9回裏、先頭の代打・栗山のソロ本塁打で決着!

本日のライオンズ戦(ベルーナドーム)の結果

 

交流戦】vs.横浜DeNAベイスターズ戦第3回戦 ライオンズ2勝1敗

 

試合開始:13:00 試合終了:15:48 試合時間:2時間48分 観衆:22,907人

 

ライオンズ 3×-2 ベイスターズ 

 

【投手リレー】(カッコ内は投球イニング数を示す。)
(DB)京山(4)~クリスキー(2)~伊勢(1)~エスコバー(1)~平田(0/3)
(L)エンス(6)~水上(1)~平良(1)~増田(1)

 

勝利投手:増田1勝12S  敗戦投手:平田1敗

 

本塁打
(DB)牧13号ソロ、佐野5号ソロ(エンス)
(L)岸2号ソロ(京山)、栗山1号ソロ(平田)

 

先発のエンスがフォークボールの習得に努めていて、今日の試合から解禁といった記事を見たので、立ち上がりから注目してみていました。外野から見ていてもカットボールとの軌道の違いがわかりますが、初回から投げていましたね。134~136キロくらいの球速、おそらく浅い握りのスプリットだと思います(映像で握りは確認していませんが)。球速と落差の軌道を見る限り、制球さえできればそれなりに通用する球種のように思いました。


フォークが相手打線に効果的だったかどうかはさておき、6回までヒット3本、四死球ゼロに抑えました。ソロ本塁打2本による失点はもったいなかったですが、今日の試合での初被安打になった牧のソロは打者をほめるしかないでしょう。


6回に佐野のソロで同点に追いつかれ、さらに関根のヒットと盗塁で2塁まで進められて、宮崎を迎えた場面。三遊間へ転がった打球を呉念庭がダイビングして止めて(三ゴロにして)、勝ち越し点を献上しなかったのが大きかったですね。


打線は3回にアグー(山川)の犠飛で先制したのですが、相手の判断ミスで外崎の二ゴロが併殺にならず、打者走者が残ったことが先制点につながりました。一塁手の佐野がダイレクト捕球だと判断したのか4→6→3の送球の際に一塁ベースを踏んでいませんでした。4回には岸のソロで2点目をあげたのですが、今日の試合は2回に先制点が取れていたと思います。オグレディと岸の連続死球で無死1、2塁。普通ならバントなのですが、相手投手が制球に苦労していたので、普通に打たせても良かったですね。制球に苦労する投手にバントでアウトをあげるのは愚策に思いますし、もちろんこの場面もそうだったと思います。結果的に、古賀が初球バント失敗で走者を進められず、続く滝澤が初球で遊ゴロ併殺に倒れて、あっさり2球でチャンスを潰しました。はっきり言えばベンチの作戦ミスです。2回に点を取れていれば、少しは楽に試合が進められたと思いますし、先発のエンスに勝利投手がついていたかもしれません。


6回に佐野のソロで同点に追いつかれて以降、ライオンズ打線はなかなかチャンスを作れず。リリーフ陣の水上、平良、増田が7回以降1イニングずつ無失点に抑えて迎えた9回裏。ベイスターズも勝ち試合のような継投だったので、ストッパー(山崎康晃)を投入してくるかと思いきや、平田を投入してきました。ライオンズは最初の打者の古賀の所に代打・クリ(栗山)。出塁を期待していたのですが、ライトスタンドに放り込むという期待以上の結果でゲームセット。最近急に打撃の調子を上げてきたようですが、まさかここで柵越えが出るとは。クリの打撃はもちろん見事なのですが、ベイスターズの週末の勝てなさ加減も恐るべきですね(今日の負けで1勝15敗とのこと)。


交流戦に入り、名古屋と所沢でそれぞれドラゴンズ、ベイスターズを相手に2勝1敗とともに勝ち越し。来週は甲子園、神宮とDHなしでの6試合。交流戦での星勘定をうらなう大事な6連戦になります。

 

 

勝利した試合のこの映像のシーンで「しげる」が出てくるのですが、今日は試合を決めた張本人の映像でした。

 

今日の試合、延長戦に入ることなく9回で決着がつきましたが、延長に突入した場合は10回表の守備では本田がマウンドに上がったものと思われます(9回の攻撃前からブルペンで投球練習を始めていました)。

 

お立ち台は試合を決めるサヨナラ本塁打を放った栗山選手。