第75回春季関東地区高等学校野球大会1回戦@保土ヶ谷

春の県大会で順調に勝利を重ねて優勝し、関東大会に進出したので、昨年の秋季関東大会に続いて現地へ。日曜だったこと、コロナ禍の制限がなくなったこともあり、2年前に同じ保土ヶ谷に来た時に比べて、観客の数が全く違いました。試合開始が10時ということで、8時45分くらいには到着したのですが、球場正面付近のチケット購入列の最後尾がライト側のポールよりさらに伸びていました。それでも10分ちょいくらいで売り場にたどり着いて、サクッと購入して入場。

 

もちろん1塁側に座るのですが、日陰(屋根付き)部分は結構埋まっていたものの、最上段の端席が空いていたので確保。日陰だし、後ろが風の通り道なので、試合中は寒いくらいでした。

 

試合ですが、投手戦の展開で、最初に得点が入ったのが5回表の木更津総合。4番の水野にライトスタンドポール際にソロ本塁打を放り込まれて、1点の先制を許しました。一方の慶應木更津総合先発の右投げサイドスローの石澤に対して、6回までわずかに1安打に抑えられ、1点が非常に重くのしかかる展開。

 

追加点を許すと厳しくなる展開の中、7回にまたも4番の水野に2打席連続のソロ本塁打をライトポール際ギリギリに放り込まれて2点差。さらにチャンスを作られて、犠飛で3点目を許してしまいました。県大会の時のように本塁打がポンポン出る展開であれば気にならない点差だったのですが、何せ今日は塁上に走者すらなかなか出せない展開。2打席連続ソロを打たれたこともですが、3失点目が痛かったですね。

 

7回裏に先頭打者がヒットで出塁し、2死3塁のチャンスの場面で5番・延末のバックススクリーン右への2ランでようやく追撃開始。8回表に追加点のピンチを招いたものの(2死2塁)、ライト前ヒットを打たれた場面で2塁走者の本塁生還を阻止する好返球で追加点を許さなかったことで流れが来るだろうと思いました。

 

8回裏は下位打線に回るところで、8番と9番の打順で代打を送ったのですが、結果にはつながらず。9番投手の打順、相手は左腕の井上に代わっていたこともあり、代打で清原勝児が登場。フルカウントからサードへいい打球を放ったのですが、好捕されてヒットにはなりませんでした。今春の大会で背番号15をつけ、相手投手が左の時だけ出場していましたが、彼にとって高校最後の大会になる夏の大会はどのような立場で迎えることになるでしょうか。

 

1点ビハインドのまま9回裏を迎え、打順は1番からの好打順だったのですが、三者凡退で終わってしまい試合終了。春季関東大会は初戦敗退となってしまいました。

 

慶應には大学だけお世話になったのですが、自分の出身高校が弱小で話にならないので、OBなわけではないですが、塾高を応援させてもらっています。自分が現地に見に行くと負けた記憶が殆どなく(実際に不敗神話のようなものが出来ていた)、全回負けたのが2015年の夏の県大会。調べてみたら、以降8連勝だったようです。2018年と2019年は自己都合、2020年はコロナの影響で見に行きませんでしたが。

 

今チームを率いている森林監督は2016年秋に就任されているので、今の監督になってから負け試合を生で見たのは初めてということになりますね。

 

2015/7/24  桐光学園(1) ●2-5(選手権県大会準々決勝@ハマスタ

塾高のこのメンバーのうち、現在NPBの12球団に所属する選手が3人いますね(サード、キャッチャー、ピッチャー)。


2016/7/30   桐蔭学園(2) 〇10-5(選手権県大会準決勝@ハマスタ
2016/10/23    花咲徳栄    〇9-1(秋季関東大会1回戦@宇都宮清原)
2017/7/16   相模原総合   〇4-0(選手権県大会2回戦@平塚)
2021/7/12   桐蔭学園    〇5-4(選手権県大会1回戦@保土ヶ谷
2021/7/18      橘              〇3X-2(選手権県大会3回戦@横浜薬大スタ)
2022/7/18   桐蔭学園(1)   〇7-5(選手権県大会4回戦@平塚)
2022/10/22 常磐大高    〇5ー3 (秋季関東大会1回戦@レジスタ大宮)
2023/5/5  横浜隼人    〇7-2(春季県大会準決勝@横浜)
2023/5/21   木更津総合   ●2-3(春季関東大会1回戦@保土ヶ谷

※対戦校の横のカッコ書きは当該大会でのシード校であることを示す。

(1):第1シード、(2):第2シード

 

夏の大会。神奈川県の枠は1つしかないですが、2018年度の第100回の記念大会以来の甲子園出場を達成できるように頑張ってほしいです。この夏は第1シードでの出場になるので、大会後半にピークを持っていけるように、前半はコンディションを整えつつ、確実に勝ち上がっていくことを心掛けてもらえれば。どのタイミングになるかはわからないですが、自分の都合と相談しつつ、最低1試合は行きたいと思っています。