8回に一時勝ち越しを許すも、9回に逆転サヨナラ勝ち!

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本日のライオンズ戦(メットライフドーム)結果

 

イースタンリーグ公式戦】vs.東京ヤクルトスワローズ

 

試合開始:13:01 試合終了:16:00 試合時間:2時間59分 観衆:4,416人

 

ライオンズ 3×-2 スワローズ

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Ys)バンデンハーク(1)~寺島(1)~木澤(1)~吉田大喜(1)~大下(1)~大西(1)~星(1)~坂本(1)~杉山(1/3)
(L)渡邉勇(5)~小川(1)~森脇(1)~佐野(1)~ダーモディ(1)

 

勝利投手:ダーモディ2勝2敗  敗戦投手:杉山1敗4S

 

本塁打
(L)木村7号ソロ(バンデンハーク)

 

今シーズンのイースタンリーグ公式戦初観戦でした。5月にCAR3219に行く予定があったのですが雨天中止になり、以後機会がなく、今日になってしまったというわけです。


前回所沢に来た日(7/4)以降、高校野球の神奈川県大会の観戦に2度行きました。うち1回はネット裏に屋根のついている保土ケ谷球場で屋根下の最前列あたりでの観戦、もう1回は俣野公園・横浜薬大スタジアムで全く屋根のない球場でした。この時期の炎天下での数時間の観戦はしんどかったですね。観戦中は何も問題はないのですが、試合が終わって帰る途中に疲れがどっと出る感じで。今日はドームなので、その点は全く問題がありませんでした。


今日の試合は定員5,000名で販売したところ、試合の前日で完売。イースタンリーグ公式戦ではなかなかあり得ないことです。行きの電車も上限5,000人の1軍公式戦の時より混んでいた気がします。


試合の方は、スワローズは多くの投手を登板させたいという意図なのか、完全なるブルペンデーでした。1投手1イニングずつ刻んで8回まで8投手の継投。9回はサヨナラで終わりましたが、もしライオンズの攻撃が同点止まりで延長戦になっていたらどのように対応したのかと気になりました。


スワローズの投手で気になったのが先発のバンデンハークと3番手で登板した木澤の2人。バンデンハークはストレートの球速は150近く出ていたものの球の重さを感じず、変化球でタイミングをずらすというのも1軍相手だと通用しないかなと思いました。木澤については、制球のバラつきは大学時代と変わらず。ストレートの球威は学生時代の方があったのかなと感じました。来週から1軍ではエキシビションマッチが始まりますが、そこで呼ばれるのかどうか。呼ばれないとなると、外国人投手の来シーズンの契約は厳しくなるでしょう。


スワローズの打線もそうなのですが、ライオンズもあまり新鮮味の感じないオーダーでした。唯一、高卒ルーキーで育成選手の長谷川がフル出場し、じっくり見られたことが新鮮でした。


ライオンズは1回裏の先頭打者の木村がバンデンハークのストレートを捉え、バックスクリーン左横へ運ぶソロを放ったのですが、その後はヒットがなかなか出ず。四死球はもらったのですが、それを得点に結びつけることが出来ませんでした。中軸に入っている選手にほとんど結果が出ませんでした。


先ほど新鮮だったと書いた高卒ルーキーで育成の長谷川選手。スタメンショートでフル出場、守備は難しい打球はありませんでしたが、ゴロを4つ無難にさばきました。守備については基本問題はミスなく解けますという感じでした。一方の打撃は4打席立ち、2安打1四球に1つの送りバントを決め、凡退の打席はありませんでした。2安打はいずれもレフト線への2塁打だったのですが、きれいなライナーの打球でした。さらに盗塁も1つ決め、"走"の面でもアピールしました。高卒で入ったばかりなのでさすがに今年はないと思いますが、来年以降早い時期に支配下登録されて背番号も2桁になるだろうと思いました。今後注目すべき若手選手の1人だと思います。


その他の野手としては、今日は途中から出場した西川選手。"打"では2回の打席で2度とも結果を出し、守備面では右中間に抜けそうな打球を好捕し、内野に返球して併殺を完成させました。エキシビジョンで試す選手の候補だろうと思います(開幕1軍かつスタメンだったので"試す"というのも変ですが)。


投手について、まずは先発の渡邉勇太朗投手。今日のスワローズは1.5軍くらいのメンバーが並んでいましたが、このレベルだとそれなりに抑えられてしまいますね。5回で降板してしまったのは残念でした。来シーズン以降どのような起用方針なのかはわかりませんが、先発投手として育てるのであれば、今年は2軍に置いて、中6日のローテーションで回して、先発として100~120球投げさせる経験を積ませる必要があるでしょう。他の投手との起用の兼ね合いはあると思いますが。


2番手以降の投手については、印象に残るようなピリッとした投球は見られなかったように思います。3番手で登板した森脇は今日の試合で7回に登板していましたが、2軍の7回ではなく、昨年のように1軍の試合での勝ち試合での7回に投げられるようになって欲しいのですが、シーズン前に肩痛を発症してからボールのキレが戻りませんね。


最終的にはライオンズがサヨナラ勝ちしましたが、9回裏1死2、3塁で木村が打席の場面で事件級の守備のミスがスワローズ側に起きました。前進守備でもイージーな二飛だったのですが、完全捕球する前に二塁手が落球。打者だった木村もアウトだと思って1塁に向かって走っていなかったのですが、守備側の1塁手もベースを離れて本塁と一塁の中間くらいにいたため、1塁ベース上がガラ空きで、結局エラー出塁という形で満塁に。最後は途中衆生の西川がレフトオーバーの2塁打を放って逆転サヨナラ勝ちになりました。仮に普通に捕球して2死2、3塁になっていても外野の前進守備は変わらなかったでしょうから、同じ結果になったのかもしれませんが・・・。

 

2軍の試合とはいえ、9回裏はまさかの展開で、結局サヨナラ勝ちで終わりました。

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イースタンリーグ公式戦なので、勝利した試合後は若獅子インタビューということで、サヨナラ適時打を放った西川選手でした。

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試合後は新宿で買い物の用事があったので、所沢経由、特急小江戸号(ライオンズが勝ったので)を使って向かいました。

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イースタンリーグ公式戦ではあったのですが、5,000名程度の入場が想定されたせいか、試合後の狭山線のダイヤは1軍の公式戦の時と同様に臨時ダイヤでした。

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ドーム内にはこんなものが出来ていました。取り付けられてから自分は初入場のはず。

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2000の達成はいつ頃になるでしょうか。五輪後に再開してから1試合1本ペースで行くと8/29に達成。ということはその次のビジター2カードのどこかか、あるいはその後ホームに戻ってきてからかあたりでしょうか。達成の瞬間は現地で見届けたいですが難しそうです。