8回に松井裕樹を攻略し4点を奪って逆転、首位の座を辛うじて守る!




本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第17回戦 ライオンズ12勝5敗


試合開始:18:00 試合終了:20:56 試合時間:2時間56分 観衆:31,686人


ライオンズ 6−3 イーグルス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)辛島(5 2/3)〜青山(1 1/3)〜松井裕(2/3)〜久保(1/3)
(L)榎田(7)〜ヒース(1)〜ワグナー(1)


勝利投手:ヒース1勝  セーブ:ワグナー2勝1敗1S  敗戦投手:松井裕2勝6敗2S


本塁打
(E)アマダー16号ソロ、17号ソロ、田中8号ソロ(榎田)
(L)山川25号ソロ、26号ソロ(辛島)


デーゲームでファイターズがホークスを破り、ライオンズは今日負けてしまうと、開幕以来守り続けてきた首位の座を明け渡すという状況になっていました。昨日は中継ぎ陣が崩壊し、勝っておかなければいけない試合を落としていたので、今日はファイターズの勝敗は関係なく勝たなければいけない試合でした。


先発の榎田は初回は三者凡退と無難な立ち上がりで、2回も先頭の今江にセンター前ヒットを打たれたものの、続く銀次を併殺に打ち取りほっとしていたら、アマダ―に左中間へソロ本塁打を浴びて先制点を許しました。


以後もクリーンヒットはほとんど許さず、得点圏に走者を置いたピンチは5回だけだったのですが、アマダーには2回に続いて、2打席目の4回には2打席連続のソロを浴び、その前に3回には昨日満塁本塁打を打たれた田中に左中間スタンドへ完璧な弾道で持っていかれました。3本のソロで、4回表終了時点では0−3のビハインド、ライオンズ打線も5回まででヒットを打っていたのがアグー(山川)とメヒアの2人だけという状況。


先発の辛島が6回途中で降りた後も、2番手で登板した青山相手にはパーフェクトに抑えられ、7回終了時点で2−3。わずか1点ビハインドだったのですが、大きな差に感じました。


流れが変わるかなと感じたのが、8回表2死2塁(2塁走者は嶋)で、打席に島内の場面。マウンドにいたヒースがカウントは忘れましたが空振りを奪った時に、2塁走者がなぜか大きく塁から飛び出し、2−3塁間の挟殺プレーになって、8回表の攻撃が終了。2塁走者のミスがなく、島内にもし適時打が出ていたら、ライオンズにとっていい結果にはなっていなかったかもしれません。


相手がミスをしてくれた直後の8回裏。イーグルス松井裕樹を送り込んできました。コントロールを乱してくれればチャンスありと思っていましたが、四球で崩れる前に各打者がしっかり捉えた打球を打って、後ろの打者に確実につないでいきました。


チャンスメイクで先頭のメヒアがレフト線へのヒット、続く秋山は右中間を破る3塁打で同点、さらに源田は前進守備の一二塁間を破るライト前ヒットで逆転。アグーは申告敬遠で歩かされた後、外崎が前に来ていた外野陣をあざ笑うかのような右中間フェンス直撃の3塁打でさらに2点を追加し、この回だけで4得点。1つのミスで流れを変えてしまう、野球の怖さですね、これが。


6−3となって迎えた9回はワグナーが登板。今江にセンターオーバーの2塁打を浴び、球速の割に球質が軽いことを今日も露呈しましたが、崩れるパターンである四球は出さず、無失点で試合終了。


ヒースはライオンズに加入後初勝利、ワグナーは初セーブをそれぞれ記録しました。



8回裏に逆転して結果的には勝ちましたが、正直中盤までは負けゲームの展開でした。それが8回裏でガラッと変わって勝利。今日はオードリーの春日俊彰さんがイベントゲストとして来場されていましたが、本人が「自分が来場した時は、4〜5年負けていない」と言っていた通り、来場時の不敗神話が継続されることになりました。春日パワー恐るべし。仲間が、「(私自身も行くのですが)8月の福岡遠征に来てほしい」とか「CSと日本シリーズの期間は期限付きでゲスト契約してほしい」とか言っていましたが、ホント日本一に上り詰めるには欠かせない存在かもしれません。


お立ち台に最初に上がったのは、2本塁打を含む3安打猛打賞の山川選手!




続いて2人が登場。8回に同点に追いつく3塁打を放った秋山選手と、勝ち越し打を放った源田選手!


来場するとライオンズに必ず勝利をもたらしてくれる神はベンチ横で待機。


夏場にプロデュース弁当を食する編第2弾はこの選手のもの。最終打席で結果を出して、お立ち台に立ちました。