投手陣は2ランのみに抑えるも則本を攻略できず


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第1回戦 ライオンズ1敗


試合開始:18:02 試合終了:21:07 試合時間:3時間05分 観衆:31,819人


ライオンズ 1―2 イーグルス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)則本(9)
(L)岸(7)〜岡本篤(1)〜ボウデン(1)


勝利投手:則本1勝  敗戦投手:岸1敗


本塁打 
(E)松井1号2ラン(岸)


開幕戦らしく投手戦の展開に。


先発の岸は2回にカズオ(松井)に2ランを打たれて先制点を許すも、序盤3回まではこれ以外はほぼ思い通りの投球が出来ていました。


4回、5回と先頭打者とその次の打者を塁に出して、無死の状況でピンチを迎えるも、何とかゼロに抑えました。序盤とは違い、中盤は制球に苦労した感じです。


それでも7回2失点にまとめました。2ランを打たれたのは悔やまれますが、岸らしいといえばらしい点の取られ方でした。


攻撃面ではオープン戦同様、なかなか点が取れる感じがしませんでした。3回の適時打になった熊代の2塁打も上手い野手ならとられていたでしょう。


今日の試合でいい当たりが出ていたのが銀ちゃん(炭谷)でした。2本目はショートゴロ失策でもおかしくはなかったですが、ヒットの記録で今日2安打。9回に1死1、2塁と一打同点のチャンスで回ってきたのですが、併殺打で試合終了。最終打席は昨年の銀ちゃんでした。ただヒットが出ていたので、最終回も期待して打たせたのは仕方ないところでしょう。


岸を7回でスパッと交代、8回は相手が左打者が並ぶ場面、かつ1点ビハインドの展開で左の高橋ではなく岡本篤を投入。攻撃面では1死から出塁した時でもバントで得点圏に送る作戦。終盤1点ビハインドで点差を広げられるのを防ぐために守備要員(金子侑→鬼崎)を起用。前任者ではやらない「伊原監督」らしい采配も随所に見られました。


おかわり(中村)が不在、4番を務める浅村も調子が上がらずということで、なかなか攻撃面の采配ではいい結果が出ませんでした。打線が復調してくれば、采配がいい方向に結果として現れると思います。一方、投手陣、特に先発投手には暫く負担をかけることになりそうです。先取点をやってはいけないという。


明日は雄星が先発。先週、制球ばらばら&球威も落ちていく状況が見られましたが、故障の前ぶれでないことを祈ります。明日先発で投げさせるということは、とりあえずは問題なしということなのでしょうかね。


今日は開幕戦。平日ナイターなのに約3万2千弱の入り。開門前の入場列、特に3塁側がすごかったです。15時前でこんな感じ。改札前をはるかに通り過ぎ、旧ユネスコ村へ向かう橋の下に何往復も列が出来ていました。



開幕戦セレモニーの様子。





始球式は年明けの箱根駅伝を制した東洋大学の双子の兄弟、設楽啓太・悠太兄弟。鏡に映したかのように兄弟で左右対称の投げ方でした。(兄の啓太が左投げ、弟の悠太が右投げ)


ちなみに、兄はコニカミノルタへ、弟はホンダで陸上を続けるとのこと。2人は別々の行き先ですが、共に関東のチームではあります。