序盤に得点を重ね、先発の岸が7回無失点で6勝目!


vs.オリックスバファローズ戦第15回戦 ライオンズ8勝6敗1分


試合開始:17:00 試合終了:20:18 試合時間:3時間18分 観衆:27,267人


ライオンズ(セネタース) 7―0 バファローズ 


【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(Bs)岸(7)〜増田(1)〜岡本洋(1)
(L)ディクソン(2 2/3)〜近藤(2 1/3)〜小松(3)


勝利投手:岸6勝5敗  敗戦投手:ディクソン5勝4敗


本塁打 なし


先発の岸は病み上がりのせいなのか、立ち上がりは体が重そうな感じに見えた。それでもストレートはそれなりに走っていて、初回の満塁のピンチを何とかゼロに切り抜けた。2回以降はほぼ危なげのない投球。万全の体調なら8回以降も行けたのだろうけど、体の状態や点差を考えて7回で降板。来週の福岡でもきっちり抑える投球を期待したい。


打線は、初回こそ得点圏まで進めた走者を還すことが出来なかったが、2回以降はオリックス先発のディクソンの制球の乱れもあって、得点を重ねた。3回の2番、3番が打者が倒れて2死になった所から一気に4点を奪った攻撃は素晴らしかった。浅村がヒットの直後に二盗を決めたのと、ダメ外人呼ばわりしているライアン(スピリー)がヒットでつないだのが大きかったように思う。


4回と6回にも小刻みに加点して勝負あり。点差がついた展開で、控えの林崎や永江を打席に立たせることが出来たのも良かった。


7−0で大量リードの8回に増田を登板させる采配。いかがなものかなと思う。点差があっても勝ちパターンの3人(増田、ウィリアムス、サファテ)に頼るようではこの先危ない。9回もサファテが行きそうな雰囲気が少し見えたけれど、コーチを通じてサファテは説得されたのか、9回はサファテでなく岡本洋で〆。本当なら8回は松下あたりでも良かったのではないだろうか。


6回表1死で李大浩がカウント1−2から岸のカーブに対してスイングした場面。パリーグTVでスロー映像を見ると、どうやらバットの先端に当たっている感じ。ということは誤審の可能性が高い。でもこの場面、空振りでなくファウルとなってゲーム再開となっても、試合の大勢に影響はなかったと思う。


このプレーで、三振の判定に納得がいかない李大浩が審判に暴言を吐いて退場、さらに退場判定に不服で審判の胸を突く暴力行為を働いた森脇監督も退場になった。暴行を働くシーンはレフトスタンドからはっきり見えたけど、誰がやったかまでは見えなかった。暴言&暴行退場を生で見るのは久しぶりだな。いつ以来なんだろう。


今日のヒーローは投打で活躍した2人。


まずは7回無失点で6勝目。ようやく勝ち星を先行させた岸投手。


4安打3打点と勝利に貢献する打撃を見せた秋山選手。