初対戦のルーキー・田嶋を中盤で攻略し、開幕7連勝!



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第2回戦 ライオンズ2勝


試合開始:14:01 試合終了:16:47 試合時間:2時間46分 観衆:27,675人


ライオンズ 6―3 オリックス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)田嶋(3 1/3)〜吉田一(1 2/3)〜山崎福(2 2/3)〜比嘉(1/3)
(L)多和田(7)〜野田(1)〜ワグナー(1)


勝利投手:多和田2勝  敗戦投手:田嶋1勝1敗


本塁打
(Bs)マレーロ4号ソロ(多和田)


昨日まで全ての試合で先発投手に勝ちがついて6連勝。今日は昨年オリックスを苦手にして全く勝てなかった多和田が先発。一方のオリックスは、ライオンズがドラフトでくじを外した田嶋が先発。昨年の山岡みたいに天敵にしないようにするために、初対戦となる今日は大事な試合でした。


ライオンズは初回、秋山が四球で出塁し、源田がレフト前ヒットでつなぎ、浅村が三振の後、アグー(山川)が軽打でレフト前に落として幸先良く先制。


2回と3回は抑えられるも、4回にビッグイニングを作りました。おかわり(中村)のレフト線への2塁打に始まり、外崎のライト前へのポテンでまず1点、さらに昨日までの打率が0割台の金子にも適時打が出て、この回2点目。満塁のチャンスを作ってから、〆は源田の走者一掃の左中間を破る3塁打。田嶋を4回途中でKOすることに成功しました。


田嶋についての印象ですが、右打者のアウトコースへの制球がアバウトかなと思った反面、インコースを突くストレートにはキレを感じました。しっかり決まると打ちにくい打者だと思います。今日は1回と4回は攻略できたものの、2回と3回はほぼ完璧に抑えられるという、イニングごとの良し悪しがはっきりと出た投球でした。今日の2回や3回のような投球を最初からされると厄介な投手になるような気がしました。


田嶋を攻略した後、1点でも2点でも取れれば良かったのですが、チャンスらしいチャンスは6回だけでしたかね。2死満塁でおかわりのライト方向への大飛球があと一歩飛距離が足りず・・・。


一方の投手陣ですが、先発の多和田は昨年の苦手意識は全くなかったかのような落ち着いた投球でした。味方に大量点が入った後も変わらず、6回1死までノーヒット投球。代打・伏見に初ヒットを浴びてから3連打で1点は失ったものの、打たれたヒットはそれほどいい打球ではありませんでした。7回にマレーロに浴びたソロ本塁打は完璧な打球でしたが。


8回は2番手の野田が上位打線を三者凡退に抑えて、9回。4点差で誰が行くのかなと思っていたら、開幕戦以来の登板となるワグナーでした。


先頭のロメロが放った打球は、マウンド真上付近に高く上がり、ドームの天井に届きそうな打球。誰が捕るのかなと思ったら、マウンド付近で投手を含めて5選手がお見合い。普通は投手は飛球を捕らずに野手に任せるのですが、野手同士で声を出していたのかどうか?? 5選手がほぼ等間隔に五角形状に位置していたこともあって、試合後はSNS上でネタになっていたようです。


野手同士の連携ミスにもめげず、ワグナーは内野ゴロによる1失点のみで試合終了。多和田に勝ちがつき、これで全7試合で先発投手に白星がついての開幕7連勝になりました。これは1954年の南海が記録しており、プロ野球タイ記録らしいです。


明日は、昨年何度も苦しめられた山岡を相手に打線がどんな結果を出してくれるか。明日も今日のように順調に攻略するようであれば、しばらくこのいい流れが続く気がします。


ヒーローインタビューは投手と野手1人ずつ。まずは7回2失点の多和田投手。



そして、4回に走者一掃の3塁打を放った源田選手。



試合後の二次会で、4月17日の東京ドームでの試合を皮切りに始まる「ライオンズクラシック2018」について応援団から二点発表がありました。


・クラシックでは、2004〜2008年に使われていた(今も使われている選手もいますが・・・)応援歌を使用する。誰の応援歌を誰に当てはめるかは、今後各会派のFacebookTwitter等で公表する。


・数年前まで行われていた「ゴーゴーレッツゴー○○」をクラシック限定で復活させる。


試合後には、この他に、「ライオンズフェスティバルズ2018」についても発表がありましたが、こちらは既に公式ホームページにあがっていますので、そちらをご覧下さい。


明日も勝って、開幕からの連勝記録で27年前に並ぶぞ!!