今日はプロ野球クライマックスシリーズ1stステージの初戦の日。本来なら、このステージに参戦しているか、あるいは優勝して高みの見物しながらファイナルステージに備えるはずだったのですが。シーズンは10月3日で終了してしまったので・・・


ライオンズのAクラスがなくなった時点で決めた今日の予定。タイトルのとおりです。




今日のメインは2試合目だったのですが、リーグ戦の方の状況も確認したかったので、1試合目(法政大学vs.流通経済大学)から観戦。


1試合目の開始1時間前くらいに着いて場内に入ったのですが・・・



大学選手権で来る時は営業しているうどん屋。今日は営業しておらず。食べ物は写真の右側で切れて写っていないけれど、売店のみでしか手に入りませんでした。結局、カップヌードルで凌ぐことに。


第1試合。



流経が反則を繰り返していたというのもありますが、終始法政ペース。法政は、チームとしてボールの回りもなかなか良く、内容も良かったと思います。


一方の流経は、終盤にトライを重ねたものの、13番のシオネの個人技頼りという印象は否めませんでした。もうひとりの外国人留学生のNo.8・リサレが前半途中で退いたのも影響したかもしれませんが。


最終的には予想外の大差が。


法政にとっては今日の勝ちは大きいでしょう。残り試合のうち、東海大戦をうまく乗り切れば、上位進出してくるでしょう。


流経は過去2試合、下位チーム相手に勝ってきたようですが、今日の試合を見る限り、チームとしての完成度が低いように感じました。大東大東海大と強豪チームとの対戦を多く残しているので、現状では優勝争いは厳しいのかもと感じました。


そしてメインイベントの第2試合。





前半2分にいきなり左サイドを突破され、現役の日本代表の福岡にトライを許した時には、「個人技で突破を許して失点を重ねる」かなと心配したのですが・・・


前半9分にすぐT&Gで同点に追いつく。



しかし、13分にSHの木村にトライを許してすぐに引き離され、取っては取られの展開。


慶應は前半終了間際に2トライ目を奪い、前半は12−14の2点ビハインドで終了。相手のゴール前まで攻め込むシーンは結構あるのですが、なかなかトライが奪えず。相手ゴール近くでのラインアウトも何度かあったのですが、確実にボールを確保するシーンがなかなか見られず。


前半に筑波側にアクシデント。前半26分に、左のWTBの福岡が足の肉離れ?で交代。さらに35分には右のWTBの山下も(負傷したらしく)交代。筑波の攻撃の鍵となる両サイドのウイングが両方ともいなくなったのは、慶應にとって大きかったです。勝つチャンス、いや逆転して勝たなきゃいけない試合。


後半3分、キャプテンのFL木原が左サイドからトライを決めて逆転。後半15分までに立て続けに3トライを決めて、33−14と19点リードに。得点差を考えると、この時点で勝負はあったと思います。


後半30分に迫るあたりから、急に慶應の選手の足が止まり、試合の終盤は自陣ゴール前で釘付けになるシーンが多かったのですが、何とか失点を許さず。



ロスタイムに入る間際に、筑波のキャプテンの水上にトライを許して、22−33。大勢に影響は無し。


トライ後のキックオフから慶應は再び攻め込み、ゴール正面からDGを決めて勝負あり。


ロスタイムは2分のはずなので、DGが決まった所で終わりのはずだったのですが、試合は終わらず。筑波のキックオフからノーホイッスルトライを決められ・・・



筑波は主力に故障者を多く抱えていますが、現状では両ウィングのレギュラーを欠いてしまうと、攻撃面での迫力がだいぶ落ちますね。彦坂ツインズが在籍した昨シーズンまでは強かったけど。


これでおそらく対抗戦Aグループでの4位以上は確保できそう。10/19の立教戦を挟んで、いよいよ11月の上位校(11/2明治、11/23早稲田、11/30帝京)との3連戦。今シーズンはサイドに突破力のあるバックスを持っているからそれなりに点は取れる。あとはタックルをはじめとする守備面。


今シーズンは例年になくレギュラーに4年生が多い。しかも彼らの多くは昨年以前から定位置を確保していた。来年以降を考えると、次の立教戦は3年生以下の選手に経験を積ませてあげてほしいなと思う。



例年は大学選手権の時期(12月)に熊谷に来るのですが、寒いこともあってか観客が少ないのですが、今日は・・・



メインスタンドの中央席はかなり埋まっていて盛況。


試合中のウォーターブレイクの時間に、場内から外をみると・・・



木々の葉の上の方が少し色づいていました。秋が少しずつ深まってきているようです。


バスで熊谷駅へ戻り、軽めの昼食の埋め合わせで日高屋へ。サービス券を使ってもまた新たにサービス券をもらうという・・・。


慶應が勝ったので、ご褒美で帰りの湘南新宿ライングリーン車




次回熊谷に来るのはいつなのかなぁ。今シーズン、大学選手権で来ることはあるかな??


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自宅に戻って、ライオンズの球団サイトを見ていたら・・・


2015年コーチングスタッフ発表!!


の記事が。


田辺監督代行→田辺監督 となることが発表された時点で、今のスタッフがかなり残るんだろうなと思っていたら、その通りになりました。


スタッフの顔ぶれを見ると、プロのコーチは初めてという面々も。中には、今後経験を積んでいけば良い指導者になるだろうなと期待する人もいます。年齢も若いのだから、下(2軍)で経験積んでから・・・で良いと思うのですが。


10月2日の記事で書いた、「ヘッドコーチと投手コーチはテコ入れが必要」ということ。結局、球団はお茶を濁すような人選をして終わりました。球界で指導者として優れた名が通っている方を1人でもいいから呼んで欲しかったのですが。それだけ危機的な状況に今のチームは置かれているのに。


正直今回の人選を見て、球団に対する不信感はさらに増しました。


球団は、ライオンズがAクラスに入れば大満足。


優勝させる気なんかさらさらない。


私は西武ファンではなくライオンズファンであり、ライオンズが好きだから、選手を応援したいから球場通いを続けますけどね・・・。