序盤の4点リードを7回に逆転するも、8回に追いつかれ、延長で勝ち越しを許して敗戦

 

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.福岡ソフトバンクホークス戦第9回戦 ライオンズ4勝5敗

 

試合開始:18:00 試合終了:22:37 試合時間:4時間37分 観衆:27,548人

 

ライオンズ 5-7 ホークス 【延長10回】 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)東浜(6)~松本裕(2/3)~大津(1/3)~モイネロ(1)~オスナ(1)~甲斐野(1)
(L)髙橋光成(5)~本田(1)~ティノコ(1)~佐々木(1/3)~森脇(2/3)~増田(1)~平井(1)

 

勝利投手:オスナ2勝15S  セーブ:甲斐野1S   敗戦投手:平井3勝3敗

 

本塁打
(Sh)近藤12号2ラン(髙橋光成)
(L)渡部4号ソロ(東浜)

 

6/10のベルド参戦の後、広島での3連戦、仙台での2戦を経て、3週間ぶりのベルド。来週は今度は神戸に遠征予定があるので、今週末は今日だけの参戦。今日がナイター、明日がデーゲームということでしんどいからというのもあったのですが、その通りの試合展開になってしまいました。


先発の髙橋光成はホークス打線に粘られたうえで、半速球をうまくとらえられて野手のいないところに打球を飛ばされてヒットにされるシーンが序盤、特に失点した1、2回は目立ちました。データを見直したわけではないのですが、ストレートの割合が低かったのかなと思います。投手本人としては調子は悪くなかったとコメントしているのを記事で読んだのですが、1か月くらい前ほどではないにせよ、相変わらず得点能力の低い打線のチームにとって、序盤での4失点は大きいです。開幕投手、チームのエースとして名乗るからには、味方が得点を奪うまでは大きな失点は避けなくてはいけないし、そういう投球をしなきゃいけない。今日は出来ていなかったですね。


各打者に粘られたおかげで、5回で100球超え。スタミナ面での問題はない投手とはいえ、今日の蒸し暑さと投球の出来を考えると、5回降板は致し方なしでした。


ホークス先発の東浜に対しては、昨年の福岡でノーノーをやられたイメージが強く残っていて、打てていない、勝てていないイメージなのですが、今年は既に2つ黒星を付けているんですよね。そうではあるのですが、今日の序盤、3回までは昨年までのように抑えられてしまうイメージの展開でした。


少し流れが変わり始めたのが、4回に先頭の外崎が四球で出塁し、続くベッケン(渡部)がレフトフェンス直撃、もう少しでスタンドインになっていた打球での2塁打で、無死2、3塁のチャンス。この回は内野ゴロでの1点に終わりましたが、反撃できそうな雰囲気は出てきました。


ライオンズは6回から継投に入り、6回は本田、7回はティノコがそれぞれ三者凡退に抑える投球。この好投が味方の反撃につながりました。


6回は前の打席でホームランになりそうな2塁打を放ったベッケンが、今度はしっかり左中間スタンドに放り込むソロで2点差。さらに東浜が降板した7回には、2つの四球などで満塁のチャンスを作り、またもベッケンが同点となる2点適時打をセンター前へ。続く呉念庭にもライト線を破る2塁打が飛び出して逆転。1か月くらい前の最悪な状態の打線ではこんな展開にはならなかったと思うので、打線の調子は少しは上向いてきているのかなと思います。逆転した後、マキノンが凡退し、1点勝ち越したところで終わってしまいましたが、貪欲に勝ちに行くのであれば、さらにもう1本欲しかったですね。2、3塁に走者がいたので、1本の単打でもさらに2点取れたでしょうし。


気になったのは7回裏のブルペン。イニングが始まった段階では2点ビハインドだったので、8回は佐々木を投入予定だったというのは納得。しかし得点チャンスになって、同点、逆転の展開が考えられる中でも、ブルペンは佐々木のみが準備。同点、逆転となったら、当然8回は勝ちパターンの投手(おそらく森脇)を投入することになるのだから、遅くとも満塁のチャンスになった場面では準備を開始しておくべきでした。結局、1点リードになったにもかかわらず、8回は佐々木を投入。


8回表は左打者の柳町、栗原に連打を食らい、今宮に送られて、1死2、3塁のピンチ。ピンチの尻拭い役として森脇を投入したのですが、そうであれば森脇をイニング頭から投入すべきだったのではないでしょうか。柳町の代走・周東の好走塁もあって同点に追いつかれてしまったこともあり、悔いの残る投手継投でした。


ホークスは同点の展開ながら、8回はモイネロ、9回はオスナを投入。この2投手相手ではライオンズ打線にとってはノーチャンス。ということで延長戦に入ってからの勝負と思ったのですが、延長10回にホークスの下位打線でチャンスを作られて、途中出場の上林にライト線へ適時3塁打を打たれて万事休す。昨年のブルペン陣であれば、延長12回まで耐え抜くメンバーが揃っていたのですが、今年はちょっと層が薄いですね。延長に入った段階でベンチに残っていたホークスの中継ぎ投手陣と比べると、特にそう感じました。


勝利を手に出来そうな展開にはしたものの、結果的には敗戦。今日のような試合をモノにできるようになれば、自然とチームは浮上していくと思うのですが、なかなか難しいですね。


22時半過ぎまで戦った翌日に、13時開始のデーゲーム。睡眠時間が十分に取れず、体力的に厳しいと思いますが、同一カード3連敗だけは避けてほしいです。ユニフォームの"あの色"はやっぱりライオンズにとっては"縁起の悪い"色なんですかね。

 

今日は買いたいものがあったので、開門と同時に入場。先日発売されたばかりの弁当と、先週末に初ヒット&初本塁打を現地で見届けた選手のタオルをゲット。タオルは売り切れているかもと思ったのですが、それなりの物量を用意していたようで、余裕をもって買うことが出来ました。