本日のライオンズ戦の結果(西武プリンスドーム)の結果
vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第25回戦 ライオンズ18勝７敗
試合開始：13:00 試合終了：15:56 試合時間:2時間56分 観衆：23,013人
○ライオンズ ５―１ イーグルス
【投手リレー】（カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Ｅ)森(7)〜相沢(1)
(Ｌ)十亀(8)〜増田(1)
勝利投手：十亀11勝７敗 敗戦投手：森２敗
【本塁打】
(Ｅ)伊東１号ソロ(十亀)
(Ｌ)炭谷４号ソロ(森)
初回、イーグルス先発の森の制球が定まらず、先頭の秋山に四球。エンドランで送った形になるも、３、４番凡退で点にならず。
先制点は、９月確変継続中の銀(炭谷)のソロ。ビデオ判定の末の判定通りの本塁打。レフトポール際のファンがあまり喜んでいなかったので心配になったけど、最終的に本塁打になって良かった。サードのウィーラーが三塁塁審の本塁打の判定に強烈にクレームをつけていたみたいだけど、点取られたくないからだったのかな。
５回には先頭の森友哉がライト線への２塁打で出塁。銀が送って１死３塁の場面で、早々と９番・金子侑に代打アグー(山川)。初球の空振りを見るとやっぱりダメかと思ったけれど、続く２球目をセンター前へ運んで３点目。２点差のまま終盤まで進み、８回裏の攻撃。１番・秋山からの攻撃。前の回から守備に入っているひちょり(森本)の打順は７番。４人出塁しないとひちょりには打線が回らない。無理だろうなぁと思ったけど･･･。
秋山が今日２本目のヒットとなる左中間への２塁打で出塁。２番の直人がバントと思いきや初球をぶつけられて１、２塁。３番・浅村のバントは絶妙な所に転がり、さらに浅村の全力疾走のおかげで相手のエラーを誘発。４番・おかわり(中村)の犠飛の後、１死１、３塁で５番・メヒア。打球は高く弾むサードゴロ。５→４→３の併殺でダメかと思ったら、メヒアが普段はほぼ見せない全力疾走で併殺を阻止。来日以来、この打席が一番真面目に走ったのではないかという一塁へのラン。６番のキャプテンが粘ってフルカウントから四球で出塁。こうしてひちょりまで打席が回った。ベンチでも「ひちょりさんに回せ」を合言葉に各選手がつなぎの意識を持つような雰囲気を作り出していたみたい。普段からこんな意識で打席に立っていたら、もっと簡単に点が入るし、好投手も打ち崩せると思うのだけど。今日の８回の２点はひちょりさんに取らせてもらったようなもんだな。
イーグルスは結構若手が起用されていた。７番のルーキー・伊東がプロ初本塁打を放って、「この選手、誰？」って思ったけど、試合前の打撃練習の時に見た、ファイターズ・大谷のように身長が高い左打ちの選手がこの選手だったのだと気がついた。体型だけ見ると、将来的には左の大砲になりそうな感じは見えたけど、どうなのかな？
これで５連勝。残り８試合になってから１つも取りこぼすことなくここまでやってきて、明日迎える４位・マリーンズとの直接対決。今日の８回裏の攻撃を忘れずに、同じ気持ちで相手投手に向かっていってほしい。先発の雄星(菊池)は序盤の入り方が鍵。序盤をうまく切り抜けられれば･･･。
今日のような展開であれば、西口さんにも登板のチャンスがあると思う。１軍のホーム最終戦のマウンドで顔見せして欲しいな。
今日の試合後に知ったのだけど、岸が左脇腹を痛めて、本来明日先発するはずだったのを回避することになったらしい。もともと10月１日の京セラの試合の先発投手がいない状況だったのに、これで残り２試合の先発投手がいないことになった。（本来先発をやっているのに中継ぎに回っている投手はいるが･･･）
岸の脇腹痛がいつ発覚したのかわからないけど、発覚時期によっては昨日先発した高橋光成をそのまま残して、最終戦あたりでもう一度先発させる手もあったのではないかな。抹消しなければ良かった･･･なんて後悔しなくてすむよう、明日とにかく勝つしかない！
試合終了後、まずはいつもと同じようにヒーローインタビュー。１人目は８回１失点で11勝目、十亀投手。
２人目は２点目のの適時打を放った渡辺直人選手。この後、引退セレモニーを行う同級生のひちょりさんのことにも触れていました。
イーグルスとは今季最終戦、そしてイーグルスにとっても所沢での最終戦ということで、両チームの応援団間でエール交換を行ってから、本日の試合終了後のメインイベントへ。
現役17年間を振り返るシーン。殆どがライオンズ時代のものでしたが、最初は札幌移転後のファイターズ時代の映像が流れました。
そして、ライオンズの選手からのコメント。印象に残ったものだけ撮りました。キャプテン、メヒア、直人さん。メヒアのコメントの最後にある「チョリース」は普段使わせてもらっています。
ライオンズ以外の関係者からは、ツー兄さん（新庄剛志さん自称）と稲葉篤紀さんからのコメントがＬビジョンに表示されました。
花束贈呈は、同級生の直人さん、そしてサプライズだったかはわかりませんが、稲葉さんが登場しました。
最後にひちょり選手本人からの挨拶。８回裏に、１番の秋山から始まって皆がつないでくれて、打席に立たせてもらったことについて触れていました。最終打席で現役最終安打が今季初安打になって終われれば良かったんでしょうけど。
挨拶→場内一周→記念撮影の順でした。記念撮影と場内一周は逆でもいい気がしましたが。
ひちょりと自分は同級生ということで共通点はあるものの、ライオンズでの在籍期間はわずか２年だったということで、正直ひちょりの引退絡みで泣くことはないだろうと思っていました。でも、試合の終盤で、打席が回ってこないだろうと思っていたのに、チームの結束力のおかげかまさかの最終打席が回ってきた時点で堪えきれませんでした。
明日、今度は生え抜きで、しかもＦＡ権を取得してもそんなものには目もくれずライオンズ一筋で21年、実績としても名球会入りには届かなかったものの、182勝という輝かしい実績を残した西口文也投手の引退セレモニーが控えています。明日、西口投手がマウンドに上がるシーン(希望込みで)、そして引退セレモニーの様子を想像するだけで涙が止まらなくなってしまうくらいです。
現地で見届ける時にはどんなことになるのか、全く想像つきません。明後日の朝、職場に出勤する時は、腫れた目をして行くことになるのかもしれません。もし、そうなってしまうのであれば、それは自分が21年間見届けてきた西口投手への思いを示すものだということで。
明日、14時から西口投手、そして今日セレモニーを行ったひちょり選手の引退記念グッズがフラッグスで発売されますが、何時までに行けば買えるんでしょうかね？？
