8回に中村の3ランで追い上げるも及ばず


本日のライオンズ戦の結果(西武ドーム)の結果


vs.北海道日本ハムファイターズ戦第16回戦 ライオンズ5勝10敗1分


試合開始:17:01 試合終了:19:58 試合時間:2時間57分 観衆:32,282人


Lions 3―4 Fighters


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(F)斎藤佑(7 1/3)〜増井(2/3)〜武田久(1)
(L)岸(7)〜長田(1)〜星野(2/3)〜岡本篤(1/3)


勝利投手:斎藤佑5勝2敗  セーブ:武田久2勝1敗31S  敗戦投手:岸4勝6敗


本塁打
(F)小谷野4号3ラン(岸)
(L)中村33号3ラン(斎藤佑)


先発の岸が初回にいきなり4失点。重くのしかかってしまった。先制点の稲葉の内野安打は仕方ないとして、小谷野への初球3ランは避けられたんじゃないかな。初球の入り方を十分注意してはいたはず?だけど。初回に1失点で終わっていれば、札幌の時と似た展開になったような気がする。初回に4点も失ってはいけません。


ファイターズ・斎藤佑樹とは7月17日の札幌ドーム以来2度目の対戦。今日も単発ながらヒットは出ていたものの、なかなかつながらず7回まで無得点に抑えられた。8回には初回と同様に、タクヤ(原)とナカジ(中島)の連打で1,2塁のチャンスを作って、おかわり(中村)の3ランで追い上げたが、反撃が遅すぎた。前回は5回無得点、今回は8回に3点を奪ったものの7回まで無得点。ストライク先行の投球で術中にはまってしまったようだが、それにしてもこれだけ抑えられてしまって情けない限り。球数を投げさせれば、早い段階で8回のように攻略のチャンスが膨らんでくる投手なのに。


3−4と1点ビハインドまで追い上げて、ファイターズの投手が斎藤佑樹→増井に変わった後にも連打が飛び出し、2,3塁のチャンスを作ったが同点には出来ず。勢いにまかせて、8回で同点、あわよくば逆転の展開に持って行きたかったところ。


9回表は、星野〜岡本篤のリレーで下位打線をあっさり三者凡退に抑えて、9回裏へ。


先頭の代打・上本が昨日に続いてヒットで出塁後、クリ(栗山)が打席に入った場面。バントで送るか、強攻策で行くのか非常に悩む場面だった。いくつかBBSを覗いてみたら、「クリにバントさせるべきだった」というコメントが目立っていたが、併殺打でチャンスが消えるという最悪なケースになってしまった結果論での話。打率、出塁率を考えると、強攻策で行く作戦は間違いではなかったと思う。バントで得点圏に走者を進めても点にならないケースは数え切れないほど見せられましたからねぇ、今年は。


推測にはなるけれど、監督の思惑としては、クリがヒットor四死球でつないで無死1,2塁になるか、凡退しても1死1塁で走者が残れば、続くタクヤに送らせて、3番、4番勝負という作戦だったような気がする。両チームの残りの投手陣を天秤にかけた上で、9回で一気に決着をつけたかったのではないかと感じた。


ダルビッシュ武田勝相手に競り負けたのなら諦めもつくのだが、相手投手が相手投手なだけに、非常に悔しさが残る1敗になった。3位とのゲーム差は5ゲームで何とかなりそうな数字にも見えるが、残り試合数とCSクリンチ(CS進出マジック)の数字を比べると、1つの負けが致命的になりかねない非常に厳しい状況にある。


明日は、球宴明け以降の登板試合で全て自責点1以下(失点も全て2点以下)の西口が先発。今一番信頼できる生え抜き最年長投手に踏ん張ってもらって、来週のみちのく決戦(8/30〜9/1の秋田、盛岡、Kスタ3連戦)につなげてもらいたい。