序盤の8点ビハインドを1イニングで追いつくも、中盤以降に失点を重ねて敗戦



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第21回戦 ライオンズ13勝8敗


試合開始:14:01 試合終了:18:18 試合時間:4時間17分 観衆:30,031人


ライオンズ 9―13 マリーンズ 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)ボルシンガー(1 2/3)〜チェン(1 1/3)〜大谷(2)〜益田(1)〜松永(1)〜唐川(1)〜内(1)
(L)十亀(2)〜伊藤(2 2/3)〜小川(1/3)〜マーティン(1)〜平井(1 0/3)〜野田(1)〜増田(1)


勝利投手:大谷1勝3敗  敗戦投手:マーティン1勝1敗


本塁打 
(M)井上20号3ラン(十亀)
(L)山川37号満塁(チェン)


予告先発を見ると、十亀が少ない失点に抑えないと厳しい展開になるかもと思っていたら、想定していた展開とは全く違う展開になりました。


先発の十亀については、結果のとおり、何も言うことはありません。初回は打者一巡で3本の適時打で5失点、2回も向こうの4番に左中間へ完璧な当たりで3ラン。2回8失点。これで今日は終わったなと思いました。


一方、マリーンズ先発のボルシンガーも初回を見る限り制球に苦労していて状態は良くないと見ていました。初回こそ三者凡退に抑えられましたが、2回は先頭打者のアグー(山川)が左中間を破る2塁打で出塁すると、おかわり(中村)の適時打でまず1点。その後下位打線が凡退しましたが、秋山の適時打で3点目、さらに2連続四球(2つ目が押し出し)で4点目。そして、〆はアグーの満塁本塁打。表に向こうの4番に打たれた本塁打のリプレイ映像を見ているかのような打球でした。0−8から1イニングで8−8の同点に。ここまではまるでラグビーのような展開でした。


2回裏の攻撃中に伊藤がブルペンで投球練習をしていたのですが、まさか同点に追いついてもらっての登板になるとは思いませんでした。やっぱりこのルーキーは何か持っているのかなと思いました。3回からのリリーフではありますが、最低でも5回までしっかり抑えて、その間に味方の援護点が入れば、3勝目の権利を得られるわけですから。


伊藤は球審の狭いストライクゾーンの影響もあってか、球数が多くなってしまい、3イニング目の5回に捕まってしまいました。5回表にピンチの場面で左の平沢に回る打順で交代。3番手で出てきた小川が打たれてしまったので、5回表まで投げ切らせても良かったかなと思いました。


打線は、4回におかわりの適時打で1点勝ち越したところまでは良かったのですが、さらに畳み掛けて追加点を奪うことが出来なかったばかりか、5回以降は4イニングヒットが全く出ませんでした。その間に、同点に追いつかれ、6回にはマーティンが先頭の井上に2塁打を打たれていきなりピンチを招き、勝ち越し点を許しました。


1点ビハインドのまま終盤まで行ければ何が起きてもおかしくはなかったのですが、8回にイニングまたぎをした平井が角中、井上に連続ヒットを許し、井上のヒットの際には、ライトの木村が捕球をミスし、さらに三塁方向への送球も乱れてダブルエラーに。これがきっかけで3点の追加点を許し、致命傷になってしまいました。打たれてしまったのはまだしも、ミスで余計な進塁を許してしまってはいけません。


8点ビハインドを追いつき、勝ち越した後もライオンズのペースで試合が進められるようであれば、最後のゴールテープもいずれ見えてきそうな気はするのですが、なかなか道のりは険しいですね。やはり外崎が離脱したのが痛いですね。離脱前よりも下位打線が弱くて、打線の切れ目が出来てしまっています。それでも2回は打者一巡で8点を奪いはしましたが。


追いかけてくるホークスの結果はどうあれ、明日は負けられません。マリーンズ先発の種市とは初対戦になりますが、しっかり打ち崩さないといけません。