岸の代役先発の菊池が踏ん張れず、西口引退試合を飾れず


本日のライオンズ戦の結果(西武プリンスドーム)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第25回戦 ライオンズ11勝13敗1分


試合開始:18:01 試合終了:21:10 試合時間:3時間09分 観衆:32,998人


ライオンズ 2―4 マリーンズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(M)石川(6)〜益田(1)〜大谷(1)〜内(1)
(L)菊池(4 2/3)〜西口(0/3)〜岡本洋(1 1/3)〜牧田(1)〜武隈(1)〜増田(1)


勝利投手:石川12勝12敗  セーブ:内1勝1敗3S  敗戦投手:菊池9勝10敗


本塁打
(M)デスパイネ18号2ラン(菊池)
(L)森17号2ラン(石川) 


3位を死守してCSに行くために、今シーズン限りで現役を退く西口文也投手のラスト登板&引退セレモニーで心地良く送り出してあげるために、何が何でも勝たなきゃいけなかった。尊敬する西口文也投手を追ってライオンズに自由獲得枠で入団した岸が登板できなかったのが痛かったな、結果的に。


先発の雄星(菊池)は悪い立ち上がりの雄星が出てしまった。ボール球は多いし、四球も多いし。適時打、本塁打を打たれた直前には必ず四球を出していたし。ダメだなこれじゃ。大事な試合なんか任せられない。ファイターズにいる高校の後輩にはどんどん離されていく一方。今日負けたことでCS行ける確率が下がってしまったけど、もしCS出られたら、初戦に先発させて、捨て駒になってもらうしかないな。


雄星をさっさと諦めれば良かったのに、引っ張れるだけ引っ張る糞采配。雄星に2桁勝利をなんて悠長なこと考えていたわけじゃあるまいし。


今日は西口投手の引退試合ということだったけど、どこで使うのかなと思っていたら、5回表2死で井口を迎えた場面で登場。西口投手は3回の攻撃前にブルペン入りし、軽く肩を作っただけで、マウンドに行く直前にはブルペンで全く投げず。これで大丈夫かと思ったけど、マウンドではいいボールを投げていたよ。カウント2−2からボールが2つ続いてしまい、四球。打者も球審も空気読めや!(怒) 特に打者。何年プロで飯食ってるんや。引退試合で登板する投手の相手打者として立つ時にどう振る舞うべきかもわからんのか。


西口さんには最後1つアウトをとってマウンドを下りて欲しかった。これまたベンチの糞采配のせいでそれも叶わず。


西口さんの後、岡本洋が登板。6回に得点圏まで走者を進められるも無失点。いい投球をしていたし、今日は何が何でも勝たなきゃいけないので、いい投球をしている投手はできる限り引っ張らないと。洋介が投げ続けていたら、流れが変わったかもしれないのに。


悪い意味で流れを変えてしまったのが、7回に登板した選手会長。クルーズにセンター前に打たれた時の外野の守備位置もおかしかったけど、そもそも外野まで転がるヒットを打たれるのが問題。ここで2点ビハインドになってしまい、苦しくなった。


ライオンズは最後までチャンスを作れずに敗戦。攻撃での見所は、2回の森友哉の一時逆転となる2ランと、3回にしぶとくレフト前へヒットを放った秋山の打席くらいだったかな。銀(炭谷)の確変が続いているのも確認したけど。あとは知らん。


残り2試合。先発投手に大いに不安はあるけれど、2つ勝つしかないな。10月の3連休に札幌に行くためには。ウチが残り連勝すれば、マリーンズがCSに進出するためには6勝1敗以上が必要。


西口投手の最終登板直前のスタンド。ライオンズブルーに白い字で「13」と書かれたボードが、ライトスタンド右半分の黒装束エリア以外ほぼ全てで掲げられていたのは壮観だったな。






試合後、まずはホーム最終戦セレモニー。まずはマウンドでやるべき仕事ができない選手会長。喋り始める前には当然ブーイング。


糞采配連発の監督。まずは優勝できなかったことをファンに詫びなさい! ライオンズファンはCSに出られれば満足するような生ぬるいファンじゃないんだぞ!


今年は最終戦セレモニーでのブーイングやらヤジが例年になくキツかったな。今日の試合が特にひどかったからな。


気分を落ち着けてから・・・




いろんな人からコメントが寄せられていました。まずはライオンズを裏切って国内他球団に出て行った人たちから。写真の他に、細川と帆足からもコメントがありました。


ライオンズでは思うような活躍が出来なくても、他球団に活躍の場を求め、頑張っている選手たちから。



アメリカへの移籍組(今は国内球団に在籍)より。



大トリは西口投手が入団当時から一緒にプレーしたこの選手から。


潮崎二軍監督と、肩書きが変わる日が近い方から。


西口投手からの挨拶。プロ生活21年間で今が一番緊張しているとか、未遂●回とか、自虐ネタ連発してくれるもんだから、絶対泣くだろうと思っていたのに泣けなかったです。


花束贈呈は、同期入団で、今は2軍でコーチをやっている高木浩之さんから。


ファン代表とか言って、フジテレビ平日朝8時の男が出てきてしまいました。


場内一周、胴上げのあと、ラストピッチでマウンドへ。


捕手役は銀仁朗。ここでツトム(マリーンズ監督)が捕手役で出てきたら、涙が止まらなくなっていただろうけど・・・。


21年間お疲れ様でした。名球会入りに届かなかった残り18勝。いつの日かライオンズの監督として勝利を積み重ねてくれる時が来ることを待っています。


ラストピッチのあと、西口投手はグラブをマウンド後方へそっと置いていきました。しばらくそのまま置かれていましたが、最後にグラブを取りに行ったのは高卒ドラ1ルーキーの高橋光成投手。今年の彼のように、1995年のルーキーイヤーは夏場に1軍デビューして、シーズン終盤に先発を任せられていましたね。勝ち星の重ね方は2人で違いますが、ルーキー時代の1軍での登板ぶりは似ている所があったように記憶しています。


今、高橋光成投手は背番号17を背負っていますが、大先輩の西口投手を追って、13番を欲しがり、いつの日か背中に背負う日が来るかもしれません。


引退試合の翌日(9月29日)、以前に注文しておいたこの品が自宅に届きました。


西口投手は、挨拶の時に「自分もCSに行きたい」と言っていました。自分も約2週間後、このTシャツを着て、札幌ドームのマウンドで投げる光成を応援したい。


残る京セラ2試合。死ぬ気で勝ちに行って、勝利をもぎ取ってこい、ライオンズ!