第99回全国高等学校野球選手権神奈川大会2回戦@バッティングパレス相石ひらつか


プロ野球がオールスターブレイクの期間、当然ライオンズの試合もないわけで、この時期は我々ファン仲間の中にも自分の母校の野球や都市対抗などアマチュア野球の観戦に勤しむ人が多いのですが、そんな中、私も自分の母校というわけではないですが、お世話になった大学の系列の高校の試合ということで、観戦に行ってきました。今日行く球場は3年ぶりです。


3年前行った時は、球場に向かう途中に人身事故に遭遇し、球場到着が試合開始ギリギリでした。今日も、緊急停止信号受信による急停車等ちょっとしたアクシデントがあり、球場最寄りの平塚への到着が若干遅れたものの、試合開始30分前の余裕の到着。駅から球場までは歩きましたが、駅周辺のアーケード部分以外ほぼ日差しを遮るものがなく、とにかく暑かった・・・





この大会第2シードの慶應にとっては今日が初戦。まだ2回戦なので、当然投手はエースが登板するはずないだろうと思っていたら、試合前のシートノックでは、監督へのボール渡し役をやっていました。


さて肝心の試合なのですが、実は今日のスタメン、昨秋の関東大会@宇都宮清原球場を見に行った時と比べて、打順と投手が違うものの、野手のスタメンは全く同じでした。(昨秋の関東大会を見に行った時の記事はこちら


初戦だからと言うと言い訳にしか聞こえないのですが、打線の迫力が全くありませんでしたね。打球は死んだ打球ばかり。いい打球もたまに飛ぶのですが、フェアゾーンに飛ばないか野手の正面に飛ぶか。ヒットゾーンには飛んでいきません。


4回に2死から4連続四死球で1点先制。完全に相手投手の自滅によるもの。チーム初ヒットは5回1死3塁からの適時打となるセンター前ヒットでした。難産の末のチーム初ヒット、そして今大会初ヒット。


1本ヒットが出ることでチーム自体が乗っていければ良いのですが、重苦しい雰囲気は全く変わらず。ヒットが出ないので、とりあえず塁上の走者をバントで確実に塁を進めて、意表をついたスクイズが決まったのが8回の攻撃で、これが今日の3点目。


9回にもセンター右への2塁打で点を取りましたが、結局この試合のヒット数は4本。四死球を7つもらっていたこともあってチャンスは作れていましたが、ちょっとこの先が心配な試合内容でした。




3回戦の対戦相手が、今日の第2試合の勝者になるので、第2試合も途中まで観戦しました。結局、予想通り光明相模原になったようですが、シード校の経験もある学校なので、侮れない相手です。


背番号1の投手は今日の相手と同様に左腕投手。変則的な投げ方をするわけではないですが、今日のようなバッティングを繰り返してしまうと・・・


次の試合あたり、慶應もエースを登板させるのでしょうか。今日は11→10→14の継投でしたが、3人とも左投手でした。(10と14は2年生、11は同じ苗字が他にいるので2年生か3年生か不明)


第1試合に出場した慶應のメンバーは、第2試合の4回表まで観戦していました。選手組はその時点で解散になったようなので、私も4回終了時点で球場を後にしました。その後、5回と6回に猛攻があったようで、球場を出た30分後くらいにはコールドで試合終了になったようです。


野球場に隣接して、J2湘南ベルマーレのホームスタジアムである、Shonan BMWスタジアム平塚があります。今日はナイトゲームで試合が組まれていたようです。神宮球場と同じスタイルで、入場待機列のシート貼りも行われていました。


第2試合の途中まで見たので、平塚を後にするのはそれなりの時刻に。


帰りは足をゆったり伸ばせるグリーン車で。


しかし、途中駅から自分のすぐ前方の席に乗ってきた中年女性が、後方に座る私に何の断りもなくマックスでリクライニング。新聞を読んでいた私にとってはその空間が狭められる・・・。


別にリクライニングするんじゃねぇよバ○野郎という気はありません。一言言ってくれればどうぞと言うのですが、いきなりやるもんだから気分は最悪。


その後、通路をはさんだ反対側に、年齢が若いわけではないですが女性が乗ってきました。その方は一言「すみません」と言ってリクライニングしていました。ちょっとした声掛けがあるかないかで、受け手の気持ちが全然違うんですよね。好対照な2人を同時に見たことで、周囲の人への気配り、心配りがいかに大事かを感じさせられた瞬間でした。