福岡3連敗のリベンジを完璧に果たし、優勝へのマジックナンバー11が点灯!



本日のライオンズ戦の結果(メットライフドーム)の結果


vs.福岡ソフトバンクホークス戦第21回戦 ライオンズ11勝10敗


試合開始:13:01 試合終了:16:31 試合時間:3時間30分 観衆:31,646人


ライオンズ 8―1 ホークス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Sh)ミランダ(3 2/3)〜モイネロ(1/3)〜石川(1 1/3)〜嘉弥真(2/3)〜スアレス(1)〜五十嵐(1)
(L)ウルフ(2 0/3)〜武隈(1 1/3)〜増田(1 2/3)〜小川(2 1/3)〜平井(2/3)〜相内(1)


勝利投手:増田1勝4敗11S  敗戦投手:ミランダ3勝1敗


本塁打 
(Sh)上林21号ソロ(ウルフ)
(L)栗山7号満塁(ミランダ)、中村26号3ラン(スアレス)


昨日、一昨日と、初回に先制点を奪って、序盤から試合の主導権を握って勝利をもぎとったライオンズ。


今日も先発のウルフが初回をあっさりと三者凡退に抑えて1回裏の攻撃へ。秋山がライト前ヒットを放った後、源田の投ゴロでランナー入れ替わり。このプレーで、投手(ミランダ)から2塁ベースカバーの今宮への送球が高く逸れ、今宮がジャンプしてキャッチ。捕球後着地した時に左太腿裏を傷めて交代。ホークスはセンターに福田を入れた上で、内外野含めて守備位置交代しまくりで対応しましたが、特に二遊間の守備力はかなりダウンしました。


ホークス先発のミランダには、8月下旬の福岡では8回までノーヒットと完璧に抑えられましたが、所沢のマウンドは合わないかもと思っていたら、その通りになりました。


初回、源田の投ゴロで1死1塁になった後、浅村とアグー(山川)にボール球先行で連続四球を出し、1死満塁。そして、2008年の日本一を経験している数少ない現役メンバーの一人であるクリ(栗山)がバックスクリーンへの満塁本塁打。今日も4点を先制し、いい流れをつかみました。


2回に上林にソロを打たれたものの、調子は良かったウルフ。しかし、3回表の先頭打者・明石のピッチャー返しを右の臀部にまともに食らってしまい、続投は不可能に。4−1とリードはしているものの、3回頭で先発投手が交代。今日勝てば優勝へのマジック点灯という状況で、最初の試練がやってきたなと思いました。


ウルフ降板後、最初に登板したのが武隈。最初の打者・甲斐が3点ビハインドにもかかわらず、犠打敢行。ライオンズの中継ぎ投手陣は舐められたものだなと思いました。続く牧原には四球を出して、1死1、2塁。クリーンアップにつながる打順で大ピンチだったのですが、福田がここに打たなければ併殺にならないだろうというコースへピンポイントで二ゴロを打って併殺打


4回表には中村晃、グラシアルと連続ヒットを浴び、さらに上林に四球を与えて、1死満塁となったところで、4回途中ながら増田を投入。増田の初球で松田が二ゴロ併殺打を放って、またもピンチ脱出。続く5回は下位打線を三者凡退に抑え、ホークスに行きそうな流れを止めました。


今日登板した投手の中で最も目立ったのが、6回から登板した小川。3連投でしたが、6回は福田、中村晃、グラシアル、7回も続投して長谷川勇、上林、松田を抑え、8回の明石のところまで続投して、結果的に7人の打者に対してパーフェクト投球。前日の試合で、マーティンとヒースが共に30球以上投げていて、今日の試合では使いたくない状況で、その分をカバーして余りある好投でした。


小川が好投を続ける間に、7回裏、おかわり(中村)の3ランで、欲しくて欲しくてたまらなかった追加点がようやく入り、ようやく安心して見られる展開になりました。


8回途中からは、昨日投げていなかった平井が登板し、甲斐と牧原を抑え、8回裏には浅村の犠飛でダメ押し点。


9回は8−1と7点リードになったので、相内が登板。1つ四球は出しましたが無失点に抑えて試合終了。ホークスは、7回のおかわりの3ランで心折られてしまったのでしょうね。



この3連戦、3試合とも初回に3点以上の先制点を奪いましたが、先制点のチャンスが出来た時点でチャンテ4を使って、相手チームに応援で圧力をかけたのが大きかったのかなと思います。初戦と今日は栗山の打席から、2戦目は山川の打席からチャンテ4に入りましたが、いずれも最初の打者が適時打又は本塁打を放って得点につなげました。ホームアドバンテージを見せつけたこの3日間だったなと、連戦を終わって思いました。


勝って優勝へのマジックナンバー11が点灯。「M11」の幕は昨夜慌てて作ったのですが、まさか今日掲げられるとは思いませんでした。試合後のレフトスタンドの様子は、夜の時点では西日本スポーツ撮影のものがネット上に出ていました。(翌朝のスポーツ紙では、複数紙で写真が載っていました。)


お立ち台は、初回に先制の満塁本塁打を放った栗山選手と、7回に貴重な追加点となる3ラン本塁打を放った中村選手。2008年の日本一経験者コンビでした。インタビューを聞いていると、漫才をやっているような感じでした。


まずは中村選手から。



そして栗山選手。




試合後は、マジック点灯記念ということで、仲間と共に所沢の一休へ。ライオンズファンらしき人が結構いましたね。店内が混んでいたせいか、〆の会計をお願いしても、なかなか伝票が出てこず…。


飲みながら今後の上位3チーム(ライオンズを含む)の先発投手のシミュレーションをいろいろとしていました。出来れば月末の本拠地3連戦でというのはあるのですが、マジック対象チームの動向もあるので…(2位と3位が競っているため、マジック対象チームが日々変わる可能性がある)


ホークスとの3連戦で3連勝できたことはいったん忘れて、1試合1試合取りこぼしをせず、確実にモノにするよう、気を緩めることなく明日からも臨んでいってほしいですね。


飲んだ後の帰り、所沢駅に戻ると、ライオンズのユニフォームを着た人たちが何やら号外を配っている様子。池袋でも配っていたようですが。