本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果
vs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦第３回戦 ライオンズ３敗
試合開始：13:01 試合終了：16:39 試合時間:3時間38分 観衆：23,672人
●ライオンズ １―７ イーグルス
【投手リレー】（カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Ｅ)辛島(5 1/3)〜福山(1 1/3)〜西宮(1/3)〜小山伸(1)〜斎藤(1)
(Ｌ)レイノルズ(6)〜岡本篤(1)〜高橋(1)〜十亀(1)
勝利投手：辛島１勝 敗戦投手：レイノルズ１敗
【本塁打】
(Ｌ)浅村１号ソロ(辛島)
序盤からミス連発。初回１死１塁から銀次の一塁前へのゴロを処理した木村が２塁へ悪送球。直後にユーキリスにセンター前への２点適時打を打たれて先制点を奪われる。２回表、１死１塁での聖澤の打席。エンドランを敢行した時に、聖澤が遊飛を打ち上げ、飛び出した１塁走者を刺そうと捕球した鬼崎が１塁へ悪送球（１塁手の木村が捕球できず）。直後に岡島にレフトオーバーの２塁打を許して３失点目。
先発のレイノルズは６回３失点の投球だったのだけど、失点全てが味方のエラーの直後に打たれて失ったもの。ということで自責点はゼロ。打たせて取るタイプの投手なのだから、バックがしっかりミスなく守ってやらないと。開幕戦、２戦目とショートスタメンだった金子侑に代わって、今日は守備力が高い(はずの)鬼崎がスタメン。起用を決めた監督の意図をしっかり理解してプレーしないと。
レイノルズは、球審の狭いストライクゾーンのせいで、６回122球３四死球と球数が多く、四死球も多めに出してしまった。でも投球内容としてはオープン戦終盤から引き続いて良かったと思う。イーグルス打線もヒットは毎回のように出ていたけれど、ジャストミートされた打球は少なかった。次回以降も期待できる。レイノルズはライオンズにやってきた外国人先発投手の中で上位レベルに入る投手だと思う。
打線は相変わらずで目覚めることはなかった。唯一の収穫は、浅村にマルチヒット（うち１本は今季チーム初の本塁打）が出たことくらい。チーム全体でわずか３安打ではどうしようもない。追い込まれたカウントで外角ストレートに対してバットが出ず見逃し三振を喫するシーンが目立った。キャンプで実戦形式の練習を始めた時期が遅かった影響が出ている気がするなぁ。
打線の中で特に３番・秋山の調子が全く上がる気配がない。３回の見逃し三振、その前に初回のユーキリスの打球に対して本来ならギリギリでも捕球出来るはずが前にこぼしてしまうプレーがあった。
打撃面での調子が上がらず、守備面にも影響が出ていると判断されたのか、４回表の守備から交代。
昨年までならこの程度の不調ならまだ外されることはなかったと思うけど、各選手を横一線で見る現監督の下では代えられても仕方ないな。次に出番が来た時にどういう結果で応えてくれるか楽しみ。
守備の面で１つ気になったというか解せなかった点が。
得点圏に走者を進められた時に、どんな打者が打席に入ってもことごとく外野は前進守備。象徴的なのが７回表の場面。１死２塁で銀次を迎えた場面と、１死１、２塁でＡＪ(ジョーンズ)を迎えた場面とで、外野の守備位置が全く同じ。フェンスから30ｍ以上前。ＡＪが打席の時は、普通にバットに当たれば外野の頭を越されるか間を抜かれるかで１塁走者の生還まで許すだろうと思っていました。案の定、打球はレフト線へ。レフトのクリ(栗山)が思いっきり背走することになり、１塁走者も還して２失点。前進守備で本塁がクロスプレーになったのだから、普通の守備位置ならたぶん１点取られてなおも２、３塁という状況で済んだはず。
１点を与える確率を下げる反面、複数走者がいる場合は複数点取られる確率が上がる前進守備。攻撃面ではものすごく手堅くいくのですが、守備面では博打采配なんですよね。さすがに８回に１−７で６点リードを許してからは前進守備やめましたが、ここまで拘わる采配はどうにかならんもんですかね。
タイトルにも書いたように、開幕３連戦３連敗は、ライオンズが所沢に移転してきた初年度(1979年)以来だそうです。この年は確か引き分け２つを挟んで12連敗でしたっけ。自分は生まれていませんでしたが。
３試合でヒット13本、得点４点。これではマー君(現・ヤンキースの田中将大投手)クラスの投手がいてやっと１つか２つ勝てるかどうかというレベルで、あまりに得点能力が低すぎです。
明後日からは開幕３連戦で３連敗したチーム同士の対戦(対千葉ロッテマリーンズ戦＠ＱＶＣマリン）です。ウチから出て行った投手が向こうは先発する模様。セリーグの某金満球団にオープン戦でボコボコにされ、２軍戦でもめっためったに打たれて… 万が一これが崩せないようだと、お先真っ暗に…なんてならないようにしないと。
パリーグでシーズン初勝利をあげる５番目のチームはライオンズ
にしなきゃダメ。
