6回に5点差を一気に追いつかれるもすぐに勝ち越して連敗ストップ!



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第22回戦 ライオンズ16勝6敗


試合開始:13:01 試合終了:16:12 試合時間:3時間11分 観衆:30,663人


ライオンズ 8―7 ファイターズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)石川直(5)〜玉井(1/3)〜宮西(2/3)〜鍵谷(1)〜公文(1)
(L)ウルフ(5 0/3)〜平井(1)〜牧田(1)〜シュリッター(1)〜増田(1)


勝利投手:平井2勝  セーブ:増田1勝5敗26S  敗戦投手:玉井1勝2敗


本塁打 
(F)レアード31号ソロ(ウルフ)
(L)炭谷3号ソロ、中村25号2ラン、山川16号2ラン(石川直)


昨日、一昨日と連敗して迎えた今日の試合。下位チーム相手に1つの負けも許されないのにまさかの連敗。3位のイーグルスも負けが続いているとはいえ、お付き合いせず勝たなくてはいけない試合。


1回表1死1、2塁のピンチで4番のレアードの場面で、6−4−3のゲッツーでピンチ脱出かと思ったら、6→4の送球でセカンドの浅村が落球してアウトを1つも取れずに先制点を許すことに。1点を大事にしなくてはいけない試合でいきなりエラー。初回はこの1点で済んだとはいえ、先が思いやられる展開。


点を取られた直後に、秋山のライトフェンス直撃の2塁打で同点、そして表の守備でミスをした浅村が取り返す形での右中間への2塁打で逆転。昨日みたいになかなか点が取れなかったのとは違う展開で始まりました。


2回には想定外の(といっては本人に失礼ですが)銀(炭谷)のソロで追加点、1点を還された直後の4回裏には、復帰後初ヒットとなる2ランがおかわり(中村)に飛び出して5−2。さらに、5回にはアグー(山川)の左中間への2ランで7−2。自分が参戦した試合で久々に楽に見られる展開だなと思っていました。


先発のウルフは初回に30球を投げさせられたように、なかなか空振りが取れず、ファウルで粘られるシーンが目立ちました。制球も思うように出来ておらず、状態はあまり良くないように思いました。それでも5回まで2失点、球数を考えると6回まで投げきってくれればよいなあと思っていました。


6回表、先頭のレアードにソロ本塁打を許し、その後も横尾と太田賢に連続ヒットを許し、続投させるには黄色信号が灯りました。突然崩れて連打を食らって、一気に追いつかれるような展開は今シーズンも以前にありましたが、首脳陣がそれを思い出して悪い予感がしたのか、ウルフはここで降板。7−3で4点リード、無死1、2塁。1点は取られても仕方ないかなくらいに思っていたら、渡邉を三振に打ち取り1死1、2塁となった後、清水が2塁ベースのすぐ左付近への遊ゴロを放ってくれたので、今度こそ6→4→3の併殺でピンチを切り抜けたかなと思ったら、ショートの源田が捕球ミス。イニングが終わっていたはずの場面で1つもアウトがとれず、その後3連打で一気に同点に追いつかれました。さらにピンチが続いて、この回にソロ本塁打を放ったレアードに1イニング2打席目が回ってきましたが、一塁へのフェアフライに打ち取って同点どまり。予想だにしない展開になってしまいました。


しかしながら、直後の6回裏にすぐ勝ち越せたので、ファイターズ側に一気に傾いた流れを止めることが出来ました。勝ち越しの適時打を放ったのは、直前のイニングでミスをした源田。本来なら勝ち越し打を打った、万歳!と言いたい所なのですが、その前にやらかしてますからね。


1点リードになって、7回以降はライオンズの勝ちパターントリオ(牧田、シュリッター、増田)が1イニングずつをそれぞれ3人とも三者凡退に打ち取って、8−7のまま終了。


6回に一気に追いつかれた時は1つ勝つことの難しさを感じさせられましたが、結果的には反省材料は非常に多いものの、勝ててほっとしています。万が一今日負けていたら、イーグルスの勝ち負けに関係なくタイヘンなことになっていましたから。


2日休んで、13日と14日に仙台でイーグルスとの直接対決2連戦。現状1ゲーム差ですが、残り試合数が7つ違う(イーグルスの方が多い)ので、仙台2連戦は2つとも勝つんだというつもりで戦ってきて欲しいですね。連勝出来れば、2位争いという点では少し先が見えてくるような気がしますので。


試合後のヒーローインタビューが始まるまでにかなり時間がかかり、最終的な勝ち越し打を打った人は自分でエラーして同点に追いつかれた後での打点だから拒否っているんだろうし、お立ち台は誰になるのかな? 7回以降をビシッと抑えたリリーフ陣でもいいかなと思っていたら・・・



「自分のミスで追いつかれるような展開になってしまって申し訳ないです。」と源田選手はコメント。今日みたいな展開でお立ち台に立たされて心中複雑でしょうね。ルーキーなんだから1つのミスを引きずることなく、その後で取り返すことだけ考えてプレーして欲しいですね。とはいえ、今後控える短期決戦では1つのミスが勝敗の鍵を握るプレーになることも多いので、大胆かつ慎重に行くべき所はきっちりと。(言っていることが前後で矛盾があるかもしれませんが)


そしてお立ち台の2人目は、5回に貴重な追加点となる2ランを放った山川選手。今日の本塁打ははっきり言って悪球打ちでしたね。顔の高さのボールでしたから。