レアードのソロ本塁打による1失点のみで敗れ連敗



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第21回戦 ライオンズ15勝6敗


試合開始:14:01 試合終了:16:41 試合時間:2時間40分 観衆:30,439人


ライオンズ 0―1 ファイターズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)加藤(7 1/3)〜マーティン(2/3)〜増井(1)
(L)多和田(7)〜シュリッター(1)〜増田(1)


勝利投手:加藤6勝6敗  セーブ:増井4勝1敗21S  敗戦投手:多和田5勝5敗


本塁打 
(F)レアード30号ソロ(多和田)


森友哉が捕手として今季初スタメンで2番、それにより空いたDHのポジションには本塁打はちょこちょこ出ているものの調子がなかなか上がってこないメヒアが6番の打順で入り、さらにレフトには昨日代打から途中出場して2打数2安打1本塁打の坂田を入れて5番。現状のメンバーで可能な最大限の重量打線にして試合に臨んだのですが、ファイターズ先発の左腕・加藤に8回途中までひねられ続けて終了。


この試合の最初のチャンスが2回の無死1、3塁の場面。メヒアは三振、7番のおかわり(中村)は浅い外野フライで3塁走者のアグー(山川)は本塁に生還できず。金子が四球でつないで満塁になるも、源田が三振でチェンジ。先制点の絶好のチャンスを逃した後、7回までは殆どチャンスがなかったですね。


ライオンズ打線が打ちあぐねる一方で、先発の多和田もファイターズ打線をしっかり抑えていました。ストレートは球速も出ていて、制球も素晴らしかったです。時折交える100km台のカーブも効果的でした。


これだけいい投球、というかお得意様のファイターズ相手なので抑えて当然なのかもしれませんが、それでも落とし穴が・・・。4回に2死を奪った後のレアード。かなり高く上がった打球だったのですが、レフトスタンドまで届いてしまいました。ソロ本塁打で先制を許した時は、まさかこの一発が決勝点になるとは思ってもいませんでした。


先制を許した後、1点ビハインドで追いかける展開が続く中、再び同点、逆転に向けたチャンスがようやく訪れたのが8回裏。先頭の源田がフルカウントからレフト前ヒットで出塁。続く秋山が結果的に3球三振で1塁走者を進められず。2ストライク目で中途半端にバントをしにいってファウルになったのがもったいなかったです。


続く2番の森が打席の場面で、1塁走者の源田が二盗成功。打席の森が四球で出塁して、1死1、2塁になった所で、好投を続けてきたファイターズ先発の加藤が降板。セットアッパーのマーティンが出てきた直後、スチールに関してノーマークだった隙を突いて、2塁走者の源田が悠々と三盗成功。あとは打席の浅村が外野まで打球を飛ばせば同点という場面だったのですが、遊ゴロ併殺で1点も奪えずにチェンジ。


浅村は6回の先頭打者で出てきた時も初球をあっさり打ち上げてショートフライ。昨年までの「イケイケドンドン」で何も考えずに打つ姿に戻ってしまったかのようでした。


9回裏も、先頭のアグー(山川)が左中間を破る2塁打で出塁。坂田の所でピンチバンターとして岡田を送って、犠打成功で1死3塁。メヒアに代打・クリ(栗山)はこの場面ではいい作戦だと思ったのですが、空振り三振で2死。続く打者は腰の痛みが癒えて、先日ようやく1軍に戻ってきた4億円プレイヤー。まあ期待はしていませんでしたが、案の定三振でゲームセット。


とにかく今日の試合はイライラする試合でした。試合終了後に怒り狂ってしまって、商売道具であるゲーフラ用の棒を折ってしまった顔見知りの常連さんもいたくらいです。グラウンドで戦っている選手達にぶつけたい気持ち、非常によく分かりますが。


相手の先発投手に完璧に抑えられ、数少ないチャンスを作ってもモノにできず点が取れない。8月中旬あたりからこんな試合が増えてきていると思います。当然星勘定も悪くなっていくわけですが。せっかく3位のイーグルスが負けているというのに、お付き合いして、さらにはホークスの独走状態をサポートするという・・・。


リーグ優勝は現実的に厳しい中、せめてCSのファーストステージは所沢で開催できるように2位を死守してもらいたいと思っているのですが、ライオンズもこんな状態だと、悪いことばかり考えてしまいますね。仙台のビジター応援席は何ブロックになるのかとか。


明日はいい加減勝たなきゃマズいです。先発投手としての石川直也との対戦は初めて。リリーフ時代と変わったのでしょうかね。変わっていないようならそれなりに苦労しそうな予感がします。


負けてしまったので、今日の昼ごはんでも載せておきます。ステッカーのキャンペーン期間中なので。