西口が8回2失点も、抑えの牧田が捕まりサヨナラ負け



本日のライオンズ戦の結果(QVCマリンフィールド)の結果


vs.千葉ロッテマリーンズ戦第15回戦 ライオンズ5勝10敗


試合開始:17:00 試合終了:20:01 試合時間:3時間01分 観衆:18,815人


Marines 4×―3 Lions


勝利投手:カルロス・ロサ2勝4敗  敗戦投手:牧田2勝7敗11S 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(L)西口(8)〜牧田(1/3)
(M)小野(6 1/3)〜伊藤(2/3)〜カルロス・ロサ(2)


本塁打なし


今日の試合、3−2ですんなり勝てていれば、3位との差が3ゲームになっていたし、鬼門・マリンの呪縛を解けるような気がしたのだが、簡単には行かなかった。やっぱり初回の先制点が「1点」だけではダメなのか。


今日は満塁のチャンスが序盤に2度あったのだが、適時打が1本も出ず、内野ゴロで1点を取るのがやっとだった。最近は序盤に満塁のチャンスで同じような選手の所にばかり回るような気がするのだけど、結果が出ませんなぁ。今日の初回はまぁ一生懸命走ってくれたので、併殺打でチェンジという最悪な展開にはならなかったですが…


欲をいえば、3回の満塁の場面で追加点を取っておきたかった。今年の上本は昨年とはまるで別人と化してしまっている。まだタカノリ(星孝典)の方がクリーンヒットを打てる確率が高い気がする。


3回に満塁で点がとれず、嫌な流れになりかけた所で、3回裏の先頭打者・角中の放った左中間への凡飛球を、レフト・浅村とセンター・クリ(栗山)がお見合いして2塁打にしてしまう痛恨のミス。記録にはつかないけどエラーに等しい。声のかけ合いが出来ていないのか何なのか。打球の追い方からすればクリが捕球するものと思っていたけど、まさか薄暮状態でボールを見失っていた?? 隣は外野経験が浅い若いヤツが守っているのだから、自分で積極的に取りに行かないと!


このミスで出た走者を適時打で還すことになり同点に。さらには、牽制球をホセ(フェルナンデス)が後ろに弾いて1塁走者を2塁に進めた後、さらに適時打を打たれて逆転を許した。ホセの送球逸らしは呆れて何も言えない。逸らさず取っていたら、タイミング的にいい牽制球だったと思うけど。西口がかわいそう…


結局この回の余計な2失点が終盤響いたような印象。昨日と同じ3−2と1点リードの状況で牧田をマウンドに上げた。昨日と同じような打順の巡りで、同じような打者との対戦になったけど、同じように抑えることは出来なかった。今江に対する怪しい??判定による四球に始まり、歯止めが利かなくなった。やっぱり左打者対策は必要だろうか。今日も福浦にライト前へきれいに打たれ、同点に追いつかれた直後の角中には死球、そして代打・根元にサヨナラ打を打たれ、左打者を1人も打ち取ることが出来なかった。対戦を重ねるうちに打者に慣れられてきたのか、連投時に球威が明らかに落ちるのか…? 後者だと抑えには不向きということになるけど、他に代われる投手がいないし。昨年頑張ってくれた日本人投手たちにもう少ししっかりしてもらいたいのだけど。


1死1、3塁から里崎のボテボテの遊ゴロで同点になった場面。本塁に送球するふりだけして、同点になるのは諦めて1塁送球でアウトを1つ稼げば良かったんじゃないかな。同点に追いつかれたとしても、アウトが1つ増えることで牧田の精神面は全然違っただろうし。2死2塁で勝負するか、あるいは敬遠して2死1,2塁で結果的にサヨナラ打を打たれた同じ場面を迎えるか。2死で内野が定位置に守っていたら…と、「たられば」を言っても仕方ないが。


3連戦の初戦が中止になり2連戦。今後の希望を広げるために2連勝したかったが、結果は1勝1敗。最悪の展開は免れたという感じか。昨年から続くQVCでの連敗が10で止まり、シーズン序盤の全然勝てない状況からは脱した。マリーンズ戦は今季残り9試合(西武ドーム5試合、QVCで4試合)。西武ドームで全勝、QVCで五分の7勝2敗で乗り切ったら非常に面白い展開になるが… 6勝3敗くらいで行ければ…


今日は試合開始1時間少々前から雨が降り出し、中央通路より前列にいた多くのファンは、上段の濡れないエリアに避難。そのせいか、ファンの数は普段の週末に比べて少なかったものの、声は出やすい環境になったかなぁと思います。応援仲間のブログをのぞくと、「声の量は負けていなかった」というコメントもありました。