苦手としてきたホークス・武田を5回途中でKO、ホークス3連戦勝ち越し!




本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第18回戦 ライオンズ7勝11敗


試合開始:18:01 試合終了:20:44 試合時間:2時間43分 観衆:30,588人


ライオンズ 6―1 ホークス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)武田(4 2/3)〜松本裕(2 1/3)〜岡本(1)
(L)ウルフ(7)〜シュリッター(1)〜武隈(1)


勝利投手:ウルフ9勝2敗  敗戦投手:武田3勝2敗


本塁打 
(L)山川8号3ラン(武田)、外崎9号ソロ(岡本)


昨日、終盤の怒涛の追い上げでサヨナラ勝ちまで持って行けたはずの試合を落として、連勝が13でストップ。上位2チームに食い込んでいくために、今日から新たに連勝街道へと入らなければいけない大事な試合でした。


先発のウルフは、最近の登板では序盤にフライアウトで打ち取るシーンが目立ち、低めへのコントロールが思うように出来ない登板が続いていましたが、今日はシーズン序盤に見せてくれた「打たせて取る」投球がしっかりと出来ていたと思います。


3回まではパーフェクト投球、4回と5回はいずれもピンチを招き、5回には1死2塁から上林のライト前ヒットのが出た場面で、9→2の送球を一旦捕手が捕球したのですが、落球してしまい同点に。タイミング的にはアウトに出来るような返球が外野から来ていたので、アウトにしておきたかったですね。


同点に追いつかれた直後の5回裏の攻撃は、9番の金子から上位打線に回っていく打順。ホークスを突き放すためにはもってこいの打順の巡り合わせでした。


金子は平凡な三ゴロを放ってしまいました。しかし、ホークスのサードを守る松田が打者走者の走力を意識したのかはわかりませんが、ゴロを捕球できずに失策で出塁。この1つのミスが致命傷になり、1死1、3塁から浅村の投ゴロで一塁走者は二塁でアウトになりましたが、打者走者の浅村が1塁へヘッドスライディングをしてセーフに。貴重な勝ち越し点になりました。


そして、試合後にお立ち台に上がることになるアグー(山川)が左中間への完璧な当たりの3ラン。5回の4点だけで簡単に逃げきれるとは思っていませんでしたが、何よりライオンズが苦手にしてきたホークス先発の武田を攻略したことは、今日だけでなく今後チームにとってもプラスに働くことになると思います。


4点を勝ち越した後は互いに無得点が続きました。先発のウルフは6月11日以来、7回を投げきって1失点。久々に「らしい」投球を見ることが出来たと思います。


8回はシュリッターが三者凡退に片付けたのですが、9回表はホークスの打順が3番から始まる打順。4点リードはあったのですが、1点でもいいから追加点が欲しいなあと思っていたら、外崎が右中間スタンドに放り込むソロ本塁打を放ち、ダメ押し点になりました。


この他にも、2回裏に先頭の外崎が死球で出塁した後、銀(炭谷)がバントの構えからレフト前ヒットを放ち、バスターエンドランが見事に成功。これが先制点につながった場面は、「やることなすことが全てハマる」チームの状態の良さを感じました。


4回表2死1、2塁のピンチで、センター前に抜けそうな打球をさりげなく捕球して2塁へ送球して簡単にアウトにしたプレーも、守備能力がそれほど高くない遊撃手なら出来ないプレーだったと思います。昨シーズンまではなかったピースががっちりはまり、失点を確実に減らしています。


大型連勝中とはいえ、そんなに簡単に勝てないだろうと思っていたホークスに2勝1敗と勝ち越せたのは最低限良かったかなと思います。ホークス戦前に対戦したイーグルスとの3連戦を含めて5勝1敗。これは想定を少し上回る好結果でした。


さて、来週は京セラでオリックス3連戦、千葉でマリーンズと3連戦。1つ勝つのは下位チームとはいえそんなに簡単ではないと思います。まずは貯金20に到達することですね。


お立ち台は、7回1失点と好投した先発のウルフ投手と、



5回に勝ち越しの3ランを放った山川選手




でした。ヒーローインタビューの時に「僕が入ってから(シーズン終盤に)上位にいたことがない」とコメントした山川選手へ。


今年の秋こそ(ファンも含めて)みんなで喜びを分かち合おうぜ!


そして、トク夏2017の選手プロデュース弁当シリーズの第4弾として、こちらを食しました。