4回に鈴木の好守&走者一掃3塁打で試合の流れを掴み、連敗を3でストップ!

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第8回戦 ライオンズ4勝3敗1分

 

試合開始:14:00 試合終了:17:38 試合時間:3時間38分 観衆:18,417人

 

ライオンズ 7-4 イーグルス 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)藤平(4 2/3)~安樂(1/3)~鈴木翔(1)~西口(1)~高田孝(1)
(L)髙橋光成(7)~佐藤隼(1)~ティノコ(2/3)~森脇(1/3)

 

勝利投手:髙橋光成4勝1敗  セーブ:森脇1敗1S  敗戦投手:藤平2勝2敗

 

本塁打 なし

 

昨日のロングゲームに続いて14時間ぶりくらいにまたベルドにきました。昨日トロフィーは見たので用は済んでいたのですが、獅子ビルへの入場待ち時間がどのくらいかなと気になっていたら、自分が球場前に到着した12時半の段階で1.5~2時間待ちとのことでした。土日に混むのは予想通りでした。昨日見ておいて良かった。


さて試合ですが、先発の光成はボールは悪くないように見えましたが、試合の前半は空振りを思うように奪えずに苦労した印象でした。2回は制球も乱して2失点。満塁のピンチから適時打と押し出し四球による失点でしたが、2点にとどめたことで中盤以降の逆転につながったと思います。


ライオンズ打線は序盤の3回まではノーチャンスでしたが、4回に外崎のレフトオーバーの2塁打に四球2つで満塁のチャンス(今日の試合での初めてのチャンス)を作りました。ここでとれないとズルズル行きそうでしたが、将平(鈴木)が2死から右中間を破る走者一掃の適時3塁打で逆転。この4回に急にライオンズ打線が活気づいたというか、イーグルス先発・藤平の制球の乱れにつけこむことができたことで逆転できたわけですが、実はこの回の攻撃の直前(4回表)の守備。2死3塁から山﨑剛の打球が左中間深くに飛んだのですが、レフトを守る将平が全速力で打球を追っていき好捕。抜かれていれば3点目を失い、なおも得点圏に走者を背負う展開になっていました。3点目を許さなかったことが、直後の攻撃につながったと思っています。4回表の好守と4回裏の良い攻撃で流れがライオンズへ。


光成の投球も味方の逆転後に本来の投球を取り戻したように思います。球数が多く、7回まで128球を要しながら、失点は2回の2点のみに抑えました。結果的にはHQSでした。悪いながら失点を極力抑える投球は開幕投手らしい投球だったと思います。次回はもう少し安定した投球を立ち上がりから見せてほしいですが。


追加点が欲しかった5回以降ですが、早速5回に長谷川の三ゴロエラーによる出塁をきっかけにチャンスを作り、外崎の犠飛に、マキノンの右中間を破る3塁打で3点を追加。これで楽な展開になりました。


光成が降板後、8回は無難に昨日に続く連投となる佐藤隼が抑えました。9回も5点差だったので、誰が投げてもと思ったのですが。


9回はティノコが登板。簡単に2死をとったところまでは良かったのですが、渡邉佳にヒットを打たれた場面からバタつきました。2、3塁のピンチを招き、浅村に3-0のカウントになった所でブルペンは森脇を準備。信頼がないことがよくわかりました。そして、浅村に適時打を打たれ、岡島を打席に迎えたところでブルペンには「岡島で終わらなければ(次の打者まで行く展開になれば)交代」の連絡が入っていたようです。実際に岡島に四球を出し、1イニング投げきれずに降板。これではとても勝ちパターンのリリーフは任せられませんね。球速は出ているのですが、打者にきちんとコンタクトされるんですよね。回転数の問題なのか、変化量の問題かはわかりませんが。


9回をあっさりゼロに抑えて勝っていれば、ここ最近の連敗期間中のイライラ、モヤモヤを完全に消すことができただろうと思うのですが、最終回のグダグダな投球を見ると、心がスカッとするところまでは至りませんでした。1つ勝つことがいかに難しいか…。


明日の試合、イーグルス予告先発でルーキーの荘司を持ってきませんでした。プロ初勝利がかかる投手と再戦かと思ったのですが、そうではなくなったので、攻撃に関しては今日と同様に戦ってもらえれば。ブルペン陣は、最近登板が増えている投手もいますが、ファンが安心して見ていられるような投球を。

 

お立ち台は2選手。まずは試合前半は苦しみながらも7回2失点に抑えて今季4勝目、髙橋光成投手!

 

続いて4回の好守備から直後の走者一掃の逆転3塁打に、攻守両面で活躍した鈴木将平選手!