレートは速くても140キロ中盤、変化球は130キロ前後に、時折カーブがくるというタイプの投手。ビックリするほど速いストレートがあるわけでも、キレキレの変化球があるというタイプではなかったので、とりあえず打ち崩すことは出来たかなと思います。


2回にはクリーンアップの連打で作ったチャンスを森の二ゴロで還し、3回は浅村のライト前適時打、4回は森が右中間を破る適時2塁打で、毎イニング1点ずつ。5回に満塁のチャンスを作ってKOしました。出来れば4回の森の2塁打の後にもう1本適時打が出ていれば、勝ち越しては追いつかれのサイクルからもっと早く抜け出すことが出来たと思いますが。


打線は毎回着実に加点をしていったのですが、先発の今井がそれを吐き出してしまったのが3回と4回。


3回は3つの四球が絡んで、内野ゴロの間に1点。4回は福浦のソロで1失点。特に3回から5回にかけてはボール連発で、カウントを打者有利にするケースが非常に多かったですね。ストレートも変化球も質自体は悪くなかったと思うのですが、制球が…。


そんな状態でも、ピンチの場面で要所は締めていたと思います。2回、4回、6回といずれも得点圏まで走者を進められた場面で、最後は併殺打で失点を防ぎました。5回で106球、6回で114球とかなり球数を要しましたが、2失点でまとめられた要因だと思います。


5回裏、3−2と1点リードで1死満塁。左打者のクリ(栗山)を迎える場面で、昨日アグー(山川)がグランドスラムをお見舞いしたチェンが今日もマウンドに上がりました。いきなりボール球連発で押し出し四球かと思ったのですが、カウント3−1からレフトオーバー、フェンス直撃の適時打で2点を勝ち越し。さらに、続くおかわり(中村)がレフト線への2塁打でさらに1点を追加。ベテランコンビのバッティングでマリーンズを引き離しました。クリの勝負強さは相変わらずだし、おかわりも昨日から見る限りではボールの見極めは出来ていて状態は良さそう。チームが優勝争いをしていて、シーズン最終盤に向かう中、やはり経験のある人は頼りになります。


6−2と4点リードで終盤へ。7回は平沢と角中の左打者2人に野田をぶつけ、井上以降に平井をぶつけました。監督は石橋を叩いて渡るかのような継投をしたのでしょうが、4点リードなのだから野田か平井かどちらかで1イニング行ってほしかったですね。昨日も2人ともそれなりに投げているし、今後の一番大事な時に向けて休めることも必要だと思いますが。


8回は昨日決勝点を献上したマーティンが、マリーンズの下位打線相手にヒットを1本許したものの無失点投球。9回は盤石のストッパー・ヒースが三者凡退に抑えて終了。


今日はパリーグの他の上位チームも勝ったようで、ゲーム差を詰められることなく終えられてほっとしました。


お立ち台は2人。まずは6回2失点と粘りの投球で4勝目をあげた今井投手。



そして、5回に追加点となる2点適時打を放った栗山選手。



今日、球場前到着後すぐにフラッグスへ。開店直後だったので、待機することなく店の中に入れました。


そして、欲しかったこれを購入。今日は勝ったので、購入時と同じ表情のまま、次の試合まで置いておきます。

 序盤の8点ビハインドを1イニングで追いつくも、中盤以降に失点を重ねて敗戦



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第21回戦 ライオンズ13勝8敗


試合開始:14:01 試合終了:18:18 試合時間:4時間17分 観衆:30,031人


ライオンズ 9―13 マリーンズ 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)ボルシンガー(1 2/3)〜チェン(1 1/3)〜大谷(2)〜益田(1)〜松永(1)〜唐川(1)〜内(1)
(L)十亀(2)〜伊藤(2 2/3)〜小川(1/3)〜マーティン(1)〜平井(1 0/3)〜野田(1)〜増田(1)


勝利投手:大谷1勝3敗  敗戦投手:マーティン1勝1敗


本塁打 
(M)井上20号3ラン(十亀)
(L)山川37号満塁(チェン)


予告先発を見ると、十亀が少ない失点に抑えないと厳しい展開になるかもと思っていたら、想定していた展開とは全く違う展開になりました。


先発の十亀については、結果のとおり、何も言うことはありません。初回は打者一巡で3本の適時打で5失点、2回も向こうの4番に左中間へ完璧な当たりで3ラン。2回8失点。これで今日は終わったなと思いました。


一方、マリーンズ先発のボルシンガーも初回を見る限り制球に苦労していて状態は良くないと見ていました。初回こそ三者凡退に抑えられましたが、2回は先頭打者のアグー(山川)が左中間を破る2塁打で出塁すると、おかわり(中村)の適時打でまず1点。その後下位打線が凡退しましたが、秋山の適時打で3点目、さらに2連続四球(2つ目が押し出し)で4点目。そして、〆はアグーの満塁本塁打。表に向こうの4番に打たれた本塁打のリプレイ映像を見ているかのような打球でした。0−8から1イニングで8−8の同点に。ここまではまるでラグビーのような展開でした。


2回裏の攻撃中に伊藤がブルペンで投球練習をしていたのですが、まさか同点に追いついてもらっての登板になるとは思いませんでした。やっぱりこのルーキーは何か持っているのかなと思いました。3回からのリリーフではありますが、最低でも5回までしっかり抑えて、その間に味方の援護点が入れば、3勝目の権利を得られるわけですから。


伊藤は球審の狭いストライクゾーンの影響もあってか、球数が多くなってしまい、3イニング目の5回に捕まってしまいました。5回表にピンチの場面で左の平沢に回る打順で交代。3番手で出てきた小川が打たれてしまったので、5回表まで投げ切らせても良かったかなと思いました。


打線は、4回におかわりの適時打で1点勝ち越したところまでは良かったのですが、さらに畳み掛けて追加点を奪うことが出来なかったばかりか、5回以降は4イニングヒットが全く出ませんでした。その間に、同点に追いつかれ、6回にはマーティンが先頭の井上に2塁打を打たれていきなりピンチを招き、勝ち越し点を許しました。


1点ビハインドのまま終盤まで行ければ何が起きてもおかしくはなかったのですが、8回にイニングまたぎをした平井が角中、井上に連続ヒットを許し、井上のヒットの際には、ライトの木村が捕球をミスし、さらに三塁方向への送球も乱れてダブルエラーに。これがきっかけで3点の追加点を許し、致命傷になってしまいました。打たれてしまったのはまだしも、ミスで余計な進塁を許してしまってはいけません。


8点ビハインドを追いつき、勝ち越した後もライオンズのペースで試合が進められるようであれば、最後のゴールテープもいずれ見えてきそうな気はするのですが、なかなか道のりは険しいですね。やはり外崎が離脱したのが痛いですね。離脱前よりも下位打線が弱くて、打線の切れ目が出来てしまっています。それでも2回は打者一巡で8点を奪いはしましたが。


追いかけてくるホークスの結果はどうあれ、明日は負けられません。マリーンズ先発の種市とは初対戦になりますが、しっかり打ち崩さないといけません。

 6点ビハインドを追いつき一時勝ち越すも、延長12回に満塁弾を打たれ、同一カード3連敗




本日のライオンズ戦の結果(福岡ヤフオクドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第18回戦 ライオンズ8勝10敗


試合開始:13:00 試合終了:17:48 試合時間:4時間48分 観衆:38,530人


ホークス 12×―8 ライオンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)郭俊麟(6)〜野田(1)〜平井(1)〜ヒース(1)〜マーティン(1 1/3)〜小川(2/3)〜齊藤大(1/3)〜増田(0/3)
(Sh)大竹(6 1/3)〜加治屋(0/3)〜嘉弥真(1/3)〜石川(1/3)〜スアレス(1)〜森(1)〜五十嵐(1)〜中田(2)


勝利投手:中田5勝3敗  敗戦投手:齊藤大1勝2敗


本塁打
(L)源田2号ソロ(大竹)
(Sh)柳田29号2ラン、今宮8号満塁(郭俊麟)、グラシアル4号満塁(増田)


昨年は故障で1試合も登板がなかった郭俊麟が先発。イースタンでは好投したようで、実は昨夜屋台で飲んで帰った後、ホテルでその時の全投球を映像で見てから球場へ。ストレートを投じた後の1塁側への体の倒れ方を見ると、普通に投げられるようにはなっていることが確認できました。ただ先週と今週では相手のレベルが全く違うので、どうなるかなと思っていました。


初回は牧原、今宮からアウトを取ったのですが、グラシアルの打球が三塁前へのボテボテの内野安打となり出塁を許すと、柳田にはカウント1−0からのストレートをレフトに持っていかれて2点を献上。さらに2回には、3つの四死球で満塁にした後、今宮にはカウント3−1からストライクを取りに行った球をレフトスタンドに持っていかれ、0−6。ライオンズ打線が初回と2回、外崎の2塁打以外は完璧に抑えられていたので、この時点で3連敗を覚悟しました。


しかし、郭俊麟が3回から本来の投球を取り戻し、6回まで内野安打2本に抑える好投でホークスに追加点を許さず、この好投がライオンズに流れを呼び込むことになりました。


ヤフオクドームの外野スタンドの前にテラス席が設置されてから、ライオンズはあまりこの恩恵を受けていないような気がするのですが、4回に源田のテラス席へのソロでまずは1点。


6回には1死から秋山がもう少しでテラスへの本塁打になったのではないかという2塁打で出塁し、源田が内野ゴロで走者を3塁に進め、浅村の左中間への2塁打で2点目。このまま少しずつでも点差を詰めていけば、酷使されているホークスの中継ぎ陣を引きずり出すことができ、面白い展開になるだろうと期待をしていました。


そして7回にビッグイニングが。先頭の外崎が右中間への2塁打で出塁、おかわり(中村)が四球で無死1、2塁。メヒアは左飛に倒れましたが、岡田の代打・森友哉がレフト前に落とす適時打で3点目。ここでホークスは先頭の大竹をあきらめて、加治屋にスイッチ。金子侑が四球で満塁のチャンスを作ると、ホークスベンチお得意の継投ラッシュが始まり、左の嘉弥真にスイッチ。秋山はフルカウントから空振り三振に倒れましたが、次の源田もフルカウントまで粘って押し出し四球をゲットして4点目。右打者が続く打順でスアレス投入かと思いきや、石川を投入。浅村がセンター前への2点適時打を放って同点。得点圏に逆転の走者がいたのですが、4番のアグー(山川)が倒れて7回は同点止まり。


8回には4番手で登板したスアレスを相手に、おかわりが内野安打、メヒアが四球でチャンスを作ると、金子侑の代打・クリ(栗山)がライト前へ運んで1点を勝ち越し。さらに秋山にも内野安打が出て2点リードに。


貪欲にもっと点をとっておけばと思うことになったのが直後の8回裏。グラシアルをレフト前ヒットで出塁させると、柳田にライトのテラスに飛び込む同点2ランを打たれました。ライオンズベンチは8回に平井を投入したのですが、振り返るとマーティンで良かったのではないかと思いました。(延長10回に似たような打順に回る場面で登板して打ち取っていたので)


その後は両チームゼロ行進が延長12回表まで続きました。その間、ライオンズは9回表に2死から外崎が出塁するも牽制死でチェンジ、延長10回は2死満塁のチャンスを作るも源田が三振、11回は2死1、2塁のチャンスで途中出場のカズオ(松井)が三振、12回は三者連続三振。9回以降1点も取れず、勝ちがなくなってしまいました。


12回裏、ライオンズは齊藤大将がマウンドに上がり、先頭の代打・長谷川をあっさり初球で打ち取った時は「このまま引分けに持ち込めるかな」と思ったのですが、西田にセンター前ヒットを打たれ、牽制悪送球で2塁まで進めた時には、サヨナラ負けも覚悟しました。牧原にレフト前ヒット、今宮を歩かせて1死満塁。グラシアルで勝負して、引き分けに持ち込むには内野ゴロでホームゲッツーしかないと思っていたら、まさかのライトスタンドへの満塁本塁打。グラシアルで2死目を取っていても、柳田に同じことをやられたかもしれませんが、終わり方が…。しかもグラシアルを迎える場面で、今のコンディションでは登板すると悪い結果しか浮かばない増田がマウンドにあがっていました。昨日も8回に登板して柳田、松田に連続本塁打を許していましたが、今日もダメでした。この結果を見ると、リードした後の継投が悔やまれるなあと思います。8回にマーティン、9回にヒースで行って追いつかれないという確証はないですが。


大事な3連戦。1つでも勝っていれば、ホークスの勢いを止めることができ、来週以降の試合を戦っていく上で多少余裕は出来たように思いますが、3つ全部負けてしまいました。先ほどは今日の投手起用がうんぬんと言いましたが、このような結果になったのは両チームの4番の出来の差だと思います。ホークスの4番・柳田も3試合で11打数4安打2四球なので、自身の打率を下げる結果だったのですが、4本のヒットがいずれも本塁打。勝ち越し弾、先制弾、同点弾なと冠のつく本塁打ばかりで、見た目の数字以上に貢献しています。一方のライオンズの4番は13打数でノーヒット、四球1。今日も一打で追加点、勝ち越し点につなげられる場面があったのですが、結果を出せず。この3連戦で出せなかった結果は、明後日からのイーグルス戦でまずは返してもらいましょう。


2位ホークスとの差は5ゲーム。「5ゲームしかない」と思ってしまうようでは先が危ないと思います。


0−6からさらに追加点を取られて一方的な展開で負けていればかなりの危機になったと思いますが、攻撃陣の頑張りで一時は逆転という展開に持ち込めたことで、ホークスサイドは勝ったものの、今後の対戦に不安を残したと思います。向こうは中継ぎフル稼働になりましたし、このライオンズ戦に限らず、中継ぎ投手を毎試合のようにガンガンつぎ込んでいますから、9月の大事な時期に不調に陥る投手が出てくるような気がしています。


2位との差は詰まりましたが、これからも今まで同様、「目の前をいかにモノにするか」ということだけ考えて戦ってほしいです。試合に勝てば、下とのゲーム差を詰められることはないわけですから。


試合終了が17時50分頃。福岡空港発の飛行機の時間は19時15分。空港でゆっくりラーメンというわけには行かなくなりました。


とりあえず空港に直行して、到着が18時半。夕食を空港内で買って、コインロッカーに預けた荷物をピックアップして、手荷物預かり所へ。ロッカーは北側の到着口付近、手荷物預かり所は同じフロアの南側。預かり所に着いた時点で18:40過ぎ。さっと預けて保安検査所に行かなきゃいかんのに、預ける時のバーコードが反応せず右往左往。結局隣の台に荷物を移して完了。


2階の保安検査所に向かう前に、土産の明太子だけ買って検査所へ。出発の30分前を過ぎていて、危うく優先受付の方に回されそうでしたが、何とか通常ルートで検査所通過。検査所にはライオンズの選手たちがゾロゾロ。よくこの時間に間に合ったなあと。


帰りは同じ便で羽田に帰りました。自分の数列後方から後ろに固まって座っていたようでした。(写真はピンボケしています)


離陸が大幅に遅れ、羽田の駐機場で止まったのが定刻より25分遅れ。羽田からのリムジンバスも当初予定より1本遅らせて乗車。これもチケット購入が少しでも遅れたら、さらに30分待ちでした。


帰りの飛行機の機種変更が2度、座席変更も2度、さらには搭乗口が当日になって変更になるといういろいろなバタバタが続きましたが、遠征は終わりました。


福岡遠征はこれで3年越しの7連敗。どうにかしないと、いつまで経っても福岡の二次会に立ち会えない…。

 打線が8回まで無安打に抑えられ、何とか完封負けを逃れる



本日のライオンズ戦の結果(福岡ヤフオクドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第17回戦 ライオンズ勝敗


試合開始:18:00 試合終了:20:47 試合時間:2時間47分 観衆:37,681人


ホークス 5―1 ライオンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)十亀(6 1/3)〜齊藤大(2/3)〜増田(1)
(Sh)ミランダ(8 2/3)〜森(1/3)


勝利投手:ミランダ2勝  セーブ:森1勝4敗25S  敗戦投手:十亀5勝8敗


本塁打 
(Sh)松田宣25号ソロ(十亀)、柳田28号ソロ、松田宣26号ソロ(増田)


先発の十亀ですが、特定の某選手に打たれなければなあと思っていましたが、4回の先頭打者で迎えた第2打席に、カウントで追い込んでおきながらレフトスタンドへドカン。打たれた球はスライダーが真ん中に入ったもの。まあ、特定の打者によくこれだけコントロールできるなあと逆に驚いてしまいます。


6回の先頭打者に打たれるまでは、松田に打たれた2安打のみ。他の打者には制球を乱して四球は出していましたが、ヒットは打たれていませんでした。タイミングをうまく外すことが出来ている打者もそれなりにいるとは思いました。


苦手にしている松田を相手に第1打席、第2打席と勝負しておきながら、四球を6つも出してしまうのはどうかと思います。松田の打席が近づいてくると意識してしまうのかはわかりませんが、打者に対して勝負に行かずに、逃げて四球を出しているようにスタンドからは見受けられました。結果的に3失点には収まりましたが、内容としては結果の通りには評価できないのかなと思います。


十亀は大崩れすることはなかったのですが、打線がホークス先発のミランダ相手に予想以上に苦戦。まさか8回までノーヒットノーラン投球をされてしまうとは。野手の正面を突く惜しい当たりや外野への大飛球もなくはなかったのですが、全体的にはうまく抑えられてしまったなと思います。おそらく9月の3連休の所沢で2度目の対戦があるでしょうから、それまでに攻略法を練っておかないといけないですね。


8回までノーヒットだったこともあってか、自分の周辺に座っていた人の中には、ノーノーを見たくないから8回で帰るとか、ノーノーを回避できたからこれで試合後に旨い酒が飲めるなんて言っている人がいました。特に後者のコメントを残しているファンがいるようでは、劣勢の時に選手たちにパワーを送ることなんて出来ないですね。相手チームはただでさえ先発投手を降板させるとベンチがバタバタするチームなので、せめて「相手のストッパーを引きずり出すような展開に持っていけるように、つなぐ意識を持って打て」 という意思をグラウンド上の選手たちに伝えられるような応援ができるようにならないと。相手が相手なので、仮に最終的に負けてしまったとしても負け方というのがあると思います。


今日の試合の投手継投で、8回に3点ビハインドの場面で増田を投入しました。この時点で、ベンチは「今日の試合は捨てた」のだと思いました。ホークスのクリーンアップ相手には現状の投球では無理だと思いました。今日の投球を見る限り、今シーズン中の復調は難しいのではと思いました。3点ビハインドで平井や野田をつぎ込めとは言いませんが、8回の2点がなければ、9回表の秋山の打席でノーノーが途切れた時点で、ホークスベンチがもっと慌てたのではないかと思います。


明日の先発は郭俊麟ですが、来日1年目の序盤の投球が出来たらなあと思いますが、どうでしょう。勝ちパターンの投手陣は昨日、一昨日と休んでいるので、5回までそれなりに抑えてくれたら、チャンスはあると思います。


明日勝って、この3連戦1つでも勝っておけば、先を考えた時に少しは楽になると思いますが…


選手は頑張ってもね、審判のレベルがね…。表と裏の攻撃でストライクゾーンが明らかに異なってしまっては試合になりません。ジャッジしている本人たちは気づいていないかもしれませんが。(それなら尚更大変な問題!!)


さすがに福岡遠征(3連戦)2年連続で3タテとなってしまっては…


中村選手が今日の試合への出場により、プロ入り通算1500試合出場を達成しました。


試合には負けましたが、今日が福岡遠征最後ということで、試合後は屋台へ。どこにしようかと思ったのですが、以前に長浜には行っていたので、天神の屋台へ。入るまで少しだけ待ちましたが、すっと入って2時間弱くらい居座らせていただきました。



今日は土曜日ですがナイターということなので、昼間は時間つぶし。10年ぶりのリーグ優勝を必ず掴み取るという意味で、10年前の9月、ちょうど優勝へのマジックが5で福岡に乗り込んだ時に行った「あの場所」を目指します。ゲン担ぎでね。


まずは、博多から山陽新幹線で1駅。在来線で行ってもいいのですが、少しでも朝遅く出られるようにということで。そして、小倉から在来線に乗り換え。



ここに来るということはライオンズファンなら目的地はあそこしかないとわかって当然だと思います。とりあえず駅の窓口で楽チャリの手続きをして、電動自転車を借りてから出発。



10年前に来た時も確か土曜だったと思いますが、球場では催し物をやっておらず、記念館にだけ寄って、球場内には入れなかったように記憶しています。しかし、今回は高校野球の県大会(秋の大会?)が行われていて、それなりに関係者がいました。有料試合だったので、試合の観戦時間はゼロでしたが、チケットを購入して球場内に突入。



試合が行われていましたが、記念館には入れるようでした。ただ関係者らしき人が多くいるように思われたので、記念館の中には入らず、入口で神様仏様にお参りをしただけで出てきました。(確か記念館とア

ナウンス室がガラスを隔てて互いに丸見えだった記憶が…)


神様仏様の投入フォームのスロー写真。バックの広告が時代を感じさせてくれます。


10年前より若干時期は前倒しにはなりましたが、ゲン担ぎで同じ場所を訪問しました。これで2018年のライオンズも最後にいい結果をもたらしてくれるはず…。


チャリを2時間借りていたので、ついでに市内を少し散策。この3連戦で対戦する敵チームのショートの出身校も近くにあったので、寄ってきました。(明豊高校


海沿いの様子も。1月前に行った東北とはまた風情が違いますね。


そういえば、来年のラグビーワールドカップ、大分も開催都市の一つでしたね。

 先発・菊池が完投するも、2被本塁打が響き、ホークス戦初勝利ならず



本日のライオンズ戦の結果(福岡ヤフオクドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第16回戦 ライオンズ8勝8敗


試合開始:18:00 試合終了:20:49 試合時間:2時間49分 観衆:36,670人


ホークス 3―2 ライオンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)菊池(8)
(Sh)千賀(6 2/3)〜嘉弥真(1/3)〜加治屋(1)〜森(1)


勝利投手:千賀10勝4敗  セーブ:森1勝4敗24S  敗戦投手:菊池9勝4敗


本塁打 
(L)中村22号ソロ(千賀)
(Sh)今宮7号ソロ、柳田27号2ラン(菊池)


17試合に登板して0勝12敗。「特定の相手にこんな対戦成績でアメリカに出ていくなんて100年早い」とライオンズファンに言われないような投球を今日期待したのですが。


初回、ライオンズの攻撃があっさりと終わった直後の1回裏、先頭の今宮に初球をレフトスタンドに持っていかれてあっさり失点。この感じだと大量失点するかなと思ったのですが、初回のホークス打線をファーストストライクを積極的に打ちに来る作戦で、グラシアル以外はいずれも凡打に打ち取り、初回は1失点だけで終了。ビッグイニングにはならずに何より。


ライオンズ打線はホークス先発の千賀相手に三振のオンパレードだったのですが、3回に先頭の斉藤彰に四球を出したのをきっかけに制球を乱し、2四球で出た走者を浅村のライト前への適時打で返して同点。


この回に限らず、今日の千賀は急にストライクが入らず、高めにボールが行ってしまうシーンが何度か見られました。それを最初にチャンスに結びつけたのが3回表。浅村で追いついたので、残るクリーンアップで逆転しておきたかったですね。


逆転しておきたかったところで同点止まりに終わった直後、1死から初回に続いてグラシアルを塁上に置き、柳田にセンターバックスクリーン右横へ2ランを打たれて、勝ち越しを許す展開。


しかし、4回表、今度はおかわり(中村)のソロで1点差に。1点差であれば、1つの四球、1本のヒットをきっかけにどうにでもなる展開だったのですが、この「1点」が今日は重かったですね。


7回表、千賀が得点圏に同点の走者を背負った段階で、左打席の秋山に対し、左投手の嘉弥真を投入。三振ゲッターだった千賀が降板してくれて、最近も登板数の多い中継ぎ陣が出てきたので、同点、逆転のチャンスと思ったのですが…


7回は嘉弥真に抑えられ、8回は源田から始まる打順で加治屋に抑えられ、9回は抑えの森に対して、2死からおかわりがレフト線への2塁打を放ったのですが、追いつくには至らず。首位攻防戦3連戦の初戦を落としてしまいました。


先発の雄星(菊池)は決して悪い投球ではなかったのですが、2発を被弾して3失点。特に初回の先頭打者への本塁打は余計だったかなと思います。中盤以降は尻上がりによくなっていったように見えたので、もったいなかったなあと思います。


明日の先発は、まだ病み上がりで本来の調子を取り戻していない十亀。本塁打でベース一周してベンチ前に戻った時に、客席に向かって叫ぶ奴に本塁打を打たれまくるイメージしかないですが、そんなことも言っていられないので。


これで、2013年以降、福岡遠征の初戦は6戦6敗。特に平日に勝てないんですよね。


明日は勝たせることができるよう、頑張らなければ。



今日は自宅を6時半前に出たのですが、自宅から最寄り駅に向かうまでが猛烈な雨で大変でした。リムジンバスを使って空港に到着。


↓の表示には何も書いていませんが、使用機の到着遅れで、実際には12分遅れでの出発になりました。


出発の遅れと同じくらい到着も遅れました。自分が乗った便以降も遅れが目立っていたようです。飛行機の中でサザンシリーズを聞いていたのですが、サザンも今年で40周年なんですね。(ライオンズの所沢移転後の年数と同じ)


福岡到着後は、遠征時に必ず訪れるこの場所へ。福岡時代のライオンズも大切にしなくてはいけません。


その後は大宰府に行って、梅ケ枝餅を食べるなどして、ホテルに戻って着替えてからヤフオクドームへ。15時半ごろ到着したのですが、GATE6(ビジター応援席の人は全員ここから入場)に並ぶファンの数が尋常ではありませんでした。はじめは最後尾に並んだのですが、知り合いを見つけたので前の方に入れてもらい、中の場所確保も苦労することなくできました。

 先発・多和田が5回に崩れて逆転を許し、3連勝ならず



本日のライオンズ戦の結果(東京ドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第17回戦 ライオンズ10勝7敗


試合開始:18:30 試合終了:21:24 試合時間:2時間54分 観衆:43,284人


マリーンズ 6―4 ライオンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)多和田(5)〜小川(1)〜齊藤大(1)〜増田(1)
(M)有吉(6)〜岩下(1)〜松永(1)〜内(1)


勝利投手:有吉5勝2敗  セーブ:内2勝3敗24S   敗戦投手:多和田12勝5敗


本塁打 
(L)外崎18号2ラン(有吉)
(M)中村5号3ラン(多和田)


初回に源田の左中間2塁打に、浅村のライト前ヒットであっさりと先制。4回には先頭の森友哉がライトオーバーの2塁打で出塁し、外崎のセンター前ヒットで2点目。先発の多和田も4回までは非常に順調で、今シーズンの後楽園での試合とは思えないような、ライオンズにとって非常にいい流れの試合でした。


5回も、先頭の角中に2塁打を打たれ、鈴木にライトフライを打たれて、2塁走者を3塁に進めたあたりまでは、この回は1点くらい取られても仕方ないと思っていました。


その後、3連続四死球。その間に、暴投があったのですが、森友哉が大きく逸らさず、本塁突入を試みた3塁走者を刺すプレーが出て、ピンチを脱出できる可能性が高まったのですが、満塁で岡を迎えた場面。今日の多和田は結果的に1つも三振を奪えなかったのですが、フルカウントから空振りがなかなか取れずにファウルで粘り続けられ、最後は深めに守っていたセンター前への適時打を打たれて同点に。岡に15球を投じて打ち取れていれば、そのままもう少し投げられたでしょうが、スタミナを使ったあげく同点に追いつかれてしまってはどうにもなりません。


続く藤岡には勝ち越しの適時打を打たれ、中村にはレフトスタンドへの3ラン。一気に6点を失いました。4回までの投球数が36だったのに、5回だけで50球を投げてしまいました。トータルの投球数は86球とそれほど多くはなかったですが、球数以上にダメージが残る登板になってしまったと思います。


6回表に外崎が2ランを放ち、反撃の狼煙を上げた状況でどういう継投をするのかなと思ったら、6回は早速上がってきたばかりで、移籍後初登板になった小川が登板。変則左腕なのですが、球威が足りないように見えました。変則モーションと球のキレでどれだけ勝負できるかですね。左打者相手でも慣れられてしまうと、どうなのかなと思いました。


7回表の攻撃。2点ビハインドで先頭の秋山がヒットで出て、源田がつないでクリーンアップに回せば、一気に同点、逆転の展開もあり得ましたが、つなぎ役になるべき源田が併殺打。ここ数試合見ていて、どうも1、2番のバッティングの状態が悪いですね。特に2番の方が。


7回は齊藤大将が1つ四球を出しながらも無失点に抑え、8回表。1死から2人走者を出したのですが、おかわり(中村)とクリ(栗山)のベテランコンビが凡退して無得点。できればどちらか出塁してもらって、8回のうちに9番打者まで回して打順調整をしておきたかったのですが。


8回裏は久々に上がってきた増田が登板。球速自体は出ていたのですが、打球を見る限り、球が軽いように見えました。ストライクゾーンの四隅を突く制球力がないと、勝ちパターンには入れられないのではと思います。空振りもなかなか取れないですしね。復活まではまだ遠い道のりのようでした。


9回表、先頭の金子侑のところに代打・メヒア。打者に有利なカウントになっていたので、四球ででも出塁できていれば面白い展開になったと思いますが、アウトカウントを増やしてしまってはね。三者凡退で試合終了。


やはり今年は後楽園は鬼門のようです。多和田を先発させても勝てませんでした。セリーグのオレンジのチームが日本シリーズに出場しない限りは、今年はこの球場で試合をすることはないですが。


今日はロッテ球団50周年の記念試合。ユニとフラッグ?が配られたせいか、スタンドは真っ白でした。客の埋まりは読売主催の試合より明らかに多かったですし、スタンドの感じは2005年のアジアシリーズ(やじ馬でふらっと球場に行った)の時のようでした。あの時は内野の2階席とかもジャンプしまくっていた記憶がありますが。


2000本安打達成まであと11本のベテランの福浦さんへのファンの愛情はすごいですね。多和田がぶつけた時のブーイングは、谷保さんの場内アナウンスが殆ど聞こえなくなるほどでした。


ホークスが急に勢いを取り戻してきているので、明日明後日は負けられません。こちらも勢いをつけて、福岡に乗り込むような状況にしないと。

 7回の浅村の満塁弾で逆転し、首位攻防3連戦を勝ち越して終了!



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第17回戦 ライオンズ9勝8敗


試合開始:18:02 試合終了:21:36 試合時間:3時間34分 観衆:26,505人


ライオンズ 7−4 ファイターズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)マルティネス(6 0/3)〜公文(1)〜加藤(1)
(L)ウルフ(5 1/3)〜武隈(2/3)〜平井(1)〜マーティン(1)〜ヒース(1)


勝利投手:平井3勝1敗  セーブ:ヒース3勝5S  敗戦投手:マルティネス6勝8敗


本塁打 
(L)浅村24号ソロ、外崎17号ソロ(マルティネス)、浅村25号満塁(公文)


今日の両チームの先発投手の組み合わせは、8月4日と全く同じ。その時はライオンズ打線がマルティネスに5回無失点で抑えられて逃げられ、ウルフは6回4失点で負け投手。リベンジを果たして、ファイターズとのゲーム差を広げて終わるべし。


立ち上がりのウルフは時折高めに行く球があったものの、それほど悪い投球ではなかったように思いました。それでも、初回に中田のセンター前適時打で先制点を許し、4回には1打席目で打たれていた渡邉にセンター前適時打を打たれて2失点目。


1回と4回にそれぞれ1点ずつを失ったのですが、直後のライオンズの攻撃で、浅村、外崎にそれぞれソロ本塁打が出てすぐに追いつく展開。


6回表に先頭の中田にセンター前ヒットを打たれ、レアードをショートフライに打ち取った後、田中賢には高く弾むショートへの内野安打を許して、1死1、2塁。ここから鶴岡、渡邉に連続適時打を打たれて2点ビハインドになった所で降板になりました。渡邉には3打席連続で打たれました。一昨日の雄星もそうでしたが、同じ打者に打たれ過ぎです。


ウルフ降板後に、久々に武隈が登板。中島、淺間を連続三振に打ち取りましたが、ストレートのキレはあったように感じました。


7回表、3番手で登板した平井が1死満塁のピンチを招くも、田中賢を一塁ライナー&一塁走者が戻れず併殺に。これで流れがこちらに傾くかもと思いました。


7回裏、先頭のおかわり(中村)がヒットで出塁した後、ファイターズ先発・マルティネスの制球が大きく狂いだしました。代打のクリ(栗山)が四球で出塁後、金子は初球バント失敗すると、2球目からはバントをやめると、結局ガラ空きだった3塁線を破る適時打。あの3塁手の守備位置はないでしょう、敵チームのファンから見ても。


ここでファイターズは2番手の左投手・公文にスイッチ。宮西かなとも思ったのですが、昨日トンキンがあれだけやられたので、もしかしたら8回に投げさせるために取っておいたのかなとも思いました。秋山四球で満塁になるも、源田が三振。1死満塁で浅村を迎える場面で、当然右投手に代えてくるだろうと思いきや、公文をそのまま続投。ストライクがなかなか入らず、押し出し四球で同点かなと思ったカウント3−1から、レフトポール際への逆転満塁弾。2打席目の満塁で初球を打って三ゴロになった場面でブーイングを飛ばしたことが効いたとは思いませんが、ストレート狙い打ちでよく打ったと思います。


3点リードで少しは安心して見られるかと思いきや、8回に登板したマーティンがこれまたなかなかストライクが入らず。それでも冷静に投げていたと思います。そうでないと、満塁の場面で西川、近藤相手に三振、一ゴロには抑えられません。


9回は昨日と同じ打順で抑えのヒースが登板。昨日最後に粘られた田中賢にヒットを許しましたが、こちらは安心して見られる堂々の投球でした。




2試合続けての逆転勝利で、首位攻防戦勝ち越し。明後日からも気を抜かずに行きましょう。そして週末は福岡に乗り込んで、あのチームの息の根を止めてやりたい!


お立ち台は、7回表を無失点に抑え、裏の逆転で今季3勝目を手にした平井投手!



続いて、逆転の満塁本塁打、初回にもソロ本塁打を放った浅村選手!


 8回に金子侑の一打で逆転し、首位攻防戦連敗を免れる!



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第16回戦 ライオンズ8勝8敗


試合開始:18:02 試合終了:21:30 試合時間:3時間28分 観衆:30,966人


ライオンズ 7−6 ファイターズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)上沢(6)〜宮西(1)〜トンキン(2/3)〜公文(1/3)
(L)十亀(5)〜相内(2/3)〜齊藤大(1/3)〜平井(1)〜野田(1)〜ヒース(1)


勝利投手:野田1勝1敗1S  セーブ:ヒース3勝4S  敗戦投手:トンキン4勝3敗12S


本塁打 
(L)秋山17号ソロ、中村21号2ラン(上沢)


先発投手は、ウチが体調不良上がりの十亀、向こうはこちらが攻略に苦労してきた上沢。昨日の雄星で落としたことで、この3連戦、最悪の結果もありうるかもというのも頭によぎる中での今日の試合でした。


初回に秋山の先頭打者弾、2回には最近本塁打量産中のおかわり(中村)が2ランを放ち、3点リード。十亀は病み上がりながらファイターズには比較的相性が良いので、味方の援護に乗って行ってくれればと思ったのですが、3回にあっさり吐き出す結果に。下位打線に連続四球でチャンス作らせてしまってはね。


追いつかれた直後にアグー(山川)の適時打で勝ち越し、4回表を三者凡退に抑えたところまでは順調でした。


5回に中島、淺間に連続ヒットを打たれ、その後内野ゴロの間に同点。さらに2死満塁でレアードを迎えたときは最大失点(グランドスラム)も頭をよぎりましたが、内野フライでピンチ脱出。何とか同点止まりにとどめました。


病み上がりだった十亀は5回でマウンドをおり、6回からは継投に入りました。ただ2番手以降の投手がグダグダで…。


6回頭から登板の相内は、先頭の田中賢に四球を出した後、犠打で2塁に進められ、暴投、犠飛で勝ち越し点を許し、さらに中島に四球を出したところで、左の齊藤大将にスイッチ。しかし、淺間にはタイミングが合っていないように見えたのですが、レフト線へ運ばれて再び2,3塁のピンチ。ここでイニング2つ目の暴投(1つ目の暴投は相内)が出て、2点の勝ち越しを許しました。


7回は平井が先頭の中田に左中間を破る2塁打を打たれ、レアードにはぶつけてしまいましたが、田中賢にはバントでの進塁を許さず、続く渡邉を遊ゴロ併殺に打ち取って無失点。


8回は左が並ぶ上位打線につながるということで、左の野田が登板。ここでも先頭の清水にストレートの四球を出し、中島に送られて1死2塁のピンチ。この後、1死満塁になって打席に近藤を迎えるという絶体絶命のピンチになったのですが、その近藤を4→6→3の併殺にとって8回表は終了。この場面で、2塁ベース上でのプレーと1塁ベース上でのプレーについて2つ同時に1塁側ベンチからリクエストが要求されました。正直、リプレイ映像を見る限りでは、2塁から1塁への送球時の足が離れるのが早かったように見えたのですが、2塁も1塁もアウトが成立し、この時点でファイターズ側のリクエスト行使権がゼロに。9回終了まではリクエストが出来なくなったというのはライオンズにとって大きかったかなと思います。


中盤にやってはいけない形で勝ち越し点を許す嫌な展開で、正直今日の試合このまま負けてしまえば、最終的に到達すべき目標への到達がおぼつかなくなるのではとまで思いました。しかし、その思いが数十分後に覆されました。


8回裏、トンキンが制球を乱して1死満塁のチャンス。ここで8番の途中出場の銀(炭谷)に打席が回ったのですが、代打・クリ(栗山)を投入。サードのレアードへのライナーだったのですが、捕球しきれずにゴロになる間に3塁走者が生還し、5−6の1点差に。2死になって9番の金子侑だったので、1点差のまま9回かなと思いました。フルカウントまで粘り、結局浅めに守っていた左中間をきれいに破る2点適時3塁打で逆転。昨日から1軍復帰し、今日は前の3打席で結果が出せていませんでしたが、最後に仕事をしてくれました。打率は2割そこそこのままですが、決めるべき場面で結果を出してくれたと思います。


こうなると、9回は抑えのヒースを投入して逃げ切り態勢。田中賢には粘られましたが、結局三者凡退で試合終了。




試合後振り返ると、ライオンズの中継ぎ陣がこれだけグダグダな投球をしながら、ファイターズもチャンスで併殺とか潰してくれたおかげで、結果的に勝てたのかなと思います。あと、2つのプレーにリクエストを要求して両方失敗したことにより、リクエストの権利だけでなく、勝ち運まで手放してしまったのかなと思いました。


8回裏の満塁の場面で代打・クリを出した采配。ベンチの捕手がいなくなったので、DHを解除して森友哉を入れるしかなかったのですが、思い切った采配だったと思います。相手が相手だし、今日の試合は絶対に落とせない試合だったので、僅差ビハインドでも勝ちパターンの投手をつぎ込む采配と合わせて、やるべきことはやって、結果につながらなければ仕方ないと割り切った素晴らしい采配だったと思います。もし同点で延長戦に入ったら…なんてことはこの場面では考えていなかったでしょう。


これで、この3連戦が始まる前の5.5ゲーム差に戻りました。こうなったら2週間前と同様に勝ち越して、ゲーム差を連戦前より離して、来週以降の試合に臨んでいけるようにしたいですね。今日の試合は最終的にはファイターズ側にとって非常にショックの残るものになったと思います。


今日の勝利に浮かれることなく、明日も勝てるように、今日と同様、いやそれ以上に応援しますよ。


ヒーローインタビューは勝ち越し打の金子侑司選手でした。




夏の選手プロデュース弁当シリーズ。今日でスタンプ5個たまったので、今年はこれにて完。今日の試合では、チャンスの場面での淡白な打撃が顔をのぞかせていました。キャプテンがこれでは困るのですが…