本日のライオンズ戦(西武ドーム)の結果


パリーグクライマックスシリーズ第2ステージ】
vs.北海道日本ハムファイターズ戦第2回戦 ライオンズ2勝1敗(advantage含む)


試合開始:14:00 試合終了:16:56 試合時間:2時間56分 観衆:30,918人


西武ライオンズ 0―5 北海道日本ハムファイターズ


   1 2 3 4 5 6 7 8 9   R H E
  0 0 1 4 0 0 0 0 0   5 9 0
  0 0 0 0 0 0 0 0 0   0 3 0
  

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)ダルビッシュ(9)
(L)岸(4)〜三井(1)〜岩崎(2)〜大沼(1)〜小野寺(1)


勝利投手:ダルビッシュ1勝  敗戦投手:岸1敗


本塁打
(F)金子誠1号2ラン(岸)


【経過】 
3回にファイターズが森本の右前安打で1点を先制。4回には坪井の適時打、鶴岡の犠飛、9番の金子誠に2ランを打たれて、ファイターズが一気に4点を追加し、5−0とする。このリードを先発のダルビッシュが守り、ライオンズ打線を3安打完封。ファイターズがこのシリーズの初勝利をあげた。


【戦評】
相手の先発がエースのダルビッシュで、敗戦は織り込み済みだったとはいえ、相手に気持ちよく野球をやらせ過ぎた。3安打しか打てなかったとはいえ、3つの四球があって、そこからチャンスを広げられなくもなかった。1つの四球をきっかけに、機動力などで揺さぶりをかけられれば良かったのだけど。攻撃面は、昨日の大爆発から一転して、今日は沈黙。明日に向けてスパッと切り替えるしかない。


先発の岸は、課題の立ち上がりをうまく乗り切ったのに、打順が2巡目に入ってから完全に捕らえられてしまった。3回以降は、2ストライクまでは簡単に追い込むのに、そこから打ち取るまでに球数を要し、その間にファウルで粘られながらカウントもだんだん打者有利になっていって、最後は根負けして打たれるというパターンが多かった。変化球のコントロールが良かったのだから、ウイニングショットはストレートにこだわらず、追い込むまでと同じ投球スタイルで良かったのでは。配球面で自滅してしまった気がする。相手の先発がダルビッシュということで、先制点を絶対に許してはいけないというプレッシャーもあったか。


先発の岸は思うような投球が出来なかったけれど、5回以降に出てきた4人の中継ぎ投手がみんな無失点の投球で、ファイターズ打線の流れを止めた。これは明日の第3戦に向けて非常に大きいと思う。今日の試合、中盤以降はお互いに勢いを止められた打線が、明日以降どうなるか。ライオンズは、打線の爆発だけではなく、機動力を生かした攻撃もしていきたい。


明日の先発は帆足。ファイターズ戦は少し苦手にしているようだけど、4年前のプレーオフを唯一経験している先発投手として、経験を生かした好投を期待したい。

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↑朝日が差し込む西武多摩湖線国分寺駅構内。6時40分頃で、まだ西武ドームへ向かうファンは殆どみられず。



西武ドーム1塁側ゲート前の様子。ドームについて間もない頃(7時半頃)で、シート張りをしたファンはまだ球場に来ておらず。自分が7時20分に着いた頃には、1塁側ゲート前に既に200枚ほどシートが張られていた。



↑この日の始球式は、両チームのOBであり、NHKBSのメジャーリーグ中継の解説者としても知られる高橋直樹さん。現役時代のアンダースロー投球が復活しました! 試合前には、バックスクリーン裏でトークショーも行われました。