序盤7失点も直後に追いつき、メヒアの2ランで逆転勝ち

本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第24回戦 ライオンズ8勝14敗2分


試合開始:18:02 試合終了:21:51 試合時間:3時間49分 観衆:28,111人


ライオンズ 9―8 ファイターズ


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)新垣(1 2/3)〜矢貫(2 1/3)〜鍵谷(2)〜白村(1)〜河野(1)
(L)牧田(1 2/3)〜岩尾(3)〜武隈(2/3)〜岡本篤(1/3)〜ウィリアムス(1 1/3)〜増田(1)〜高橋(1)


勝利投手:岩尾1勝  セーブ:高橋2勝1敗28S  敗戦投手:矢貫2勝2敗


本塁打 
(F)陽25号3ラン(牧田)
(L)メヒア34号2ラン(矢貫)


本当なら午後半くらいで開門ダッシュしたかったけど、今日はどうしても仕事を休めず、定時ダッシュ西武ドームへ。池袋から西武池袋線急行で向かうと、所沢で当駅始発の各停と接続して、予定より5分くらい早く、18:25頃到着。


改札を出ると、早速太鼓の音が。叩くリズムはファイターズの応援のリズム、しかも歓声がなかなか鳴り止まない。どうやら石川亮がプロ初ヒットで走者一掃の3塁打を放ち、ファイターズが3点先制したらしい。


ポイントアップを済ませ、いつもの場所(レフトスタンドリード台前常連さんグループの最後尾へ。開門から入ってくれた仲間に場所取りはお願いしておいたのだけど、明らかに今シーズンの今までの試合より狭い。上から下りていくには靴脱がないと下りれない・・・。これって開幕戦以来?という混雑ぶり。


自分の場所にたどり着いたのは2回表2死。さぁ急いでゲーフラ2枚(チームスローガン絡みとメヒア幕)の出陣態勢を整えなきゃと急いでいたけど、全くファイターズの攻撃が終わる気配なし。1、2番に連打を浴び、陽に右中間へ3ランを浴び、0−7。実はドームに向かう電車の中でシミュレーションをしていた。


今日負けたら最下位決定。


試合中、そしてセレモニーの時、意思表示をどのようにしようか・・・


今年のライオンズなら、2桁失点の完封負けを食らってもおかしくなかった。


しかし2回裏。メヒアのレフト前ヒットに始まり、森友哉が四球、秋山がヒットでつないで無死満塁。絶好の場面で打席はプロ無安打の梅田。スラッガータイプの左打者で、たまに1軍に上がることはあっても結果が出ずにすぐにファーム行きを繰り返していた選手。打点を稼ぐ大チャンス、思い切り振ってこいと思っていたら、


ライトスタンドへ完璧な当たりのプロ初ヒットが何と満塁本塁打!!


これで一気に4−7と3点差。銀(炭谷)と脇谷が凡退し、クリ(栗山)も投ゴロでチェンジかと思いきや、ファーストのミランダが送球をポロリして2死1塁。ここからさらにつながり、メヒアと森友哉の連続適時打で、一気に7−7の同点。2回は両チームとも打者一巡の攻撃で7得点ずつ。なんだこの試合・・・。2回終了時点で試合開始から約1時間20分経過。終電帰り覚悟の試合展開・・・。




3回以降は試合展開が落ち着いて2−1だったのですが、ファイターズ側には、相手(ライオンズ)の6→3の送球が本塁側に逸れた際、打者走者が1塁で止まっていれば(2塁への進塁の意思を見せなければ)いいものを、それを放棄して2塁へ進塁を試み、逸れたボールが2塁へ送球されてアウトになるという信じられないプレーがあり、ライオンズも4→6の送球が3塁方向へ逸れてアウトを取れないプレーがあったりと、プロ野球とは程遠いレベルの低いプレーも随所に見られました。福岡では延長戦にもつれ込んで2−1という一瞬たりとも目を離せない試合をやっていたようなのですが、こちら(西武ドーム)は両チームとも消化試合だからか全く緊張感が見られない。


5回2死の場面で、4番・中田の代打として稲葉が登場。



予想通り、レフトスタンドのライオンズファンの中にも稲葉ジャンプを始める○か者が続出。


そんな中、試合中はライオンズの選手だけを応援する気持ちを貫こうとする自分の周りの清く正しき常連ライオンズファンが一斉に始めたのは、


「(マウンドに上がっている)武隈」コール連呼


正直これだけで喉潰れるんじゃないかと思うくらい声出しましたよ。武隈のことここまで心底応援したのは初めてかも・・・。結果は二飛。命懸けて応援すれば抑えてくれるんだと分かりました。それにしても稲葉の打席の時は、西武ドームではなかなか味わえないアウェー感たっぷりだったなぁ。


稲葉はDHに入っていたので2打席目があるかと思ったけど、ウチが左のランディ(ウィリアムス)を投げさせていたから、2回目打席が回ってきた時に、代打・小谷野。「稲葉に代わりまして小谷野」という場内アナウンスの後に聞こえた、ライトスタンドから大音量での


「ええええ〜〜〜〜っ」


というため息混じりの声。小谷野は打席で何を感じたかなぁ。ファイターズファンも稲葉ジャンプを少しでもやりたいのはわかるけど、さすがにこのリアクションはないのでは??


ホーム最終戦ということで、ウチの応援団は博多組含め大挙集合していました。そんな中、7回表攻撃中にリード台横にこの人が超久しぶりに座りました。



Mr.S氏。ライオンズ外野応援歴が長ければ長いほどお馴染みのこのお方。御大と呼ばれるベテラン団員が次々と引退する中、この人も一時的に現場を離れたのですが、今シーズン途中から完全復帰。


ついにホーム最終戦待ちに待ったリード復帰。



前と違って頭に白いタオル巻いてリード取ってますが、応援のリズムがいいですね。カウントを把握してのコール、一拍子に入るタイミング、経験の浅い団員は是非見習ってもらいたいものです。甲高い声以外は・・・(笑)


ライオンズの中継ぎ陣は、2番手の岩尾をはじめとして好投し、最後はストッパー・高橋が三凡で締めて勝利。




試合終了直後、ファイターズの選手がライトスタンドのファイターズファンに対して感謝の挨拶。そして、今季限りで引退する稲葉&金子の両選手はレフトスタンド方向に歩み寄ってきて挨拶。この時だけは心の底から大拍手を送りました。試合中は敵同士、でも試合が終われば同じ野球選手。いわゆるノーサイドの精神です。


試合終了後は、例年すぐにセレモニーに突入するので、ヒーローインタビューはないと思っていたら、いつもと同じように実施。メヒア幕は店じまいしていたので、また慌てて準備。


まずは勝ち越しの34号2ランを含む4安打4打点の活躍、メヒア選手! 下の2枚目の写真から外れたすぐ左あたりに私はいました。しかもインタビュー中に「残留希望」を匂わせるコメントが・・・。





続いてプロ初ヒットが満塁本塁打。追撃となる一打を放った梅ちゃん(梅田選手)。





そして、ホーム最終戦セレモニー。




まずは田辺監督代行。



頭を見ていると苦労の色がうかがえるよね。
采配には?なシーンもシーズン終盤は多かったけど、攻撃面での采配はかなり堅実派な印象。シーズン途中で退いた監督の影響を受けているのかもしれないけど、前々任者とまではいかなくても博打采配はたまにはあってもいいのでは?


来シーズンの監督就任が試合後に発表されたけど、何だか球団がコストダウンに走っているような気がしてならない。


ヘッドコーチと投手コーチは絶対テコ入れ必要と思うのだが・・・。球団内の人事異動で済ますことのないことを切に願う。


応援仲間の知人が自らのツイッターでこんなフレーズをつぶやいていた。


営業黒字でも成績赤字。


成績も黒字にしないといずれ営業も赤字になるぞ!


イベント頼りで何が何でも営業黒字を達成したことで満足し、本業にはコストをかけようとしない球団。(自分にはそう見える)


別に実際に取る必要はないけど、FA宣言する大物を取りに行くぞくらいのパフォーマンスを一度くらい見せてもいいんでない?


そして、監督に続いて選手会長の牧田投手の挨拶。今日のあの投球の後じゃさぞかしやりにくかっただろうね。まぁチームが大逆転勝ちしたことが救いだったけど。



今日で、2014年シーズンのライオンズ戦の参戦は終了。クライマックスシリーズに出られないので、ファンにとっては長〜い長〜いオフシーズンが待っております。


首脳陣、そして選手には今季の惨憺たる成績を大いに反省してもらって、来シーズンはまた優勝争いするよう、この秋から準備してもらいたい。


故障を抱えている選手はしっかり体のケアをしながら、野球頭脳と精神面の鍛錬を、元気な選手はそれに加えて体づくり、技術向上に例年以上に励んでもらいたい。


「失うものは何もない」所まで落ちた理由は必ずある


のだから、現場の人間だけでなく、フロントも含めて、球団として一丸となってそれを追求していかないと。


ライオンズ関連のイベントは11月のファンフェスタと、年末にかけての応援仲間関係の忘年会かな。


今年は常連大グループの忘年会に招待されそうな感じ??


試合後には、一年間お世話になった応援仲間の方々に一通り挨拶をしました。オフは長いけど、体調に留意して来シーズンを迎えられるように。とかいいつつ、また来月の下旬に会うことになるのですが。


ライオンズ絡みで一番楽しみなのは、来シーズンの日程発表ですかね。来季はいつどこへ遠征することになるのやら。計画を立てるのが楽しみです。行ったことない地方球場こないかなぁ。


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今シーズンは公式戦は43試合現地参戦しました。(全試合外野)


ホーム  西武ドーム        10勝13敗2分
ビジター(北から順に)
     秋田こまちスタジアム    1勝0敗
     岩手県営野球場       1勝0敗
     楽天コボスタジアム宮城   2勝0敗
     QVCマリンフィールド     4勝1敗
     東京ドーム         1勝1敗
     明治神宮野球場       0勝1敗
     横浜スタジアム       0勝2敗
     ほっともっとフィールド神戸 1勝0敗
     福岡ヤフオクドーム     1勝2敗
     ビジター合計       11勝7敗
全体                21勝20敗2分


辛うじて勝ち越し。地方への遠征で勝ちまくったのが大きかったです。


では来シーズンも背番号99の選手を応援できることを祈って、1、2、3、ダー!!



CS参戦がなくなったので、ファーストステージ初戦の日はラグビー観戦で熊谷に行ってきます。