中盤にマリーンズを引き離し、5投手のリレーで逃げ切り勝ち!



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第22回戦 ライオンズ14勝8敗


試合開始:13:00 試合終了:16:23 試合時間:3時間23分 観衆:29,940人


ライオンズ 6―2 マリーンズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)種市(4 1/3)〜チェン(2/3)〜高野(1)〜東條(1)〜岩下(1)
(L)今井(6)〜野田(1/3)〜平井(2/3)〜マーティン(1)〜ヒース(1)


勝利投手:今井4勝4敗  敗戦投手:種市2敗


本塁打
(M)福浦1号ソロ(今井)


マリーンズの先発・種市とはライオンズ打線は初対戦。プロ未勝利投手だし、打ちあぐねるとマズいなあと思っていたのですが、ストレートは速くても140キロ中盤、変化球は130キロ前後に、時折カーブがくるというタイプの投手。ビックリするほど速いストレートがあるわけでも、キレキレの変化球があるというタイプではなかったので、とりあえず打ち崩すことは出来たかなと思います。


2回にはクリーンアップの連打で作ったチャンスを森の二ゴロで還し、3回は浅村のライト前適時打、4回は森が右中間を破る適時2塁打で、毎イニング1点ずつ。5回に満塁のチャンスを作ってKOしました。出来れば4回の森の2塁打の後にもう1本適時打が出ていれば、勝ち越しては追いつかれのサイクルからもっと早く抜け出すことが出来たと思いますが。


打線は毎回着実に加点をしていったのですが、先発の今井がそれを吐き出してしまったのが3回と4回。


3回は3つの四球が絡んで、内野ゴロの間に1点。4回は福浦のソロで1失点。特に3回から5回にかけてはボール連発で、カウントを打者有利にするケースが非常に多かったですね。ストレートも変化球も質自体は悪くなかったと思うのですが、制球が…。


そんな状態でも、ピンチの場面で要所は締めていたと思います。2回、4回、6回といずれも得点圏まで走者を進められた場面で、最後は併殺打で失点を防ぎました。5回で106球、6回で114球とかなり球数を要しましたが、2失点でまとめられた要因だと思います。


5回裏、3−2と1点リードで1死満塁。左打者のクリ(栗山)を迎える場面で、昨日アグー(山川)がグランドスラムをお見舞いしたチェンが今日もマウンドに上がりました。いきなりボール球連発で押し出し四球かと思ったのですが、カウント3−1からレフトオーバー、フェンス直撃の適時打で2点を勝ち越し。さらに、続くおかわり(中村)がレフト線への2塁打でさらに1点を追加。ベテランコンビのバッティングでマリーンズを引き離しました。クリの勝負強さは相変わらずだし、おかわりも昨日から見る限りではボールの見極めは出来ていて状態は良さそう。チームが優勝争いをしていて、シーズン最終盤に向かう中、やはり経験のある人は頼りになります。


6−2と4点リードで終盤へ。7回は平沢と角中の左打者2人に野田をぶつけ、井上以降に平井をぶつけました。監督は石橋を叩いて渡るかのような継投をしたのでしょうが、4点リードなのだから野田か平井かどちらかで1イニング行ってほしかったですね。昨日も2人ともそれなりに投げているし、今後の一番大事な時に向けて休めることも必要だと思いますが。


8回は昨日決勝点を献上したマーティンが、マリーンズの下位打線相手にヒットを1本許したものの無失点投球。9回は盤石のストッパー・ヒースが三者凡退に抑えて終了。


今日はパリーグの他の上位チームも勝ったようで、ゲーム差を詰められることなく終えられてほっとしました。


お立ち台は2人。まずは6回2失点と粘りの投球で4勝目をあげた今井投手。



そして、5回に追加点となる2点適時打を放った栗山選手。



今日、球場前到着後すぐにフラッグスへ。開店直後だったので、待機することなく店の中に入れました。


そして、欲しかったこれを購入。今日は勝ったので、購入時と同じ表情のまま、次の試合まで置いておきます。