先発・平良が序盤から制球難で大量失点、打線はホークス・石川にノーヒット・ノーラン献上

本日のライオンズ戦(福岡PayPayドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第16回戦 ライオンズ9勝7敗

 

試合開始:18:00 試合終了:20:36 試合時間:2時間36分 観衆:34,747人

 

ホークス 8-0 ライオンズ

 

勝利投手:石川4勝5敗    敗戦投手:平良7勝6敗 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)平良(4)~水上(1)~本田(2)~田村(1)
(Sh)石川(9)

 

本塁打
(Sh)栗原11号ソロ(平良)、柳田16号ソロ(本田)

 

先発の平良は初回こそ三者凡退で立ち上がったものの、2回以降は制球が定まらなかったですね。150km超のストレートがほとんど高めに浮いてしまい、変化球でストライクゾーンに投げたところを打たれるという展開。さらにはその変化球も思うように定まらなくなりということで、今までに見たことのないような出来の悪さでした。今日の状態なら2回で降板させた方がいいのではないかと思ったのですが、首脳陣は球数で管理したのでしょうか。100球を越えた4回で降板。正直ここまで出来が悪いとコメントのしようがないですね。


序盤から大量失点したこともあり、ただでさえ投球のリズムの良いホークス先発の石川を気持ちよく投げさせてしまいました。四死球は4つもらいましたけど、完璧に抑えられましたね。7回裏からは大量ビハインドだったことと、今日が当日移動(所沢→福岡)でのゲームだったこともあり、内野はベッケン(渡部)以外全員、外野はペイトンを一気に交代させてしまったので、まああの記録を達成されてしまう可能性はあるなとは思っていました。昨年、イーグルスの瀧中にノー・ノーをやられかけた試合で、平沼が代打で出てきて阻止したことがあったので、期待したのですが…


8回表の攻撃で、リード台には激獅の会長が。これだけでも非常事態が迫っている証なのですが、さらに「ノー・ノーさせるなライオンズ!」「まずは一本、○○(選手名)!」のコールをベッケン、古市、長谷川に対してコールしましたが…
昨年、福岡で東浜にやられたのに続いて、2年続けて同じ球場、同じチームにノー・ノーをやられてしまいました。やられることは当然悔しいですけど、今日は移動ゲームだったのと、勝算がほぼなくなった試合だったので、主力を休養させる作戦は今後のシーズンを考えると良かったのではないかと思います。今日はしっかり休んで、切り替えて明日の試合に臨んでもらえれば。完璧にやられたので切り替えはしやすいでしょう。


自身は昨年6月のベルドで山本由伸にやられたのに続いて、2年連続で現地で立ち会うことになってしまいました。こういう場面にはそうそう立ち会うことはないはずなのですが。まあやられてしまった事実は消えないので、おそらく2週間後のベルドで再戦することになるだろうと思われるので、その時にリベンジしてもらえれば。

 

明日は午前8時から慶應義塾高校の準々決勝をテレビ観戦する予定で、それまでに朝飯と大浴場での朝風呂を済ませなくてはいけないので、今日はこのあたりで。高校野球のチケットも内野は瞬殺、外野を含めても数時間で完売になったそうですよ。第2試合だったら、福岡から一時離脱して甲子園に行ったのですが…

 

今朝、東京から飛行機で福岡入りしたのですが、羽田の出発は遅れるわ、福岡空港周辺は混雑でなかなか着陸できずで、あまり経験しない状況に遭遇したので、普段の福岡遠征とは流れが変わるのかなと期待したのですが、今日に限ってはダメでしたね。

 

昼間の空き時間は大宰府へ。遠征初日に行くことはまずなかったのですが、明日、明後日の予定の関係で今日行くことに。駅前の一蘭で昼食をとろうとしたら、1時間強待ち。でもここの一蘭はどんぶりが特殊なので、蒸し暑かったですけど並んで食べましたよ。




7回に中村の2ランで逆転も、9回に1点リードを増田が守れず逆転サヨナラ負け

本日のライオンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)の結果

 

vs.千葉ロッテマリーンズ戦第16回戦 ライオンズ6勝10敗

 

試合開始:18:00 試合終了:20:54 試合時間:2時間54分 観衆:26,248人

 

マリーンズ 3×-2 ライオンズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)松本(8)~増田(2/3)
(M)メルセデス(6)~東條(1)~横山(1)~澤田(1)

 

勝利投手:澤田1勝  敗戦投手:増田4勝2敗18S

 

本塁打
(L)中村11号2ラン(東條)

 

遅ればせながら今季初マリンでした。オープン戦では行っておらず、今季初の週末3連戦も昨日は甲子園に行っていたので。ということでマリンといえば、サンマリンのこれを食べないと始まりません。

先発が松本航ということで、抑えてくれたとしても球数がかさむだろうから、リリーフをそれなりにつぎ込まなくてはいけなくなるかなと思ったのですが、8回まで115球を投じて1失点で投げぬきました。1失点も2回の安田のレフト前に放った高いフライを源田もペイトンも取れずに失ったもの。四死球も3つと普段に比べると少なかったですし、マリーンズの4番・ポランコから3三振を奪ったのが素晴らしかったです。なぜかわからないですが、高めのストレートに最終打席まで全くタイミングが合っていませんでしたね。


打線はマリーンズ先発のメルセデス相手にほぼノーチャンスでした。6回に1死から長谷川と蛭間の連打でチャンスを作ったのですが、得点は奪えず。点をとれないまま、勝ち逃げされるような感じで、7回からはマリーンズは継投に入りました。
7回に登板した東條は長く1軍から離れていて、先日復帰したばかりだったような気がしますが、勝ちパターンの7回に入ってしまうのですね。ライオンズはメルセデスを代えてくれて良かったでしょうね。


7回表は先頭のマキノンがレフト前ヒット、外崎が内野フライで1死となった後、おかわりさん(中村)が左中間スタンドへの逆転2ラン。なかなか得点のチャンスがない状況での本塁打は効きますね。


7回終了時点で既に103球を投じていた松本航を8回も続投。球数的に交代かなと思ったのですが、8回も続投。8回はブロッソー、ポランコ、山口のクリーンアップを三者凡退に。


想定していた以上の出来で松本が8回まで投げ切ったので、あとは9回を増田が抑えれば・・・と思っていました。ライオンズがリードしていてのセーブシチュエーションで登板して失敗したのが6月7日以来。約2か月の間、失点は何度かあったものの、抑えるべき場面では抑えてくれていて、春先の失点を重ねていた頃とは違って、本来の投球を取り戻していたので。8月中旬に差し掛かり、Aクラスのチームを追わなくてはいけない状況。ホークスが敗れ、イーグルスは雨天中止の中、勝っておかなくてはいけない状況でした。Aクラスを狙うには今日の1敗はかなり痛いように思いますが、終わってしまったことなので。それに増田以上に信頼して送り出せるリリーフ投手は現状ではいないと思っていますし。それにしても、最後のプレー。3塁走者の離塁が早かったかどうか確認できる映像がないので、ファーストジャッジのままというのはすっきりしないというか、納得いきませんね。NPBに対して、12球団の本拠地に同条件での対策を施すようにお願いしたいです。


明日はてっきり宮川が先週日曜に続いて先発かと思っていたら、今日、特例2023で光成が抹消されたこともあってか、青山がプロ初先発。プロ入り後最長でも2イニングしか投げていないため、ブルペン陣総動員で行くことになるだろうと思いますが、先発投手としてどこまで投げさせるのか、楽しみです。さすがに5回を投げ切らせるとか考えていないでしょうが、勝ち投手の権利がつきそうな場面で豆田を登板させられれば理想的だなと個人的には密かに思っています。

 

第105回全国高校野球選手権記念大会第6日目@甲子園球場

神奈川県代表(2校出場)として夏の甲子園は5年ぶり、そして神奈川県からの単独出場としては1962年以来61年ぶり。今年のチームは昨秋の関東大会から春の県大会、関東大会、夏の県予選とずっと追ってきていて、少なくとも最近10年では最強チームだと思っているので、甲子園への出場が決まった段階で、最後の大会まで見届けようと思い、まずは初戦、現地へ行きました。

 

第6日目(8/11)は世の中的にはお盆の帰省ラッシュが始まる日。ということで、他の日の第3試合であれば日帰りで行こうと思ったのですが、やむなく前泊で。前日の19時台に新幹線で出発したのですが、自由席は満席で、東京~名古屋間はデッキにも人が立っていましたね。

 

そして今日。第2試合の広陵の試合から現地で見ようと朝はゆっくりしていたら、思いのほか第1試合が早く終わり(阪神電車で梅田を出ようとしている時にはほぼ終わりかけの状況)、第2試合の試合開始直前に到着。本当は内野席のアルプス寄りで見たかったのですが、組み合わせ抽選終了の段階で売り切れていたので、ライトの指定席を購入。前日の昼の段階で外野スタンド含め全て売り切れたとのこと。

 

第2試合の立正大淞南vs.広陵の試合までは、外野席は空席も目立ったのですが、第2試合終了後から一気に埋まり始め、第3試合開始前にはほぼ埋まっていました。ライトスタンドにも内野席(アルプス含む)を確保できなかった慶應の関係者が相当数いましたね。

 

夏の県大会の準決勝(横浜スタジアム)を見に行った時に、「慶應の応援はここ(横浜)でもすごいけど、甲子園に行ったら迫力が全然違うよ」と聞かされていました。今年の春の選抜とかテレビでは見ていたのですが、現地で見るのとは全く違うので非常に楽しみにしていました。

 

慶應は後攻で1回裏の攻撃。先頭の丸田が打席に入り、若き血が流れ、アルプスを中心に歌い始めた時には鳥肌が立って、正直涙が出そうなくらい感激しました。現役の大学生だった時に6大学野球とか行っていましたが、神宮でも味わえなかった感覚でしたね。

 

試合は初回から5回まで慶應が毎回得点。序盤のイニングは残塁も多かったので、打線がつながればもっと得点が入っただろうと思いますが、毎回得点が続く間はとにかく攻撃時間が長かったです。北陸高校はエースの投手が故障上がりということはあったものの、今大会は多くの投手の継投で福井県大会を勝ち上がってきたことと、昨秋の明治神宮大会、今春の選抜大会の出場経験があるチームなので、楽な試合にはならないだろうと想定していて、序盤からこれだけ得点がポンポンと入るような展開は全くの想定外でした。

 

6回以降は慶應打線は無得点。一方の守備では試合を通じてショートの八木の好守備が何度もあったのと、先発の小宅の好投で7回まで無失点。8回からは継投に入りましたが、8回と9回の2イニングはかなりもたつきましたね。県大会ではそれほど出ていなかったのですが、2番手投手が出てきた後の課題が今日の試合では出ました。ヒットを打たれるというよりかは、制球力、無駄な四死球をいかに出さないようにするかというところが課題ですかね。

 

アウェーの雰囲気に置かれていた北陸高校が最終回に福井県代表としての意地を見せての4得点。慶應にとっては県大会決勝くらいしかこのような展開は経験出来ていなかったので、次戦に向けて気を引き締めなくてはと思わせる展開になってよかったのではないかと思います。

 

次戦は予定通りというか広陵高校との対戦。得点チャンスではきっちり得点につなげる、先発が想定される小宅に少しでもイニングを稼いでもらうというのが勝利に向けたポイントになるでしょうか。台風7号が近づいていて、日程が1日後ろ倒しになるかどうかも影響するかもしれません。

 

7回裏の攻撃は先発・小宅の打順からで、代打が出てきて8回から投手交代だろうと思っていたら、1塁ベンチの前にこの人の姿が。自分はベンチ前に出てきたときに既に気づいていましたが、選手名がコールされた時のスタンド全体の盛り上がりといったら…

 

試合後は予定通りの場所で夕食をとるために移動。将棋棋士の勝負メシとして有名で、関西将棋会館での対局の時の出前先にもなっている、会館内の「レストランイレブン」さんへ。将棋会館は近々高槻市へ移転予定になっていますが、このレストランイレブンも近くに移転する予定のようです(新会館には行かない)。

 

そして東京への帰りの新幹線ではこれを。10月末で東海道新幹線のワゴン形式での車販が終了してしまうようなので、これも東海道新幹線では今回が最後になってしまうかもしれません。

先発・今井が8回まで2失点と粘投も、7回に浴びた若月の適時打が決勝点となり、連勝ならず

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.オリックスバファローズ戦第16回戦 ライオンズ5勝11敗

 

試合開始:17:01 試合終了:20:10 試合時間:3時間09分 観衆:23,735人

 

ライオンズ 1-2 オリックス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)山下(6 2/3)~阿部(1/3)~山崎颯(1)~平野佳(1)
(L)今井(8)~ボー(1)

 

勝利投手:山下9勝3敗  セーブ:平野佳3勝1敗17S  敗戦投手:今井6勝3敗

 

本塁打
(Bs)頓宮13号ソロ(今井)

 

オリックス先発の山下舜平太とは今季4度目の対戦。いずれも攻略できずにうち2度(開幕戦とGW)は白星を献上。今日も先制点を許すと厳しい展開になるだろうと思っていました。


立ち上がりから両先発投手の投手戦でした。先にオリックスが2回表にチャンスを作り、セデーニョ、頓宮の連打で無死1、2塁のチャンスを作ったのですが、続く宗のピッチャー返しのゴロを源田がうまく捌いて併殺打に。センター前に抜けるか、1つしかアウトが取れていなければ、この回に先制点を許していた可能性が高いので。


2回裏にライオンズも先頭の外崎がセンター前ヒットで出塁も、後続の打者が走者を全く進められず。


4回まで両チーム無得点でしたが、5回表の先頭打者の頓宮が初球をレフトへ放り込み、先制点を許すことになりました。ヒットでつながれての先制点でなかったのが良かったでしょうか。直後の5回裏に、先頭の古賀がセンター前ヒットで出塁し、長谷川が送って、1死2塁の場面でペイトンがライト線への2塁打を放って、あっさりと同点に追いつきました。ペイトンは今日の試合ではこれが唯一のヒットでしたけど、来シーズンの残留に向けて必死にアピールしていますね。
1-1の同点で迎えた7回表に今井がピンチを招き、1死1、3塁のチャンスで中川圭太を迎えたのですが、粘られるも三振を奪って2死に。続く若月は2打席とも抑えていてほっとしたのかはわかりませんが、カウント0-2と追い込んだ3球目をライト前に運ばれて勝ち越し点を許しました。非常にもったいない1球でしたね。2死までこぎつけたので、何とか同点のままで裏の攻撃につなげたかったですね。


今日の勝敗のキーポイントは7回裏の攻撃。先頭の岸が死球を食らって無死1塁。続く古賀はバントで送るだろうと思っていたら、初球がボール。2球目も同じ作戦だろうと思いきや、ベンチが欲が出たのか、併殺打を嫌ったのかはわかりませんが、エンドランのサインが出て、打者の古賀が空振り。1塁走者の岸は2塁で刺され、貴重な走者を失うことに。1点ビハインドの終盤、1塁走者は非常に大事な走者なので、得点につながったかはさておき、まずは得点圏に確実に進めるべきでした。この采配は今日の一番の反省材料だと思います。


先発の今井は8回まで125球を要しながら2失点で投げぬきました。7回で代わるだろうと思ったのですが、8回も続投でした。平井、増田の両方が連投になることを避ける意図だったのかはわかりませんが。オリックス打線の1~3番から3連続三振を奪ったのが2度ありましたが、計10三振。ストレートも変化球も抜群のキレだったと思います。頓宮のソロ、若月の適時打、いずれももったいない投球でした。


ライオンズ打線は今回もオリックス先発・山下を攻略できず、7回の2死目を長谷川から奪ったところで逃げられました。8回は山崎颯にあっさり三者凡退に抑えられ、9回は抑えの平野佳相手におかわりさん(中村)がヒットで出塁も、得点できずに試合終了。首位のオリックス相手に連勝するのは難しいですが、もう少しいい戦い方は出来ただろうなとは思いました。

 

今日は開門直後に入場できるタイミングでドームに向かいました。ライオンズフェスティバル限定のこれ↓をゲットするためです。

先発・今井の好投に守備陣の好守などもあり、イーグルス打線を3安打1失点に抑え、後半戦初戦勝利!

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第13回戦 ライオンズ8勝4敗1分

 

試合開始:18:01 試合終了:21:08 試合時間:3時間07分 観衆:17,606人

 

ライオンズ 2-1 イーグルス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)辛島(5 1/3)~安樂(2/3)~内(1)~宋家豪(1)
(L)今井(7)~平井(1)~増田(1)

 

勝利投手:今井5勝2敗  セーブ:増田3勝1敗16S  敗戦投手:辛島1勝3敗

 

本塁打 なし

 

球宴明けの初戦。球宴前に6連勝〆した後、4日間空いての試合。相手は最近急に調子を上げて連勝を重ね、順位的にもライオンズのすぐ上にいるイーグルス。ライオンズにとってはなかなか勝てずに積み重ねてしまった借金を返しながら上位に上がっていくために、今日からは大事な2連戦。


先発の今井は常日頃見る制球が荒れ気味の投球ではなく、まとまり過ぎていて打者にとっては逆に打ちやすいのではと思わせるくらい、きっちりコントロールされた球を投げ込み続けていました。ストレートも変化球も全般に良かったですね。


ピンチは4回と5回の2度だったでしょうか。4回は2つの四球で1死1、2塁のピンチを招き、鈴木の打球がセンターの深い位置に飛んだのですが、2塁走者の小深田が2、3塁間まで出ていて、2塁からタッチアップで3塁に行くべきところで行けず。後続は三振だったのですが、3塁塁上に走者がいると、暴投でも点が入ってしまう状況であったので、2塁にいるのと3塁にいるのとでは投球でのプレッシャーが違ったと思うし、結果的に4回表の無失点につながったと思います。


5回表のピンチは、下位打線の阿部をヒットで出塁させた後、辰己が放った一塁へのゴロの打球に対して一塁ベースカバーが遅れて内野安打となって無死1、2塁。続く太田のバントの打球を3塁へ送球する際に若干それて、無死満塁の大ピンチに。続く村林がライト前にヒット性の当たりを放ったのですが、この場面でまず二塁手の外崎が打球を取りそうにみせかけて一塁走者のスタートを遅らせたこと、さらには岸の打球処理(送球)が素早かったため、一塁走者を二塁で封殺して、結果的にライトゴロに。1失点は許したのですが1死取ることが出来たことが非常に大きかったです。2塁への送球がなければ、同点に追いつかれたうえでさらに無死満塁の状況でしたから。その後は、小深田が一塁手前へのスクイズを試みるも、呉念庭がグラブトスで本塁へ送球して、3塁走者を三本間に挟んで2死目を奪い、小郷は捕邪飛に打ち取って、同点どまりにとどめました。ピンチの場面で制球の乱れが全く出なかったことが、最少失点にとどめられた要因でしょう。


この2イニング以外は非常に安定した投球で、7回まで3被安打1失点。与えた四球が4回の2つだけだったので、7回まで115球と今井にしては少ない球数で投げ切り、1点リードの展開で勝ちパターン継投につなげられました。


打線はイーグルス先発の辛島をなかなか攻略できず、4回に2球で2死を取られた後に、呉念庭が四球でチャンスメイクをし、長谷川が左中間を破る2塁打を放って先制。5回表に一旦追いつかれたものの、直後の5回裏に2死2塁の場面で、キャプテンの源田がイーグルスの浅い外野守備をあざ笑うかのように右中間を破る適時3塁打で勝ち越し。得点を奪うのに苦労しましたが、作ったチャンスを確実に得点につなげたという感じでしょうか。辛島が降板した後にもチャンスを何回か作ったものの追加点は奪えず。夏場を迎えて、リリーフ陣を少しでも休ませるためには、今日思うように取れなかった追加点を取っていくことが大事になるでしょうね。

 

 

お立ち台の1人目は先発として7回1失点の安定した投球で、結婚発表後初めての勝利をあげた今井投手!

 

2人目は5回に同点に追いつかれた直後に勝ち越しの適時3塁打を放ったキャプテン・源田選手!

 

先週末、験担ぎで2日間続けて同じものを食べたら連勝。今日もといきたいところでしたが、今日はおかわりさん(中村)の2000試合出場達成の特殊カード封入の情報を得た段階で、即こちらを予約。5月下旬に3、4月のMVPのカードが入る時に「おかわり焼き」を食べたのですが、この時も同じように「食べる日におかわりさん本人が1軍にいない」状況でした。偶然といえば偶然なのでしょうけど。体調不良になったレオとともに、早い復帰を待っています。

中村の2ランで奪った得点を先発の髙橋光成が1人で守り抜き、2試合連続の完封勝利!

 

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第13回戦 ライオンズ7勝6敗

 

試合開始:18:00 試合終了:21:01 試合時間:3時間01分 観衆:23,059人

 

ライオンズ 2-0 ファイターズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)上原(4 2/3)~山本拓(1/3)~マーベル(1)~福田俊(1)~杉浦(1)
(L)髙橋光成(9)

 

勝利投手:髙橋光成6勝6敗  敗戦投手:上原1勝4敗

 

本塁打
(L)中村9号2ラン(上原)

 

今日の先発・髙橋光成の登板は、5月の最後の週末(5/27のベルドのオリックス戦)から今日まで8登板連続で現地で見てきましたが、1試合を通じてみて、6/24の仙台での登板と同じくらい素晴らしい出来だったように思いました。スプリットはまだまだのように感じましたが、その代わりに多めに投じたフォーシームの球速、キレともに素晴らしかったです。相手チームの攻撃面での状態を考慮すると、一発さえ気をつければ、失点は最小限に抑えられるだろうとみていました。


最大のピンチは、4回に1死1、3塁でクリーンアップのマルティネス、清宮を迎えた場面だったでしょうか。マルティネスにはフルカウントになりながらもスプリットで三振、清宮には平凡なフライを打ち上げさせて、ピンチを切り抜けました。


5回は仲間と6球で抑えられればいいなと話していたら、2球ずつでの三者凡退で、ホントに6球で終了。ファイターズ先発の上原があまり休む間もなく次のイニングのマウンドに上がり、直後(5回裏)におかわりさん(中村)の先制2ランが飛び出しました。打った瞬間、こちら(レフトスタンド)まで届くことを確信できる当たりでした。5回の表裏はライオンズ側に流れが傾く展開になっていましたね。


6回以降、ファイターズが継投に入り、ライオンズの攻撃陣が思うように攻略できませんでしたが、それでも5回裏の2点で髙橋光成にとっては十分な援護でした。8回表に途中出場の石井がセンターオーバーの3塁打を放った場面であわやランニング本塁打になりそうでしたが、フェンス直撃のクッションボールの処理を岸がうまく行い、さらに高校時代に投手をやっていた強肩を発揮して、内野中継の外崎へ低い弾道でしっかりと返球し、さらに本塁への正確な送球で余裕をもっての本塁上での封殺。ファイターズの3塁コーチを務めているひちょりさんは腕をぐるぐる回して、あたかも余裕でランニングHRになるだろうというような回し方でしたが、レフトスタンドから見ている限り、クッションボールを岸が捕球した段階で、本塁で走者を刺せるだろうなとは思いました。3塁で止めて、2死3塁となっていたら、その後どうなったかわかりません。


9回表も先頭の郡司の一塁線への打球をマキノンが好捕し1アウト。さらに、続く加藤豪の強烈なピッチャー返しの打球に対して左腕をもっていかれそうになりながら、髙橋光成がグラブの先端で捕球して2アウト。これらの2つのアウトをとれたことが最終的な完封勝利につながったと思います。


9回まで投げぬいて120球。球数がもう少し増えた場合を想定して、増田が一応ブルペンで軽く肩を作っていましたが、必要なかったですね。というか、昨日登板した平井、増田を今日休められたことが非常に大きいです。もし使っていたら、明日登板すると3連投になるので、使わないという判断を下していただろうと思うので。


ファイターズ打線の調子の悪さに助けられてはいるものの、2試合連続無失点に封じての5連勝。今日で久々に最下位は脱出しましたが、5位のまま球宴休みを迎えるためにも、明日も勝っておきたいですね。

 

昨日は外野Bの最前列だったのでどうだったかわかりませんが、今日は所沢では珍しく"博多のぼせもん"の団旗が振られていました。確かに団員の方が来られていました(ダイナソー先生ではないですが、福岡などではいつも見かける方です)。

 

お立ち台は投打1人ずつかなと思いきや、先発投手だけでした。今日の全得点をたたき出したお方は昨日も立っていたので、今日は控えたのでしょうか。あくまでも推測ですが。

 

実は私、結構な験担ぎ野郎でして、昨日所沢で2か月ぶりに勝ち試合を見たこともあり、今日の夕食は昨日と全く同じものにしました。験担ぎ効果もあってか?、連勝できました! 1枚目の写真の旨辛麻婆麺は、試合前の「今日の獅子まんま」のコーナーでも紹介されました。

8回までゼロ行進が続くも、9回1死2塁から中村の中越え2塁打でサヨナラ勝ち!

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.北海道日本ハムファイターズ戦第12回戦 ライオンズ6勝6敗

 

試合開始:18:00 試合終了:20:41 試合時間:2時間41分 観衆:19,800人

 

ライオンズ 1×-0 ファイターズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)上沢(8)~池田(1/3)
(L)與座(7)~平井(1)~増田(1)

 

勝利投手:増田3勝1敗15S  敗戦投手:池田3敗

 

本塁打】 なし

 

終わってみればお互いに6安打ずつ。連打もなく貧打戦だったですね。得点のチャンスが全くなかったわけではないですが。


ライオンズ先発の與座については、高めに行く危ない球もあったように思いましたが、ファイターズ打線の状態に助けられて7回まで無失点。4回に2死1,3塁のピンチを迎え、加藤豪に対してインコース高めのボールで空振り三振に。5回は下位打線で1死2、3塁のチャンスを作り、上位打線の清宮、万波という打順に回りましたが、清宮はカウント3-0から打ち上げて捕邪飛、続く万波も右飛ということで先制点につなげられず。6回以降は、2番手の平井、3番手の増田も含めて、チャンスはほぼ作らせない投球が出来ていました。


ライオンズ打線は今日も上沢に苦しめられました。先頭打者が出塁し、次の打者が送って1死2塁のチャンスを作っても得点を奪えなかったのが3回と5回の2イニング。3回は古賀に送らせるのはいいとは思いますが、5回は金子に送らせるのはどうだったでしょうか。得点圏に走者を置いて外崎、源田などの上位打線に回すというのはわかるのですが、源田のセンター前ヒットで2塁走者が本塁生還できませんでしたからね。単純にバントで送るのではなく、相手の守備を揺さぶるような攻撃も見てみたかったです。


ファイターズは先発の上沢、ライオンズは先発の與座から平井、増田が無失点投球で9回裏へ。先頭の源田が内野安打で出塁。続く将平(鈴木)が送って1死2塁になると、当然ながらおかわりさん(中村)が敬遠されて、1死1、2塁でマキノン勝負になるだろうと思ったのですが・・・ 1死2塁になった場面で、投手コーチがマウンドに向かい、誰と勝負するのか確認したのか、まさかのおかわりさん勝負。外野も浅い守備位置だったので、センター方向へ飛んだ打球は中堅手の頭を越えていき、サヨナラ勝ち。勝ったライオンズ側からすると、おかわりさんと勝負してくれてありがたかったのではないでしょうか。

 

お立ち台はもちろんサヨナラ打のおかわりさん(中村選手)! 最初に水をかけに行ったのは、まさかの・・・というか今日の勝利投手でしたね!


ベルドでの観戦試合での勝利は2か月ぶり(5月13日以来。以降3連敗。ビジターの試合に多く行っていたので、それほど負けが続いたわけではない)。

 

勝てるときに一気に連勝してもらいましょう! 明日も勝ちますよ!

中盤までに5点のリードを許し、反撃も鈴木の適時打による1点にとどまり、7連敗

 

本日のライオンズ戦(ほっともっとフィールド神戸)の結果

 

vs.オリックスバファローズ戦第13回戦 ライオンズ4勝9敗

 

試合開始:17:01 試合終了:19:36 試合時間:2時間35分 観衆:29,688人

 

オリックス 5-1 ライオンズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)髙橋光成(5)~水上(1)~青山(1)~ボー(1)
(Bs)山本(9)

 

勝利投手:山本8勝3敗  敗戦投手:髙橋光成5勝6敗

 

本塁打 
(Bs)紅林6号2ラン(髙橋光成)

 

神戸で久々に組まれた週末ゲーム。自身は7年ぶりの神戸でした。


相手の先発投手がアレなので、マリーンズの某投手を相手にするときと同様に、先制点を許すと相当厳しい展開になると思っていました。


2回の2死まではすんなり抑えたものの、宗と杉本に連打を許して、2、3塁のピンチとなり、今日再登録された野口に右中間を破る適時3塁打を打たれて2点の先制を許しました。この場面、外野がものすごく浅めに守るシートを敷いていて、野口の打球もそれほど当たりはよくなかったので、定位置にいれば外野の間を抜かれる当たりではなかったはずなのですが。この後の若月を打ち取ったので事なきを得ましたが、さらに適時打で3点目を取られていたら、とんでもなかったです。今年はこのような外野が極端に浅い守りをする場面が目立ちますね。2塁走者を絶対に返してはいけない場面ならわかるのですが、そうでない場面でも頻繁に見られるので。守備シフトの根拠が知りたいですね。


先発の高橋光成は、3回にも紅林にレフトへの2ランを浴びて、0-4に。変化球の精度が著しく悪かったように現地からは見えました。5回までは投げましたけど、とてもそんなイニングまで引っ張れるような内容の投球ではなかったです。春先とは明らかに内容の異なる投球になっていますが、原因は何なのか。少なくとも彼だけ中6日で回し続けるだけの投球内容では今はないですね。


4点先に行かれた時点で正直既に諦めモードでしたが、オリックス先発の山本の出来も非常に良かったですね。特にカットボールとか打者の手元で少しコースが変わるボールやスプリット。打者の手前の絶妙なところで変化して、打者にとっては見極めが非常に難しいボールでした。得点能力の低いライオンズ打線はもちろんですが、他のチームの打線でも今日の山本の出来であれば、攻略に苦労したのではと思います。


そんな中で、5回表の2死から源田の当たり損ねの打球がレフト線に飛んで2塁打。さらに続く将平(鈴木)が初球をセンター前に運んで、何とか完封を免れました。この場面以外はほとんどチャンスがなかったですね。


強いて言うなら、2回表の2死1塁の場面で、佐藤龍世がライト前にヒットを放った場面。ライトの捕球の位置、タイミングを見れば、1塁走者は3塁まで行けるはずはないように見えたのですが…。1塁走者は打球が背中の方向に飛んでいるので見えない、となると3塁ベースコーチが走塁に関する指示を正確に出さなくてはいけないんですけどね。そのあたりがどうだったのか。


相手の先発投手のレベルが非常に高かったこともあり、最下位チームらしい戦い方であっさりとした敗戦。これで7連敗ですか。借金20も見えてきましたね。次のカードがホークスなので、球宴前に到達してしまいますかね。一昨日の敗戦で、どうやったら勝てるのか、勝ち方が全く分からなくなっています、私の中でも。

 

今日は行きが新幹線、帰りがサンライズで、翌日早朝に東京に戻る予定でした。ということで、シンカンセンカタイアイスも行きの新幹線で。アイスを買ってから、サンライズが運休になったことを知りました…

 

サンライズが運休ということで、翌日の予定も考えて、試合後に最終の新幹線で帰ることに。序盤はオリックスの攻撃が長く、もしかすると最後まで見られないかもと思いましたが、終わってみたら2時間半少々であっさりと終了。試合後、新神戸まで戻ってからも土産を買い足したり、弁当を買ったりする時間が十二分にあるほど、時間にも余裕がありました。

序盤の4点リードを7回に逆転するも、8回に追いつかれ、延長で勝ち越しを許して敗戦

 

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第9回戦 ライオンズ4勝5敗

 

試合開始:18:00 試合終了:22:37 試合時間:4時間37分 観衆:27,548人

 

ライオンズ 5-7 ホークス 【延長10回】 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)東浜(6)~松本裕(2/3)~大津(1/3)~モイネロ(1)~オスナ(1)~甲斐野(1)
(L)髙橋光成(5)~本田(1)~ティノコ(1)~佐々木(1/3)~森脇(2/3)~増田(1)~平井(1)

 

勝利投手:オスナ2勝15S  セーブ:甲斐野1S   敗戦投手:平井3勝3敗

 

本塁打
(Sh)近藤12号2ラン(髙橋光成)
(L)渡部4号ソロ(東浜)

 

6/10のベルド参戦の後、広島での3連戦、仙台での2戦を経て、3週間ぶりのベルド。来週は今度は神戸に遠征予定があるので、今週末は今日だけの参戦。今日がナイター、明日がデーゲームということでしんどいからというのもあったのですが、その通りの試合展開になってしまいました。


先発の髙橋光成はホークス打線に粘られたうえで、半速球をうまくとらえられて野手のいないところに打球を飛ばされてヒットにされるシーンが序盤、特に失点した1、2回は目立ちました。データを見直したわけではないのですが、ストレートの割合が低かったのかなと思います。投手本人としては調子は悪くなかったとコメントしているのを記事で読んだのですが、1か月くらい前ほどではないにせよ、相変わらず得点能力の低い打線のチームにとって、序盤での4失点は大きいです。開幕投手、チームのエースとして名乗るからには、味方が得点を奪うまでは大きな失点は避けなくてはいけないし、そういう投球をしなきゃいけない。今日は出来ていなかったですね。


各打者に粘られたおかげで、5回で100球超え。スタミナ面での問題はない投手とはいえ、今日の蒸し暑さと投球の出来を考えると、5回降板は致し方なしでした。


ホークス先発の東浜に対しては、昨年の福岡でノーノーをやられたイメージが強く残っていて、打てていない、勝てていないイメージなのですが、今年は既に2つ黒星を付けているんですよね。そうではあるのですが、今日の序盤、3回までは昨年までのように抑えられてしまうイメージの展開でした。


少し流れが変わり始めたのが、4回に先頭の外崎が四球で出塁し、続くベッケン(渡部)がレフトフェンス直撃、もう少しでスタンドインになっていた打球での2塁打で、無死2、3塁のチャンス。この回は内野ゴロでの1点に終わりましたが、反撃できそうな雰囲気は出てきました。


ライオンズは6回から継投に入り、6回は本田、7回はティノコがそれぞれ三者凡退に抑える投球。この好投が味方の反撃につながりました。


6回は前の打席でホームランになりそうな2塁打を放ったベッケンが、今度はしっかり左中間スタンドに放り込むソロで2点差。さらに東浜が降板した7回には、2つの四球などで満塁のチャンスを作り、またもベッケンが同点となる2点適時打をセンター前へ。続く呉念庭にもライト線を破る2塁打が飛び出して逆転。1か月くらい前の最悪な状態の打線ではこんな展開にはならなかったと思うので、打線の調子は少しは上向いてきているのかなと思います。逆転した後、マキノンが凡退し、1点勝ち越したところで終わってしまいましたが、貪欲に勝ちに行くのであれば、さらにもう1本欲しかったですね。2、3塁に走者がいたので、1本の単打でもさらに2点取れたでしょうし。


気になったのは7回裏のブルペン。イニングが始まった段階では2点ビハインドだったので、8回は佐々木を投入予定だったというのは納得。しかし得点チャンスになって、同点、逆転の展開が考えられる中でも、ブルペンは佐々木のみが準備。同点、逆転となったら、当然8回は勝ちパターンの投手(おそらく森脇)を投入することになるのだから、遅くとも満塁のチャンスになった場面では準備を開始しておくべきでした。結局、1点リードになったにもかかわらず、8回は佐々木を投入。


8回表は左打者の柳町、栗原に連打を食らい、今宮に送られて、1死2、3塁のピンチ。ピンチの尻拭い役として森脇を投入したのですが、そうであれば森脇をイニング頭から投入すべきだったのではないでしょうか。柳町の代走・周東の好走塁もあって同点に追いつかれてしまったこともあり、悔いの残る投手継投でした。


ホークスは同点の展開ながら、8回はモイネロ、9回はオスナを投入。この2投手相手ではライオンズ打線にとってはノーチャンス。ということで延長戦に入ってからの勝負と思ったのですが、延長10回にホークスの下位打線でチャンスを作られて、途中出場の上林にライト線へ適時3塁打を打たれて万事休す。昨年のブルペン陣であれば、延長12回まで耐え抜くメンバーが揃っていたのですが、今年はちょっと層が薄いですね。延長に入った段階でベンチに残っていたホークスの中継ぎ投手陣と比べると、特にそう感じました。


勝利を手に出来そうな展開にはしたものの、結果的には敗戦。今日のような試合をモノにできるようになれば、自然とチームは浮上していくと思うのですが、なかなか難しいですね。


22時半過ぎまで戦った翌日に、13時開始のデーゲーム。睡眠時間が十分に取れず、体力的に厳しいと思いますが、同一カード3連敗だけは避けてほしいです。ユニフォームの"あの色"はやっぱりライオンズにとっては"縁起の悪い"色なんですかね。

 

今日は買いたいものがあったので、開門と同時に入場。先日発売されたばかりの弁当と、先週末に初ヒット&初本塁打を現地で見届けた選手のタオルをゲット。タオルは売り切れているかもと思ったのですが、それなりの物量を用意していたようで、余裕をもって買うことが出来ました。

蛭間のプロ初本塁打に、渡部の2ランで加点し、仙台で3連勝!

 

本日のライオンズ戦(楽天モバイルパーク宮城)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第12回戦 ライオンズ7勝4敗1分

 

試合開始:13:00 試合終了:16:39 試合時間:3時間39分 観衆:17,065人

 

イーグルス 2-5 ライオンズ○ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)隅田(5)~本田(1)~ティノコ(1)~佐藤隼(1/3)~佐々木(2/3)~森脇(1)
(E)早川(4)~伊藤茉(1)~弓削(1)~津留崎(2)~宋家豪(1)

 

勝利投手:隅田3勝6敗  セーブ:森脇1勝1敗3S  敗戦投手:早川4勝5敗

 

本塁打】 
(L)蛭間1号3ラン=プロ初本塁打、渡部3号2ラン(早川)

 

仙台遠征2日目。イーグルスの先発は昨日の辛島に続いてサウスポーの早川。昨日も1点しか取れていないし、昨日に比べて球速が増すので、今日も苦労するだろうなと思っていましたが、結果的には杞憂に終わりました、というかこんなに打つとは思いませんでした。


2回裏、マキノンと岸の連打、古賀が凡退し、2死2塁で蛭間の今日の第1打席。フルカウントまで行きましたが、最後の球を引っ張った打球が非常に高く上がり、ライトポール際に着弾。仙台はライト方向への打球は結構のびる印象があるのですが、この球場らしい弾道でのプロ初本塁打になりました。昨日のプロ初ヒットに続いて、今日は大学の先輩投手から初本塁打を放つとは思っていませんでした。蛭間の今日のヒットはこの本塁打(3ラン)だけでしたが、打球はそれほど悪くはなかったので、今日のような下位打線で今の感じでしばらくやっていってもらえれば。


昨年のドラフト1位に刺激されたかのように、蛭間より2年早く入団したドラ1選手も、3回にレフト方向へ弾丸ライナーでの2ランを放ちました。結果的にはこの2ランによる追加点が大きかったですね。ベッケン(渡部)の2ランの後、同じ回に再度チャンスを作るも得点できず。4回以降はヒットもあまり出なくなりましたので。


先発の隅田は序盤での味方の援護点に守られた感じでしたね。5回まで無失点ではありましたが、序盤はピンチの連続で球数を結構要しましたし、3回までに5店のリードがなければ、もしかすると崩れていたかもしれません。


6回以降のリリーフも何とか抑えていった感じで、もし6回、7回あたりで反撃を開始されていたら、終盤は危なかったかもしれません。


8回は5点リードで佐藤隼を投入しました。一昨日の試合も僅差リードの展開で8回に登板機会を与えられてもいいシチュエーションはありましたが、登板機会なし。今日の投球を見ても、球速は出ているのですが、打者にとっての感じ方がシーズン序盤とは少し違ってきているのかもしれません。失点が続くようであれば、一度期間限定で抹消してリフレッシュさせるのも一つの手だろうと思います。


増田が一昨日、昨日と連投だったので、今日はベンチ入りからも外れていました。代役は森脇。てっきり8回裏の佐藤隼が招いたピンチの場面で出てくると思っていましたが。

 


この2日間、仙台まで遠征してよかったと心から思いました。試合に勝つことはもちろんですが、やっぱり蛭間のプロ初ヒット、プロ初本塁打を現地で見られたことが一番です。将来、彼がプロで数々の実績を残す大選手になった時、初ヒットも初本塁打も生で見たんだと自慢できるようになるといいなあ。

 

ヒーローインタビューはもちろんプロ初本塁打を大学の先輩(早川)から放った蛭間選手!(右側のビジョンがうまく撮れず、誰か判別がつかない…)

 

この2日間、昼飯を食べる店、球場に持参する紙パックの飲み物を買うコンビニ、球場に着いてからオレンジサワーを飲む、球場内の座席番号、これら全てゲン担ぎで同じルーティーン(場所も)でした。連勝できてよかったです。


いつも一緒に応援している仲間は今回誰も遠征していませんでした。仙台には一人で応援した方がいい(自分たちは行かない方がいい)、仙台での試合には毎試合行ってほしいとか、無茶なお願いをしてこられると困るなあ。一応本業の仕事もあるわけで…

毎月仙台で出張の用事を作って参戦してもらえませんかねと本当に言われた…

 

 

次回仙台に来るのは来年になりそうです。Good Bye, Sendai