4度の得点チャンスをことごとく潰し完封負け

本日のライオンズ戦の結果(県営大宮公園野球場)の結果


vs.オリックスバファローズ戦第18回戦 ライオンズ10勝8敗


試合開始:18:30 試合終了:21:47 試合時間:3時間17分 観衆:20,418人


Lions 0―2 ORIX


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)中山(6 2/3)〜平野(1 1/3)〜岸田(1)
(L)涌井(8)〜木村(1)


勝利投手:中山4勝7敗1S  セーブ:岸田4勝6敗21S  敗戦投手:涌井5勝10敗


本塁打 なし




午前中の雨の影響で、グラウンド整備に時間を要するということで、試合開始が30分遅れました。開門は通常通り16時でしたが、開門時点では打撃練習は行われていませんでした。オリックスの投手陣が外野の芝生部分でウォームアップ程度はやっていましたが。


3回に1点を先制された後、追いつき、追い越すチャンスはいくらでもあった。3回裏無死3塁、5回裏1死1,2塁、6回裏無死1,2塁、7回裏1死2,3塁の計4度。それぞれの場面でそこから全くランナーを進められずに、結局は完封負け。チャンスの時は三振とフライは勘弁して欲しいなぁ。ゴロを打てば、大宮は内野が土のグラウンドなので何が起こるかわからないけど。


オリックスもライオンズ同様に得点のチャンスはかなり作っていたけれど、ワク(涌井)の粘りというか、オリックスの拙攻というか、先制点を取った後、試合中盤は追加点が取れなかった。勝とうと思えば勝てる試合だったのだけど。


ワクは8回を2失点(自責は1)で何とか切り抜けたけど、本調子には遠い感じだった。空振りを確実に取れるタマがないから、1人の打者に対して10球以上粘られることが何度もあった。ピンチの場面での力の入れ方、中盤以降の投球内容をみると、少し調子は戻ってきているかのように見えるけど、まだまだか。


それを象徴するのが、初回先頭打者の坂口を1塁に置いた時のバント処理の場面と、3回に同じく先頭打者の伊藤を2塁に置き、続く由田が投ゴロを打って、2塁走者を2,3塁間に挟んだ挟殺プレーの場面。前者の場面では2塁フォースアウトを取りに行けたと思うし、後者の場面は挟まれだ2塁走者が帰塁しようとした所で、2塁へ悪送球。いずれもフィールディング能力を問われる場面だったけど、「本調子」のワクであれば、こんなプレーは起こり得ないはず。自分の思うような投球が出来ないために、他の部分にも悪いものが出ている気がした。背番号18にしっかりしてもらわないと、Aクラスへの浮上はおろか、最下位脱出も… 高給取りだしねぇ。


今季最後の大宮は拙攻のオンパレードで、白星で締めることが出来なかった。明日からは、ライオンズと同じく3位争いをしているイーグルスに本拠地で3タテを食らったファイターズとの3連戦。調子を落としている状態で上位チームと当たることが吉と出るか凶と出るか。勝ちたいのはもちろんだが、とにかく土曜日先発予定である佑ちゃん(斎藤佑樹)には、何が何でも借りを返さなくてはいかんと強く思う。


7月17日の札幌ドーム、5イニングを4安打3四死球ながら無得点に抑えられた「屈辱」のシーンを生で見届けた身としては。