上位打線が全く振るわず、開幕連敗スタート


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第2回戦 ライオンズ2敗


試合開始:14:01 試合終了:16:52 試合時間:2時間51分 観衆:26,916人


ライオンズ 2―5 イーグルス 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(E)塩見(8)〜ファルケンボーグ(1)
(L)菊池(6)〜ウィリアムス(1)〜西口(1)〜豊田(1)


勝利投手:塩見1勝  セーブ:ファルケンボーグ1S  敗戦投手:菊池1敗


本塁打
(E)ユーキリス1号ソロ(菊池)


タイトルにも書いたとおり、打撃の状態が深刻です。特に1〜4番です。打球はいいけど正面を突いたために凡退するケースはあるものの、ヒットがなかなか出ません。これでは得点が期待できないし、相手は何が何でも先制点を奪いに行くでしょう。今日の1回表もそうでしたが。


昨日、今日のスタメンの中で一番バッティングで期待できる(打ちそうな感じがある)のが、一昨年途中まで最速150キロ超の球を投げていた元投手というのもねぇ。


昨日は則本相手に三振3つと捻られましたが、今日は第1打席でのセンターオーバー3塁打に2打席目のレフト前ヒットと2安打。走力もあるし、攻撃面では糸井(オリックス)の右バージョンになれるくらいの潜在能力はあると思っています。守備面でも肩は十分なので、守備範囲を除けば、慣れてくれば並以上のポテンシャルを出してくれると思います。打撃は期待できるのでDHでもよいかなとは思うのですが、将来のスター候補だからということもあって、どこかしら守備につけておこうという首脳陣の意図があるのかもしれません。


野手では、新外国人のランサムに公式戦初の長打が出ました。後楽園だったらドーム●ンになっていたかもという当たりでした。こちらは守備は送球を中心に安定しているので、打撃さえしっかりすればという状況でした。とりあえず長打も打てるということを確認できただけでも何より。


得点能力がさっぱりな状況なので、何とか投手陣が踏ん張らなければいけないのですが…


今日の雄星。先週のオープン戦登板(ベイスターズ戦@西武ドーム)で、途中から球威球速が落ちてきて心配していたのですが、やはり今日もそれが出ました。2回の三者連続三振のように物凄く素晴らしい投球をすることもあるのですが、急に球速が落ちる(ストレートでも130キロ台前半が時折見られた)のを見ると、投球フォームがしっかり固まっていないのかなという印象を受けました。


結局6回5失点。投球内容を見ると、5回で代えてやっても良かったかなと思いました。引っ張るとしてもせめて6回1死1、2塁の場面まで。しかしここで代えなかったので、6回までは投げ切らないといけない状況になりました。交代時機を逸してしまった感じです。6回はユーキリスのソロ本塁打と藤田の適時打で2失点。よくこの程度で済んだと思います。


7回以降はリリーフでつなぎ、今日はウィリアムス→西口→豊田がそれぞれ1イニングずつ。勝ちパターンの高橋&十亀の登板がない中、この2試合で中継ぎ陣は計5イニング無失点。高橋&十亀以外のベンチ入り投手が全員登板してこの成績は内容はともあれなかなか立派です。伊原監督はリリーフ投手にも無理をさせず、先発投手が長いイニングを投げられた時は連投を極力避ける投手継投をするみたいなので、故障の可能性は減るし、良いと思います。明日こそ高橋→十亀リレーがみたいですなぁ。もちろん、レイノルズが完投するならそれでもいいですが。


開幕2連敗。さすがに明日レイノルズが制球乱して失点して3タテ食らうとなると焦りますが、打線の状態を考えれば3連戦のうち1つでも取れれば御の字でしょう。


試合内容とは離れますが、今日の太鼓。何か福岡風味だなと思って確認したら、博多激獅会副会長が叩いていました。イケイケムードでなく通常の時はこのくらいのペースが遅すぎず早すぎずちょうど良いかなと思いました。ゴーゴーレッツゴーがなくなり、応援団のペットが休む時間が削られているので、ペットを吹く団員にとっても少しは楽になる気がします。


今日の写真が1枚だけだと寂しいので、昨日撮った1回裏開始前のビッグフラッグ下の様子。このビッグフラッグ、横幅はレフト外野席全体と非常に幅広いので、掲げる時はレフト外野の大半がフラッグの下になってしまいます。