本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果
vs.オリックスバファローズ戦第３回戦 ライオンズ２勝１敗
試合開始：14:01 試合終了：17:16 試合時間:3時間15分 観衆：15,655人
○ライオンズ ７－６ オリックス
【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)山崎颯(5 1/3)～比嘉(2/3)～山岡(1)～村西(1)
(Ｌ)渡邉(3)～佐々木(1)～水上(1)～宮川(2)～平井(1)～増田(1)
勝利投手：平井１勝 セーブ：増田１Ｓ 敗戦投手：村西１敗
【本塁打】
(Bs)ラベロ１号２ラン(渡邉)
(Ｌ)山川２号２ラン(比嘉)
開幕戦はライオンズ打線がオリックス先発の山本にほぼ完璧に抑えられ、逆に昨日はルーキー・隅田がオリックス打線を１安打に抑えてお返し。今日も昨日に続いてオリックス打線を眠らせたままにしておきたかったのですが。
１回表、後藤のライト前ヒットでライトの愛斗が捕球ミスをして、無死２、３塁となり、杉本の今季初ヒットとなる適時打で先制点を許し、宗には犠飛を打たれて初回に２失点。
２回と３回にもオリックス打線に捕まって、３回までで６失点。ストレートにあまり勢いがないように見えたのと、単調な投球だったように見えました。毎回のように失点を重ねていたので、３回での降板はやむなしでしょう。来週の千葉での登板に向けて自分の投球を見直してもらえれば。
４回以降は継投に入りましたが、各投手が無失点で踏ん張り、試合を壊すことなく進みました。
打線は４回までオリックス先発の山崎颯相手にパーフェクトに抑えられていましたが、５回の先頭打者のアグー(山川)にヒットが出て、森友哉の併殺で一旦はランナーがいなくなるも、外崎と栗山の連続２塁打でようやく１点を返しました。
６回に入ると、オリックス先発の山崎颯が５点のリードの中での投球だったものの、制球を乱し始め、おかわりさん(中村)の遊ゴロで３点目を失ったところで降板。なぜこの場面で比嘉に代えたのかはわかりません。代えるとしたら、左打者が続く打順が終わるところ（お変わり三を打席に迎えるところ）だと思ったので。
比嘉の代わり端をアグーが完璧に捕らえて、２試合連続となるポール際への２ラン。一気に１点差まで詰めて、押せ押せムードになりました。
６回から４番手で登板した宮川が２イニング無失点と、守備から流れを作りました。６回に登板させた時は５点ビハインドでの登板でもったいない気もしましたが、７回のクリーンアップ相手に抑えるためには彼を投げさせるしかなかったと思いますし、期待通り抑えてくれました。勝ち星もホールドも何もつきませんでしたが、今日登板した投手の中では最も頑張った（大事な場面でしっかりと自分の仕事をした）と思います。
８回には１点ビハインドながらも勝ちパターン継投の平井を投入し、味方の同点、逆転の攻撃を待ちました。
８回裏に先頭のオグレディの四球からチャンスを作り、アグーの左中間へのラッキーな２塁打で２、３塁とし、森友哉がセンターへの逆転となる２点適時２塁打を放ちました。この場面、森友哉を歩かせて満塁にして外崎勝負でも良かった気がしますが、どうなのでしょう。満塁だと前進守備は必要ないですし。あと、オリックスの継投が開幕戦の６－０でリードしていたときの９回表と同じだったのが苦しいところでしょうか。中継ぎ、特に僅差リードの展開での投手が足りないように思いました。
９回表は１点リードで、１人でも塁に出すと吉田正に回る打順の巡りでしたが、三者凡退で試合終了。序盤の６点ビハインドを逆転しての勝利で、開幕カードを２勝１敗の勝ち越しで終えました。
次の札幌でのファイターズ戦は、向こうのボスが言うにはようやく本気を出す予定（福岡３連戦では本気を出していなかった？）のようでどうなるかわかりませんが、最低でもカード勝ち越せるように北の大地で頑張ってきてほしいです。
今日の試合を通して、ライトの愛斗選手の動きが「らしく」なかったように思いました。初回の後逸（失策）、２回の福田の右中間への打球を追おうとしたときの転倒、他に平凡な飛球の捕球時にもぎこちなさがありました。８回裏に逆転した後の打席は、直前の栗山が申告敬遠されて迎えた打席でしたが、ここで結果を残していれば全てが吹っ飛んだ気がしますが。今日のような日もあると思って、切り替えて明後日からまた結果を出せるよう頑張って欲しいです。
お立ち台は「打」で貢献した２選手でした。本当は６回と７回を抑えた宮川投手あたりにも上がって欲しかったですが･･･
２試合連続の本塁打を放った山川選手
決勝の２点適時打を放った森選手
