5回までに6点を失い一方的な展開も、6回以降に追い上げての敗戦で7連敗、交流戦の最下位が決定

 

 

本日のライオンズ戦(マツダスタジアム)の結果

 

交流戦】vs.広島東洋カープ戦第2回戦 ライオンズ2敗

 

試合開始:14:01 試合終了:17:24 試合時間:3時間23分 観衆:30,592人

 

カープ 6-4 ライオンズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)髙橋光成(4)~青山(1)~ティノコ(1)~佐々木(1)~森脇(1)
(C)森下(6)~森浦(0/3)~島内(1)~栗林(1)~矢崎(1)

 

勝利投手:森下3勝1敗  セーブ:矢崎4勝9S  敗戦投手:髙橋光成4勝5敗

 

本塁打なし

 

得点能力の低いライオンズにとっては先制点が非常に大事な状況なのですが、今日も初回、ライオンズはわずか8球で三者凡退だった一方、カープはその裏、野間がセンター前ヒットで出塁し、羽月が送って、秋山がレフト線へ2ベースを放ってあっさりと先制点。その後も満塁のピンチを招き、2点目、3点目を奪われる心配もあったのですが、初回は秋山の適時打による1点のみ。何とか初回で諦めかける展開にせずに済みました。


2回はベッケン(渡部)が2塁打で出塁。無死1塁であれば、バントの選択はあったのかもしれませんが、無死2塁で打者も岸の場面なので、打たせた方がいいだろうと思っていたら、バントをさせて、しかも失敗(捕手へのファウルフライ)。結果論で言っているわけではないですが、バントの打球を上げてしまうようであれば、強攻した方がよかったと思います。


4回にも先頭の鈴木が内野安打で出塁し、大事な走者だったにもかかわらず、けん制死。その後にベッケンの2塁打が出るというもったいない展開。チームは"走魂"というスローガンを掲げていますが、状況を考えずにただひたすら走りまくることが"走魂"なんでしょうか。根拠があって走って失敗したのなら致し方ないのですが、今日のような牽制死、大事な走者を失ってチャンスも潰えるというのは"走魂"ではないですよね。グリーンライトにして失敗が繰り返されるようであれば、ベンチがコントロールしなくてはいけないのではないでしょうか。


5回も2回と同じく、久しく結果が出ていなかったマキノンに2塁打が出てチャンスを作るも、下位打線に回り、投手の打順で代打の切り札である平沼を送るも三振で、得点が出来ず。中盤までは何度も得点のチャンスがあったのですが、得点の仕方を忘れてしまったかのように点が入らず。

 


先発の高橋光成は変化球の制球があまり良くない投球でしたね。空振りをとったり、バットの芯を外せればよいのですが、今日はそのあたりがあまりうまくできていなかったように思います。初回にいきなり失点し、2回と3回は立ち直り、そのまま1イニングでも長く投げてもらいたいと思ったのですが、4回に坂倉と田中の連打であっさりと追加点を許しました。さらには1死3塁、カウント2-2からスクイズバントが決まり、3失点目で逆転が絶望的な状況になりました。この回の守備ではいくつか反省点があり、スクイズをされた場面での送球ミス。また、得点圏に走者を置いた状況でヒットを打たれた時に、捕手へダイレクト返球をするのか、あるいは中継プレーで行くのか、そのあたりの判断ができないと、打者走者が1塁で止まっているところが、先の塁に無駄に進め死しまうケースがみられました。


6回は2死からチャンスを作り、岸とマキノンに連続で適時打が出て、2点を返しました。また7回には、途中出場の古市から始まる打順で、古市、佐藤龍(投手の代打)、源田の3人がうまくつないで、無死満塁のチャンスを作りました。直後の将平(鈴木)が適時打で1点を返し、相手の投手交代の後、ベッケンの押し出し四球でさらに得点し、4-6の2点差まで迫りました。ファウルで粘って相手投手に球数を投げさせたり、次につなぐ意識を持って打球を無理に引っ張らまなかったり。久々につながりのある攻撃が出来たように思います。7回のどの場面からだか忘れましたが、コロナ禍後初めて西日本チャンテを現地で経験できました。使う場面は適切だったのですが、久々だったので体力的にキツかったですね。声を出しながらジャンプする場面がチャンテ4よりも多いですから。我々声を出しているファンだけでなく、トランペットを吹いている応援団の方々もキツいと思います。


今日も敗れて7連敗にはなりましたが、6回と7回の攻撃が出来れば、連敗ストップも見えてくるのではと感じました。闇雲に振り回すのではなく、次につなぐことを考えた打撃ができれば、ここしばらく続いている得点能力も上がる気がします。
明日の試合終了後に関東へ帰ります。勝って連敗を止めて、その翌日からの4日間休みを気分よく迎えたいですね。

 

試合前には、あなご飯を食べるなどの目的で宮島口方面へ。まずは広島東洋カープの大野寮を外から見物。今日も引き続き半旗が掲げられていました。

 

続いて名物のあなご飯を食べるべく、宮島へのフェリー乗り場の近くへ。フェリー乗り場には土曜にもかかわらず、修学旅行で来ていると思われる学生の一団がいました。

 

さて、あなご飯ですが、広島名物の牡蠣も一緒に食べられる丼もの(宮島丼)があったので、そちらにしました。近大アナゴが食べられる店だったのですが、先頭から5人目までとのこと。自分が入ったときにいらしたお客さんまでだったのかな??